25年に一度の聖年特別企画 黒田尚嗣講師同行 バチカン・ローマ 7日間
2025年教皇フランシスコの死に伴い、教会の新しい指導者を選ぶための「教皇選挙会議(Conclave、コンクラーヴェ)」として知られる選挙が行われ、プレヴォスト枢機卿が新しい教皇「レオ14世」に選ばれました。この旅日記はこの記念すべき2025年に次の四大バシリカの聖なる扉をくぐり、教皇庁ゆかりのヴィテルボやオルビエートを訪ねた旅の記録です。
①:サン・ピエトロ大聖堂
②:サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂
③:サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
④:サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂
2025年聖なる扉をくぐる
◆1日目 2025年7月9日(水) <羽田→ローマ>
9:45 羽田空港第3ターミナル 3階出発ロビーY団体カウンターで出迎え Y団体カウンター7・8番にて受付
10:15 ITAエアウェイズ航空カウンターにて各自荷物のチェックイン
12:15 146番ゲートより搭乗開始
12:45 ITAエアウェイズ航空793便(AZ-793)にてローマへ
*機内食2回+おにぎり・サンドイッチ、Air Bus(ABC-DEG-JKL)
*時差 -7時間
ITAエアウェイズ
20:20 ローマ・フィウミチーノ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)国際空港到着
*入国審査・各自荷物をPick Up
21:00 専用バスにてホテルへ
*現地アシスタントMr Luigi Nutiさんの出迎え
*ドライバーはTRACK TOUR SRLのMr.Maurizio
*空港はローマの南西30kmのフィウミチーノ市にある
21:30 BELSTAY ROMA AURELIA HOTELへチェックイン
*Via Bogliasco,27, 00165 Roma RM(+390666411200)
*部屋から部屋の電話は8+Room No.
*夕食はなし
【BELSTAY ROMA AURELIA泊】
ローマのBelstayホテル
〔旅日記〕 天候は晴れ 28℃
キリスト教カトリック教会の教皇フランシスコは、2025年4月21日、88歳で帰天され、ローマ・カトリック教会の霊的指導者としての12年間の任期を終えられました。教皇の死去を受けて、使徒座空位の間、枢機卿団の事務長カメルレンゴを務めるファレル枢機卿が教皇代理となり、教皇の指輪と、公文書を認証するために使用される鉛の印章を破壊しました。
教皇フランシスコの遺言により、遺体は歴代教皇が使用した伝統的なヒノキと鉛、ナラの三重の棺ではなく、簡素な木製の棺に納められ、ふたの開いた棺に納めたまま安置、バチカン市国内ではなくローマのサンタ・マリア ・ マッジョーレ大聖堂に埋葬されました。
そして教皇フランシスコの死に伴い、教会の新しい指導者を選ぶための「教皇選挙会議(Conclave、コンクラーヴェ)」として知られる選挙がシスティーナ礼拝堂にて行われ、その煙突から5月8日午後6時過ぎ、4回の投票で第267代のローマ教皇が決まったことを世界に伝える白煙が上がり、白煙の約1時間後、聖ピエトロ大聖堂のバルコニーに、まずドミニク・マンベルティ枢機卿が現れ、プレヴォスト枢機卿が新しい教皇「レオ14世」に選ばれたと発表しました。
今回の2025聖年特別企画では、特別に開く4つの「聖なる扉」を順次巡るだけでなく、カトリック教会史上最初で最長のコンクラーヴェが開催されたヴィテルボや中世にはローマ教皇が密かに隠れ住んだオルヴィエートも訪れます。
25年に一度の聖年といったこのスペシャルイベントでは、キリスト教徒でない方にとっても生涯忘れられない思い出となるように祈念しつつ羽田空港を出発しました。
◆2日目 2025年7月10日(木) <ローマ>
7:00 モーニングコール
7:30~ 朝食(ロビー階のホテルレストラン)
*ロビー階のレストランSEGUIMIでビュッフェ
9:00 専用バスでローマ市内のバチカン美術館へ
*ガイドのMs. Sakai Kaoriさんとホテルでミート
*ドライバーはTRACK TOUR SRLのMs.D’agostino Maria
バチカン美術館
10:00~12:15 バチカン美術館Vatican Museum
*「地図のギャラリー」:16世紀に作られたイタリア各地の地図や教会領地を、廊下の両側や天井に展示しているギャラリーです。
*「ラファエロの間」:ラファエロ・サンティと弟子たちにより手掛けられたフレスコ画で、「ボルゴ火災の間」、「コンスタンティヌスの間」
「ヘリオドロスの間」「署名の間」の4の部屋から構成されています。
*「アテナイの学堂」: 当時のオールスターと呼ばれる偉人が集結しており、入場チケットのデザインになっている、プラトン(左)とアリストテレ
