令和の「平成芭蕉」

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平成芭蕉の旅語録

平成芭蕉の旅語録~青の都サマルカンドとウルゲンチの仲間たち

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ウズベキスタンの想い出とネットでの親交

ウズベキスタンでの出会い

今日はウズベキスタンの友人から友達リクエストが来て、とても懐かしく、また嬉しくもありました。

私の旅行人生を振り返ると、人類の残した偉大な遺跡や動物たちとの出会いも感動的でしたが、やはりその地に生きる人との出会いはそれ以上に素敵な思い出として心に残っています。

もちろん現地の子供たちの笑顔も忘れ難いのですが、私は現地の案内については地元の英語を話せる学生に声をかけてはお願いしていたので、彼らとの対話がとても印象に残っているのです。

実際、私が世界各地の現地事情を独自の視点で語れるようになったのも、彼らとの対話があったからです。

政治的な問題はいろいろあっても、多くの学生は日本人に好意的でかつ、日本という国に対して敬意を払ってくれていました。

そのため、私は相手国のことを知ると同時に日本の歴史や神話を勉強しては、つたない英語で日本のことを語り、そのお礼として現地を案内してもらっていたのです。

ウズベキスタンで遭遇したデジャヴ

特にウズベキスタンで出会った女子学生にウルゲンチを案内してもたった際には、初めて訪れたにもかかわらず、すでに来たことがあるような既視感(デジャヴ)に遭遇しました。

私はアジアを旅行していると時々このデジャヴュに遭遇します。

静かで不思議な感動を伝える信仰や土着民族の風習、懐かしいと感じる風景など、五感に新鮮な驚きが溢れ、肌ににじんだ汗が地元の空気に馴染む頃、このデジャヴュがやってくるのです。

ウズベキスタンの古都サマルカンドはサンスクリット語のSamaryaに由来し、「人々が出会う場所」という意味がありますが、まさにこの国は人種のるつぼです。

日本人そっくりの蒙古系から先住民族のソグド系民族にいたるまで、様々に着飾った民族が一堂に会する光景は飽きることがありません。

「地上で最も美しい街」サマルカンド

また、サマルカンドは古来より文化の交差路であり、「地上で最も美しい街」と言われ、それ故に略奪の対象となってきました。

紀元前4世紀にはアレクサンダー大王に征服され、8世紀にはアラブ軍に、そして1220年にはモンゴルのチンギス・ハーンによって徹底的に破壊されました。

しかし、14世紀に一代の英雄ティムールによって不死鳥のごとくよみがえり、「青の都」として繁栄を取り戻したのです。

私は案内してもらった彼女の友人たちにも会いましたが、ティムールの血が流れているかのように、みんな生き生きとした目をしており、人との出会いを大切にしつつ「ひたむきに生きている」姿に感動しました。

今日、現地を訪れなくてもネット上で親交を深めることができるのも旅の遺産です。

よって旅行の醍醐味はやはり人との出会いであると思います。

日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産!

「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることを記念して、私はこのたび『縄文人からのメッセージ』というタイトルで令和の旅を語り、Amazonの電子本として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』とともにご一読下さい。

★平成芭蕉ブックス
 ①『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
 ②『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
 『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅 

平成芭蕉ブックス『令和の旅指南』

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私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って日本遺産を旅しています。

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平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。

「令和の旅」へ挑む平成芭蕉

*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照

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