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平成芭蕉の旅語録~「日本で最も美しい村」 四ケ村の棚田と肘折温泉郷

日本で最も美しい村 大蔵村「肘折温泉郷と四ケ村の棚田」

「日本で最も美しい村」連合の大蔵村

杜の都仙台から奥州街道、羽州街道を経て新庄市に近い「日本で最も美しい村」連合に選ばれている山形県大蔵村を訪れました。

美しい村連合には、「フランスの最も美しい村」協会の評価基準をもとに、日本の独自性を踏まえて、その土地特有の人の営みが生み出した、独自の景観や地域文化を持つ村が選ばれます。
日本の村にはこの「四ケ村の棚田」のように、農地や森、川と山との連続性があって、長い歴史に育まれてきた心にしみこんでくる美しさがあります。

日本で最も美しい村「大蔵村」

しかし、私は過疎化する村の人達と我々県外の旅人との連携による共通体験こそが、この美しい村の価値を創造すると信じて旅行を企画するのです。

すなわち、この美しい村を応援する意味で、観光的付加価値を見出し、旅行者をお連れすることによって、地方創生というビジネスモデルを構築する一助にしたいと考えているのです。

日本棚田百選のひとつ「四ケ村の棚田」

地蔵倉洞窟

日本棚田百選のひとつ「四ケ村の棚田」は、霊峰月山葉山の懐に抱かれ、それらの山々を源とする銅山川と赤松川が村を貫き、山村としては珍しい広々とした台地が各所に広がっています。

また、近くには数度にわたる爆発を繰り返した、肘折火山のカルデラに位置する肘折温泉郷もあります。

そして、肘折温泉の南には大規模なブナ林が広がっていますが、今回は冬には行けなかった地蔵倉洞窟の散策コースを巡ってきました。

地蔵倉は、この肘折温泉を発見したと伝えられる豊後の国(大分県)から来た源翁が、地蔵菩薩に出会った場所です。

地蔵菩薩は、この崖から落ち、「肘を折って痛かったが、岩の間から湧き出る温泉で傷が治ったので、このお湯のことを皆に知らせて欲しい」と源翁に語ったのです。

そこで、源翁はその洞窟を「地蔵倉」、温泉を「肘折温泉」と名付けて、守り続けたと言われています。

実際、地蔵倉への登山道は、恐怖の崖に沿って細い道を通らねばならず、高所恐怖症の人には大変です。

地蔵菩薩でなくても手すりがないと、崖から落ちて肘を折るだけでは済みそうもありません。

しかし、地蔵倉からの眺めは最高で、この美しい大蔵村のカルデラの様子もよくわかる絶景ポイントです。

肘折温泉郷付近の砂防堰堤(ダム)

やはり、人生においてもそうですが、恐怖に挑戦してそれを克服するとご褒美があるようです。

また、美しさの影にはやはり自然の驚異も背中合わせで存在していることも理解できます。

すなわち、この大蔵村には多くの土砂崩れの跡が残り、国の登録有形文化財に指定されている肘折ダムをはじめ数か所に砂防堰堤が設けられ、崖崩れ対策工事も施されています。

私は美しい場所を見るたびに、なぜ美しく見えるのかを考えるのですが、それは地元の人が、長年にわたり自然災害を克服し、自然と共存してきたからこその美しさだと思うのです。

日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産!

「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることを記念して、私はこのたび『縄文人からのメッセージ』というタイトルで令和の旅を語り、Amazonの電子本として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』とともにご一読下さい。

★平成芭蕉ブックス
 ①『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
 ②『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
 『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅 

平成芭蕉ブックス『令和の旅指南』

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私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って日本遺産を旅しています。

平成芭蕉の旅語録

平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。

「令和の旅」へ挑む平成芭蕉

*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照

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