ス(右)も登場しています。
アテナイの学堂
ニコラウス5世礼拝堂Chapel of Nicholas V
*通常非公開の場所で、フラ・アンジェリコのフレスコ画が残り、壁面の上段は、聖ステファノの生涯の場面を、下段は聖ラウレンティウスの生涯 の場面を描いています。
*フレスコ画に登場するローマ教皇シクストゥス2世の容貌はニコラウス5世のものです。
聖ラウレンティウスを助祭に叙任するシクストゥス2世
システィーナ礼拝堂Sistine Chapel
*システィーナ礼拝堂は、ローマ教皇選挙会「コンクラーヴェ(Conclave)」の会場として知られ、ミケランジェロの天井画「天地創造」と祭壇画
「最後の審判」で有名です。
システィーナ礼拝堂の祭壇画
12:30~13:30 昼食は市内のSATIRICUSレストラン
Via dei Corridori, 58 Roma
*前菜 Salade Mixte(Mixed Salad)
*メイン Baked pork cacciatora style with baked potatoes
*デザート Profiterole
13:50 ピオ広場より十字架を先頭にJubilee Pilgrims 2025行進
Jubilee2025行進の出発地ピオ広場
14:00~16:15 【聖なる扉①】サン・ピエトロ大聖堂Basilica di San Pietro in Vaticano
*ミケランジェロやラファエロも設計や監修に携わりました。
*サン・ピエトロ大聖堂のポルタ・サンタ(聖年の扉①)をくぐりました。
サン・ピエトロ大聖堂の聖なる扉
16:30 バチカンのGianicolo駐車場よりバスにてヌォーヴァ教会へ
*ウンベルト橋付近で下車、ナヴォーナ広場を経由して徒歩移動
17:00~18:00 ヌォーヴァ教会Chiesa Nuova(Santa Maria in Vallicella)
*1575年にグレゴリウス13世がフィリッポ・ネリに再建させた教会で、オラトリオ会の新たな本部という意味でキエーザ・ヌォーヴァと呼ばれ、 ルーベンスの祭壇画で有名です。
ルーベンスの祭壇画
18:00 徒歩にて夕食のレストランへ
18:15~19:30 夕食は市内のTrattoria Polesereレストラン
Piazza Sforza Cesarini,40 Roma
*前菜 Lasagna with cheese, pepper and artichoke(no tomato)
*メイン Beef braised in Cesanesse wine with mashed potatoes
*デザート Raffaello cake(sponge cake with white chocolate,
whipped cream and shredded coconut)
20:00 ホテル到着
【BELSTAY ROMA AURELIA泊】
ナヴォーナ広場
〔旅日記〕 天候は快晴 34℃
2016年の「慈しみの特別聖年」の際には、西洋美術史家の木村泰司さんにいろいろと教わって巡りましたが、今回はバチカン公認ガイドの酒井香織さんに3日間同行していただきます。まずはバチカン美術館に訪れましたが、この美術館はローマ市に領域のある世界最小の独立国家バチカン市国内にあり、500年以上の歴史を持ち、全部で24の美術館からなります。中世教皇庁の建物の一部(ニコラウス5世の礼拝堂、ラファエロの間等を含む)、ピナコテーカ絵画館、近代宗教美術コレクション、ピオ クレメンティーノ美術館、古代彫刻、エジプト美術、エトルリア美術、そして教皇宮殿内のギャラリー(地図のギャラリー、燭台ギャラリー、綴れ織りギャラリー) 他、教皇宮殿内の居室や広場等が見学コースに含まれ、最後にミケランジェロの天井画および祭壇画 「最後の審判」で世界に知られるシスティーナ礼拝堂があります。
ニコラウス5世の礼拝堂は、宮殿の最も古い部分である教皇インノケンティウス3世の塔の中に位置しており、通常は入れませんが、今回は特別に予約が取れて、貴重なフラ・アンジェリコによるフレスコ画連作を鑑賞することができました。
サン・ピエトロ大聖堂
昼食後は、サンタンジェロ城前のピア広場からサン・ピエトロ広場に続く長い一直線の道 コンチリアィオーネ(Conciliazione)通りを十字架先頭に歩く巡礼者の行進(Jubilee Pilgrims)に参加し、サン・ピエトロ大聖堂の「聖なる扉」をくぐって、聖ペテロの墓を巡礼者として礼拝しました。
そして初日の最後に訪れたのはルーベンスの祭壇画で知られるサンタ・マリア・イン・ヴァリチェッラ教会(通称キエーザ・ヌオーヴァと言われるオラトリオ修道会)でした。ルーベンスはここで3枚の祭壇画を描き終えると、母危篤の知らせが届いて故郷アントワープに戻ったため、装飾された主祭壇画の神聖な除幕式には参加出来なかったと言われています。
夕食はヌオーヴァ教会に近いレストランでとり、帰りにはナヴォーナ広場を経由してテベレ河畔のバス乗り場まで歩き、そこでホテルへのバスに乗車しました。
