明けて1日、伊勢の「朔日(ついたち)参り」
新しい月初めには神社へ「朔日詣り」
無事にひと月を過ごせたことを神様に感謝して、新しく始まる月もどうか健康で満ち足りた日々を過ごせますように、と手を合わせるのが神社への「朔日参り」です。
そこで、私は月のはじめの1日にはどこかの神社にお参りするように心がけています。
昨年の7月1日には三峯神社にお参りして白い「気」のお守りをいただいてきましたが、今年は伊勢の神宮で早朝参拝と「みちひらきの大神」猿田彦神社での正式参拝です。
やはり伊勢の朔日参りは早朝に限ります。
赤福の「朔日餅」
これに合わせて赤福も1日限定の「朔日餅」を早朝の午前4時45分より販売しており、7月は赤福の餡(あん)で特製した水ようかんを青竹に流し込んだ「竹流し」という餅です。
「竹流し」には7月7日の七夕祭りのための短冊も付いています。
赤福の朔日餅は1月から12月まで12種類がありますが、私はこの7月の「竹流し」と8月の「八朔栗餅」が好みです。
神宮の神馬見参
「神馬見参」の「草新号」は、まだ慣れない素振りがあるかと思いきや、威風堂々と神職の礼に合わせて首を垂れていた姿にはとても感動しました。
〔伊勢の神宮には内宮に2頭、外宮に2頭の計4頭の神馬がいらっしゃいます〕
また、儀式を終えた「草新号」には厩舎でも会うことができましたが、近くで見ると、美しい鹿毛につやがあって、神馬としての風格はすでに備わっていました。
「みやげ」のルーツ
白以外に銀色やカラフルな色があり、音色も美しくて割れないので「みやげ」に最適です。
そもそも「みやげ」の意味は神宮参拝のお下がりのお札「宮笥(みやげ)」、または人に差し上げる品物を「見上げ」と言ったことが語源とされています。
すなわち、贈る相手の人を良く見上げるように観察して、考えてから買うのが「土産」です。
猿田彦神社で「はじめの一歩」
猿田彦神社は、ものごとの最初にお出ましとなり、万事良い方へお導き下さる神様で、新しいことを始める方には是非ともお参りしていただきたいと思います。
すべては「はじめの一歩」から始まり、新しい初めての事に臨むには勇気のいることですが、この猿田彦の神様はその「はじめの一歩」を正しい方向に向けて下さるのです。
私も今日から新たな挑戦を決意し、「はじめの一歩御守」を手に気持ちを新たにしました。
日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産!
「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されたことを記念して、私はみちのくを旅した芭蕉の研究本『松尾芭蕉の旅に学ぶ』と共に『縄文人からのメッセージ』というタイトルで縄文文化を語り、平成芭蕉の『令和の旅指南』シリーズ(Kindle電子本)として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。
また、日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』、感情の老化を防ぐ私の旅日記である『生まれ変わりの一人旅』とともにご一読下さい。
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③『松尾芭蕉の旅に学ぶ 令和の旅指南Ⅲ』:芭蕉に学ぶテーマ旅 「奥の深い細道」の旅
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私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って日本遺産を旅しています。
平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。
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