Jubilee2025ルーチェ像
◆3日目 2025年7月11日(金) <ローマ>
7:00 モーニングコール
7:30~ 朝食(ロビー階のホテルレストラン)
*ロビー階のレストランSEGUIMIでビュッフェ
9:00 専用バスでローマ市内のローマ市内のコロッセオ付近へ
コロッセオ
*ガイドのMs. Sakai Kaoriさんとホテルでミート
*ドライバーはTRACK TOUR SRLのMr.Proietti Marco
*コロッセオ付近より徒歩にて移動
10:10~11:10 サン・クレメンテ・アル・ラテラノ聖堂BASILICA DI SAN CLEMENTE
サン・クレメンテ・アル・ラテラノ聖堂
*素晴らしいモザイク装飾と地下に眠る教会跡やミトラ神殿がみどころですが、床の美しいモザイクは、ローマに残る最も見事なコズマーティ様式
の作品といわれています。
*ミトラウムはペルシャの神ミトラスに捧げられた神殿ですが、中には神が牛を屠る姿を描いた祭壇があります。
ペルシャの神ミトラスに捧げられた祭壇
11:20 バスにてサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂へ
11:40~12:30 【聖なる扉②】サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂San Giovanni in Laterano
*ラテラノ大聖堂はローマ司教としての教皇の司教座聖堂(カテドラル)であり、「全カトリック教会の司教座聖堂」「すべての教会の母」とも呼
ばれ、使徒の彫刻が出迎える壮麗な大聖堂です。
サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂
*ラテラノ大聖堂は二人のヨハネを記念する聖堂として崇敬を集めました。
*サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂のポルタ・サンタ(聖年の扉②)をくぐりました。
サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂の聖なる扉
*ローマで最も美しいと言われる回廊(キオストロ)を持つ中庭
ラテラノ大聖堂の回廊
12:30~14:00 昼食はローマ市内のAMEDEOレストラン
Via Principe Amedeo 16 00185 Roma
*前菜 Spagetti carbonara
*メイン Veal saltimbocca Amedeo with vegetables
*デザート Tiramisu
15:00~16:00 コロンナ美術館Palazzo Colonna貸し切り見学
コロンナ美術館
*イザベッレ王女の居住区(アパルトマン)見学
(イザベッレ王女はマルカントニオ公と恋に落ち、ローマに来ました)
イザベッレ王女の居住区
*天井に描かれたフレスコ画と貴重なベネツィア派の絵画鑑賞
*映画「ローマの休日」最後のシーンが撮られたのがこの大広間でした。
コロンナ宮殿の大広間
16:15 ベネツィア広場、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂を経由、
サンタ・マリア・イン・コスメディン教会付近でバス乗車
17:00~18:00 【聖なる扉③】サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂Santa Maria Maggiore
*祝福のギャラリーMandatory whispers for guided Tourへ
*2階部分に隠されたベルニーニ作の螺旋階段や宝物館見学
ベルニーニ作の螺旋階段
*サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂のポルタ・サンタ(聖なる扉③)をくぐりました。
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の聖なる扉
*教会内には36本の大理石の柱廊があり、上部には5世紀(シスト3世の時代)のモザイクでモーゼのヨシュア記の話、左側はイサブとヤコボのアブ
ラハムの話が36枚のモザイク絵画にて紹介されています。
*4月に帰天されたフランシスコ教皇が眠る墓
フランシスコ教皇が眠る墓
*最後はジェラートで締めくくりました。
18:15 バスにて夕食レストランへ
*夕食前にスペイン階段に立ち寄り
18:30~20:00 夕食は市内のPICCOLO MONDOレストラン
Via Aurora, 39 Roma
*前菜 Tonnarelli pasta with red tuna
*メイン Cod fish in sweet and sour sauce with cicory
*デザート Cheesecake with raspberries. White chocolate powder and passion fruit sorbet
20:30 ホテル到着
【BELSTAY ROMA AURELIA泊】
〔旅日記〕 天候は快晴 32℃
今日は聖年で開かれる四大バジリカの聖なる扉の内、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂とサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂を訪ねますが、最初に訪れたコロッセオ近くに位置するサン・クレメンテ・アル・ラテラノ聖堂は、私たちに異教のルーツからキリスト教の興隆まで、ローマの変遷を探るユニークな機会を提供してくれました。1世紀のローマの家(ドムス)から、2世紀のミトラウム、そして4世紀と12世紀のバジリカまで、建物の各層は変遷と継続性の物語を語ります。
1世紀のローマの家(ドムス)
1世紀の古い住居跡は、裕福なローマ人ティトゥス・フラウィウス・クレメンスのもので、精巧なフレスコ画や機能する排水システム、そして初期のキリスト教礼拝に使われていたとされる秘密の地下室を備えていました。2世紀のミトラウムはペルシャの神ミトラスに捧げられた神殿ですが、中には神が牛を屠る姿を描いた祭壇があり、これはミトライズムの信仰の中心的なシンボルです。
初代教皇クレメンテ1世に捧げられた最初のバジリカは、ローマのドムスとミトラウムの遺跡の上に建設されており、コンスタンティヌス大帝の治世下におけるローマの歴史の転換点を示し、キリスト教の拡大を象徴しています。
12世紀になってローマの略奪で被害を受けた元のバジリカが、今日見られる構造に置き換えられ、聖ペトロの3代目の後継者である教皇クレメンテ1世に捧げられており、深い宗教的重要性を持っています。
続いて訪れた2つ目の「聖なる扉」があるサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂が他の聖堂と異なるのは、この大聖堂には宮殿が付随してローマ司教としての教皇が在籍していたことです。そのため、この大聖堂は「救世主大聖堂」、「全カトリック教会の司教座聖堂」とも 呼ばれ、バロック風の内装は絢爛豪華で、ローマ教皇の威容と歴史を感じさせるものになっています。
また、この聖堂にはローマで最も美しいと言われる回廊(キオストロ)を持つ中庭があり、私は酒井さんの解説の後のフリータイムにこの”コズマ風建築”の回廊をめぐって美しいモザイク装飾も鑑賞しました。
昼食後は今回のツアーのハイライトの1つである貸し切りのコロンナ美術館(コロンナ宮殿)見学でした。映画「ローマの休日」の最後の記者会見シーンは、このコロンナ宮殿の大広間で撮影されましたが、現在もコロンナ家が所有し、彼らが住んでいる場所です。
コロンナ宮殿の大広間
今回は特別にイザベッラ王女が生前に過ごしていたままの状態に保っているアパルトマン(居住区)も見学することができました。部屋の中央には金箔張りの優美な木製小卓があり、そこには鎖に繋がれたトルコ人達がデザインされていて、マルカントニオ・コロンナが1571年のレパントの海戦でイスラム教徒の脅威を退けたことを偲ばせています。
本日の締めくくりは3つ目の「聖なる扉」があり、4月に帰天されたフランシスコ教皇が眠るサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂です。「サンタ・マリア・マッジョーレ」(聖母マリアの聖堂)という名称には二つの意味があり、一つは世界の聖堂の中でも特に重要な母なる教会であるということ、第二にカトリック信仰において聖母マリアへの崇敬を表す聖堂であるということです。
私たちはまず2階の「祝福のロッジャ」に上がり、この大聖堂に伝わる「真夏の雪」伝説のモザイクを見学しました。「祝福のロッジャ」の奥にはカタツムリのようならせん階段がありましたが、これはこの大聖堂に眠るベルニーニの作と言われています。
「真夏の雪」伝説のモザイク
「真夏の雪」伝説とは、352年8月4日の夜、教皇リベリウスとその父、ジョヴァンニの夢の中に聖母マリアが現れ、「エスクイリーノの丘に行けば雪に覆われた場所があるので、そこに教会を建てるように」と告げ、翌日、2人が指示された丘に行ってみるとお告げの通り、真夏にもかかわらず雪に覆われた所があったので、早速、その場所に教会を建てたというものです。実際、この聖堂の裏正面は伝説通りのエスクイリーノ広場に面して建っており、
この伝説から2世紀以降、この教会は「雪のサンタ・マリア教会」とも呼ばれるようになり、毎年8月5日のミサでは、教会の天井から白い花びらがまかれ、真夏の雪が再現されているのです。
◆4日目 2025年7月12日(土) <ローマ>
7:00 モーニングコール
7:30~ 朝食(ロビー階のホテルレストラン)
*ロビー階のレストランでアメリカンビュッフェ
9:00 専用バスでローマ市内のローマ市内のテベレ河畔へ
*ガイドのMs. Sakai Kaoriさんとホテルでミート
*ドライバーはTRACK TOUR SRLのMr.Sabellico Fabio
9:00~ サンタゴスティーノ教会Basilica Sant Agostino in Campo Marzio
カラヴァッジョ作「ロレートの聖母」
*カラヴァッジョ作「ロレートの聖母」、ラファエロ作「預言者イザヤ」があり、ロレートの聖母では裸足の聖母子が斬新に描かれています。
9:45~ サン・ルイジ・ディ・フランチェージ教会Chiesa San Luigi dei Francesi
*カラヴァッジョ作「聖マタイ3部作」がある
カラヴァッジョ「マタイ3部作」
10:10 徒歩にてパンテオン経由でロヨラ教会へ
10:25~ 聖イグナチオ・ディ・ロヨラ教会Chiesa di Sant Ignazio di Loyola
*修道士の芸術家アンドレア・ポッツォが描いただまし絵の天井画がある
騙し絵「聖イグナチオ・デ・ロヨラの栄光」
10:45 バスにてシスト橋付近へ移動
11:00~12:00 ファルネジーナ荘Villa Farnesina
*貴族の邸宅とともにラファエロが手掛けたフレスコ画の壁画鑑賞
*特にラファエロの傑作「ガラテイアの勝利」、天井画「プシケの物語」
ラファエロ「ガラテイアの勝利」(中央)
12:15 バスにてピエモンテ付近へ移動
12:30~13:45 昼食は市内のCESARINAレストラン
Via Piemonte 109 Roma(映像の魔術師フェデリコ・フェリーニ所縁)
*前菜 Minestrone
*メイン Roman chicken with capriccios salad
*デザート Fresh fruit salad
13:55 バスにて市街のサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂へ
14:25~17:00 【聖なる扉④】サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂 Basilica di San Paolo fuori le mura
サン・パオロ・フォーリ・レムーラ大聖堂
*当時のローマ城壁から2kmも離れたこの場所は、オスティア街道沿いにあり、紀元前2世紀ころから紀元5世紀頃までは埋葬所であり、聖パ オロは現在の聖堂下に眠っています。
*サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂のポルタ・サンタ(聖年の扉④)をくぐりました。
サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂の「聖なる扉」
*CORO MARIAREN BIHOTZA ABESBATZA合唱団の讃美歌鑑賞
*両脇の廊には、5世紀から現在の歴代教皇の肖像モザイク画が円の中に描かれ並べられており、上には聖パオロの生涯が描かれています。
サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂
17:05 バスにてサンタンジェロ橋付近へ移動
17:30~18:30 夕食は市内のOPERAレストラン
Via Paola 48, Roma
*前菜 Grilled vegetables
*メイン Choice of 1pizza among Margherita or Capricciosa or pizza with ham(no tomato)
*デザート Ice Cream
19:15 サンタンジェロ城前よりバスにてホテルへ
19:30 ホテル到着
【BELSTAY ROMA AURELIA泊】
4つの「聖なる扉」をくぐった証書
〔旅日記〕 天候は快晴 31℃
ローマにおける3日目は四大バジリカの聖なる扉の内、残るサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂を訪ねますが、午前中は市内の教会とファルネジーナ荘を見学します。
最初に訪れたサンタゴスティーノ教会は正式には「サンタゴスティーノ・イン・カンポ・マルツィオ教会」と言い、パンテオンの近くに位置しています。館内の左右には10以上の礼拝堂が並んでいましたが、やはり有名なカラヴァッジョの作品「ロレートの聖母」が私の目を惹きつけました。
別名「巡礼の聖母」と呼ばれるこの絵は、巡礼の長旅で黒く汚れた裸足の足を 観る者の方へ突き出した夫婦が、とても聖母子とはわからない庶民的な姿の親子に、ひざまずいて祈る姿を描いています。
実際、数え切れないほどの巡礼者たちが、聖母マリアに奇跡を求め、 あるいは神のとりなしを求めて、ロレートへ向かったと言われています。(ロレートの『サンタ・カーザ』(聖なる家)は、聖母に捧げられた全ての巡礼聖堂の中で世界的に第一のものであり、キリスト教における聖母マリアの、まことの中心地です。」
そしてこの教会にはイタリアが生んだ天才ラファエロの作品「預言者イザヤ」もありましたが、ラファエロらしい上品で優雅な雰囲気には安らぎを覚えました。
2番目に訪れたサン・ルイジ・ディ・フランチェージ教会は十字軍を指揮したフランス国王ルイ9世に捧げるために16世紀に建造され、ローマ在住のフランス人の国民教会となっています。みどころはバロックを代表する画家、カラヴァッジオの3部作「聖マタイと天使」「聖マタイの召命」「聖マタイの殉教」です。「聖マタイの召命」の中では下を向いて硬貨を数える人物がマタイだといわれており、「殉教」にはカラヴァッジオ自身の苦悩も描かれていると言われています。
聖マタイの召命
3番目に訪れた聖イグナチオ・ディ・ロヨラ教会はイエズス会の創設者の一人であるイグナチオ・ディ・ロヨラに捧げられた教会ですが、見どころはアンドレア・ポッツォが描いたトリックアート(だまし絵)です。彼はイエズス会の平修道士で、修道会の演劇の舞台などを作る舞台美術を担当していたと言われていますが、何度見ても立体に見える遠近法を用いられた天井画「聖イグナチオの栄光」は見事です。中心付近には「イエス様」、そしてこの教会の名前ともなっている聖人「イグナチオ」そして、日本人なら馴染みのある「ザビエル」も描かれています。
午前中、最後に訪れたのは“ルネサンスの宝石”と称され、ラファエロなどのフレスコ画で知られるファルネジーナ荘です。アモーレとプシケの間の天井画、遠近法の間にある16世紀当時のローマ市街地が描かれた「だまし絵」、アレキサンダー大王とロクサーヌの結婚の間にある絵などが印象に残りましたが、やはりガラテイアのロッジアにあるラファエロ作『ガラテイアの勝利』は特別でした。
ファルネジーナ荘にて
午後はいよいよ4つ目の「聖なる扉」があるサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂を訪ねました。サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂は、コンスタンティヌス帝が聖パオロの墓の後に建てたとされ、ローマで最も美しい聖堂でしたが、1823年に職人の火の不始末によってほぼ全焼してしまい、現在の聖堂は再建されたものです。
しかし、13世紀に造られたゴシック様式の祭壇天蓋や、ベネツィア派の手によるモザイク画で飾られた後陣、そして4世紀に建造された凱旋アーチなどは、火災の被害を免れ、当時の面影を今に伝えています。
この荘厳な聖堂の雰囲気にも感動を覚えましたが、今回、私たちはスペインから来たCORO MARIAREN BIHOTZA ABESBATZA聖歌合唱団のコーラスを聞くことができ、キリスト教徒でなくてもこの聖パウロゆかりの聖堂で聞く美しいメロディーには感銘を受けました。
聖歌合唱団のコーラス
◆5日目 2025年7月13日(日)<ローマ→ヴィテルボ→オルヴィエート→ローマ>
6:30 モーニングコール
7:00~ 朝食(ロビー階のホテルレストラン)
8:30 バスにて初めてコンクラーヴェが行われたヴィテルボへ(107km)
*ドライバーはTRACK TOUR SRLのMr.Sabellico Fabio
9:50 ヴィテルボのPiazza Martiri D’Unghena広場到着
*現地ガイドのMs. ISA Bianchiとミート
9:55 ISAさんの案内でヴィテルボ市内観光へ
ヴィテルボの噴水
10:10 プレビシート広場Piazza del Plebiscito
*13世紀の時計塔と町のシンボルであるライオン像が見下ろす広場
10:15~ プリオーリ宮Palazzo dei Priori
*プリオーリ館のテラスには美しい噴水があり、ファウルス谷の絶景が見られます。
*館内には現役の議事堂あり、エトルリア時代の地図等が展示
*時計塔はポデスタ館Parrazo del Podestaに付属
11:00 徒歩にてサン・ロレンツォ通りを経由、ジェズ広場Piazza del Gesu’へ
*サン・シルベストロ教会ではダンテ『神曲』に語られた英貴族の悲劇
*ファルネーゼ館Parazzo Farnese横にはエトルリア時代の遺跡が残る
11:05 サン・ロレンツォ広場Piazza San Lorenzo
11:10~12:00 教皇宮殿(Palazzo papale/Palazzo dei Papi)と大聖堂付属博物館
ヴィテルボの教皇宮殿
*この宮殿にあるコンクラーヴェの間(Aula del Conclave)にて1271年、33か月にも及ぶ教皇決定会議の末、初のコンクラーヴェ開催。
*この時に選出された第184代ローマ教皇グレゴリウス10世が、なるべく早く教皇を決めることができるように、現代まで続く教皇選挙の様式であ る密室選挙、コンクラーヴェを確立したと伝えられています。
最初のコンクラーヴェ会場
*優美なゴシック様式の回廊からはトリニティ教会や町の城壁が展望
12:00~12:15 ヴィテルボ大聖堂Viterbo Cathedral
*12世紀のロマネスク様式の大聖堂Cattedrale di San Lorenzo
*かつてはヴィテルボ伝説上の創始者ヘラクレスの神殿がありました。
ヴィテルボ大聖堂
12:15 Piazza della Morteを通り抜け、魅惑的なサン・ペッレグリーノ地区へ
サン・ペレグリーノ地区散策
*Piazza S.Pellegrino付近は渡り廊下や外付け階段など13世紀の佇まい
*ザッフェラ陶器の店TUSCIAに立ち寄り
ザッフェラ(陶器)の店
12:25 Piazza Martiri D’Unghena広場のバス駐車場へ
*ガイドのISAさんとお別れ
12:30 ヴィテルボよりオルヴィエートOrvietへ出発(45km)
13:45 オルヴィエート到着(Maggiore門付近)
*エレベーター、エスカレーターを乗り継いで旧市街へ
13:50~14:45 昼食はオルヴィエートのLe Grotte del Funaroレストラン
Via Ripa Serancia 41, Orvieto
*前菜 Ombrichelli pasta orvietana style with mushrooms and sausage
*メイン Veal roll stuffed with omelette with boiled vegetables
*デザート Panna cotta
Le Grotte del Funaroレストラン
14:45 レストランで現地ガイドのMs. Rosannaとミート
14:50 現地ガイドのRosannaさんの案内でオルヴィエート市内観光
*オルヴィエートとはエトルリア人のUrbs Vetus(古い町)の意
マウリツィオの塔Maurizions Turm
*上に立つブロンズ像がマウリツィオで大聖堂建築作業の時間を知らせる時計塔
モーロの塔Turm del Moro
*コルソ通りを経由してレプッブリカ広場へ
*L’Orvietanで買い物 (オリーブの木を使ったキッチン用品や、オリーブの絵柄の食器等)
オルヴィエートのL’Orvietan
レプッブリカ広場Piazza del Repubblica
市庁舎Stadtverwaltung
*16世紀末に建立
サント・アンドレア教会Kirche Sankt Andreas
*珍しい12角形の鐘楼を持つロマネスク様式の教会
15:10 オルヴィエートの町のシンボル、ドゥオーモDuomoへ
15:15~16:00 オルヴィエート大聖堂Duomo
オルヴィエート大聖堂
*教皇ニコロ4世の命により1290年に建築開始
*ロレンツォ・マイタニがデザインした尖塔とファサードの美しいモザイクが特徴
*ファサード最下段の柱の浮彫は左から「旧約聖書物語」「エッサイの木」「新約聖書物語」「最後の審判」
*コルポラーレ礼拝堂は1263年の「ボルセーナの奇跡」の聖体布とコルプスドミニ祭の原点として有名 ですが、 ボルセーナの奇跡は、1263年
の夏、ボヘミアの司祭、ピエトロ・ダ・プラハがボルセーナのサンタ・クリスティーナ教会にてミサを行っている最中に起こりました。
*ウルバーノ4世により、サンタ・クリスティーナ教会(オルヴィエート)での奇跡から「聖体の祝日」が制定されました。
サン・ブリツィオ礼拝堂Kapelle St. Brizio
*べアト・アンジェリコが描き始め、シニョレッリの作品として知られる『最後の審判』で有名
シニョレッリ「最後の審判」
*この『最後の審判』はミケランジェロが参考にしたルネッサンス期の一連絵画です。
*イッポーリト・スカルツァ作の「ピエタ像」も必見
16:00 ドゥオーモ広場より徒歩にてカヘン広場へ
16:15 カヘン広場よりシャトルバスにてトレニタリア オルヴィエート駅へ
*近くに教皇クレメンテ7世が掘らせた「サン・パトリツィオの井戸」
16:20 オルヴィエート駅到着後、WC休憩
16:30 オルヴィエートよりローマへ
18:10 ホテル到着
19:30~20:25 夕食はホテル内のSEGUIMIレストランにて
*前菜 Rigatoni pasta with broccoli and bacon
*メイン Grilled sausage with baked potatoes
*デザート Tart with jam
【BELSTAY ROMA AURELIA泊】
〔旅日記〕 天候は雨 28℃
最終日の今日はローマとバチカン市国の歴史を学ぶために、教皇選挙のコンクラーヴェ発祥の地であるヴィテルボと危急時に教皇が避難したとされる要塞都市オルヴィエートを訪ねました。
教皇の町として有名なヴィテルボは、ローマを州都とするラツィオ州の北部に位置するヴィテルボ県の県都で、トスカーナ州とウンブリア州の州境に位置しており、古代ローマ時代はトゥーシャと呼ばれ、カッシア街道の拠点として繁栄していました。
紀元前8世紀から1世紀頃にイタリア半島中部にあった都市国家群であるエトルリア文明が栄えていた場所でもあり、中世の13世紀前後にはトゥーシャの中心として栄え、多くのローマ教皇が居住し、そのため町全体が城壁で囲まれています。
私たちは現地ガイドのISA Bianchiさんに歴史的、芸術的に価値のある建造物や教皇選挙コンクラーヴェ発祥の教皇宮殿へも案内していただきました。
最初に訪れたプレビシート広場前のプリオーリ宮殿は、13 世紀の市民宮殿で、現在は「市庁舎」とピエタとむち打ちを描いたセバスティアーノ デル ピオンボの有名な祭壇画を所蔵するポルチチ美術館の両方が入っていました。
そして雨天の中、教皇宮殿内を見学しましたが、この宮殿はヴィテルボ大聖堂の記念碑的な複合施設の一部であり、訪問者は中世の歴史と建築を堪能することができます。この場所で行われたアウラ デル コンクラーヴェは、カトリック教会史上最初で最長のコンクラーヴェでした。宮殿のもう 1 つの注目すべき特徴は、教皇のロッジアとして知られる祝福のロッジアですが、この建物はとてもエレガントで調和のとれた美しいアーチが印象的でした。
私たちはミサが終わった頃を見計らってヴィテルボ大聖堂も訪れましたが、このロマネスク様式の教会内部はコズマーティ様式のタイルが敷き詰められた大理石の床に目が惹かれました。ほかにも、14 世紀のフレスコ画、フランチェスコ ダ アンコーナ作の洗礼盤、聖ロレンツォの生涯を描いた絵画などが印象に残りました。
バス乗り場に戻る帰路では、中世の雰囲気が残るサン・ペレグリーノ地区を散策し、ヴィテルボ名産のザッフェラ陶器の店TUSCIAにも立ち寄りました。
ヴィテルボからオルヴィエートへはバス移動でしたが、雨が激しく降ってきたため、周囲が崖となった丘の上に作られた要塞都市の様子を車窓よりはっきりとは確認できませんでした。しかし、エレベーターとエスカレーターを使い、オルヴィエートの昼食場所に向かう際には雨も止んでラッキーでした。レストランで現地ガイドのRosannaさんとミートして市内観光に出発しようとするとまた雨が降ってきました。
しかし、私たちは雨にも負けず、「カブール通り(Corso Cavour)」を歩きながら、モーロの塔、マウリツィオの塔などを経由、市庁舎(パラッツォ コムナーレ)のあるレプッブリカ広場を目指しました。そしてまず珍しい12角形の鐘楼を持つロマネスク様式のサント・アンドレア教会を訪ねました。この教会は サンタンドレアとサン バルトロメオに捧げられており、美しいフレスコ画が印象に残りました。
そして最後に今回のツアーの目玉の1つであるイタリア・ゴシック建築の最高峰と評されるオルヴィエートのドゥオーモを訪ねました。このドォオーモはミケランジェロが参考にしたシニョレッリの壁画があることで知られています。 礼拝堂全面に描かれた一連の作品の中でも特に有名なのが、入って右壁にある「地獄(罪されし者を地獄へ追いやる天使)」です。独特の感性の色彩、力強い筆のタッチがイメージの基礎となったダンテの「神曲」 地獄編をみごとに表現しており、迫り来る美しさに鳥肌が立ちます。
この当代きっての人気画家シニョレッリが報酬として要求したのは、住居や賃金の 他に年間1000リットルものオルヴィエートの白ワインだったそうです。実際、オルヴィエートは今日でも白ワインが名産で、ドゥオーモ脇にはいくつかワインセラーがあって、手ごろな値段で美味しいグラスワインを堪能できます。
本来ならば、このドォーモ前からバスでフニクラの駅があるカヘン広場に移動する予定でしたが、雨天でバスも満席であったため、私たちはやむを得ずカヘン広場まで歩き、そこからは休止中のフニクラの代わりにシャトルバスでオルヴィエート駅前のバス乗り場へ向かいました。
そしてオルヴィエートからローマ市内に向かう約1時間半は「ローマとキリスト教の歴史」と題して車中にてまとめの講座をさせていただきました。
◆6日目 2025年7月14日(月) <ローマ→(羽田)>
7:00 モーニングコール
7:00~9:00 朝食(ロビー階のホテル内レストラン)
10:00 バスにてローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港へ
*アシスタントとしてMs. Murai同行
*ドライバーはTRACK TOUR SRLのMr.Cartin Cristian
11:00 ITAエアウェイズ直行便AZ792便カウンターにてチェックイン
*セキュリティチェック後、搭乗ゲート確定までフリータイム
12:45 Eゲートエリアに移動
*パスポートチェックによる出国手続
13:55 E-15ゲートより搭乗開始
15:05 ITAエアウェイズ航空792便(AZ-792)にて羽田空港へ
*機内食2回+スナック
*機材はAir Bus350(Roberto Baggio)
*時差 +7時間
【機内泊】
ホテル前での記念撮影
〔旅日記〕 天候は晴れ 28℃
昨晩はゆっくりホテルで夕食をとりましたが、今日は早くも日本への帰国日です。帰国便の出発は午後ですが、余裕をみて10時には空港に向かいました。
ローマの空港でのITA航空チェックインは思ったよりスムーズでした。しかし、ゲートがなかなか表示されず、出発も少し遅れましたが、今回は盗難や大き事故もなく、無事に帰国の途につけたのはやはり神のご加護かもしれません。
◆7日目 2025年 7月15日(火) <→羽田>
10:30 羽田空港到着
*入国審査後、ターンテーブルにて集合 *通関後、自由解散
~お疲れ様でした
お世話になったガイドの酒井さん夫妻