伊勢へのレイライン「太陽の道」 | 【黒田尚嗣】平成芭蕉の旅物語

令和の「平成芭蕉」

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平成芭蕉の旅語録

伊勢へのレイライン「太陽の道」

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私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って「共感」する旅をしています

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平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。

*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照

伊勢へのレイライン「太陽の道」~大神神社から斎宮跡へ

2020年最後の旅は黒田家恒例の天照大神を祀る伊勢の神宮へのお蔭参りです。ルートは西宮から笠縫邑の三輪山をご神体とする大神神社檜原神社を経て、斎宮跡へと通じるレイライン〈太陽の道〉です。

2020旅の締めくくり「お蔭参り」

本来ならばこの先の伊勢湾に浮かぶ神島も訪ね、太陽霊の復活祭とされるゲーター祭を見学したいところですが、今はこの祭りは行われていません。〈太陽の道〉上には、太陽信仰の聖地が古代人の足跡のように点在し、初代の斎王とも言われる倭姫命の巡幸を連想させてくれます。

大神神社は私が生まれてから一度も欠かさず毎年お詣りしている私の氏神のような存在で、杉やヒノキなどの大樹が生い茂る参道は、いつも厳かながら優しい雰囲気に包まれています。

檜原神社の三ツ鳥居

ご神体は三輪山そのもので、本殿はなく、拝殿から三ツ鳥居を通して山に向かって遙拝します。また、三輪山は「神の宿る山」として崇められてきた聖地で、「御杖代(みつえしろ)」として天照大神を伊勢へ導かれた倭姫命巡行の出発地でもあります。

倭姫命

倭姫命

太陽の道の東端、現在の明和町に位置していた斎宮は、「いつきのみや」とも呼ばれ、斎王の宮殿と斎宮寮(さいくうりょう)という役所のあったところです。

レイラインの東端「斎宮」跡

斎王は、天皇に代わって天照大神に仕えるため、天皇の代替りごとに皇族女性の中から選ばれて、都から伊勢に派遣されていました。そして、伝説上、初代の斎宮とも言われているのが倭姫命で、おかげ横丁のおかげ座「神話の館」では、その物語が紹介されています。

おかげ座の「神の館」

愛馬VOLVO940で伊勢へのお蔭参り

伊勢の神宮は外宮から内宮の順で参拝しましたが、外宮では有難いことに神馬の「笑智(えみとも)号」に挨拶することができました。私は神馬に会うたびに「天国は馬の背にあり」というコーランの言葉を思い出します。

伊勢神宮の神馬「笑智号」

今回は久々に自分の愛馬VOLVO940Classicの背に乗って来たので快適でした。かつてのようにルーフボックスにはキャンプ用品やスキー用品は積まれておらず、日帰りの旅ですが、医学的視点から心地良さを追求したシートのお蔭で疲れはありません。

これまでの視察は主にレンタカーで、エンジン音も静かなハイブリッドカーを利用しましたが、久々に運転するクラシックな四角いVOLVOに乗ると、ほっとすると同時に人生はのんびり楽しもうという気持ちにさせてくれます。

大神神社前の愛馬VOLVO940

エンジンは240から搭載されているB230という無骨なエンジンですが、私にはこの鼓動のリズムが安心感を覚えます。また、堂々とした佇まい、広々とした空間、派手さや豪華さはありませんが、ヘッドライトは獣の目のように一点を見据え、乗る者を守るために全力を尽くすという自信がフロントフェイス全体から伝わってくるのです。

今年は新型コロナウイルス感染拡大の予防を祈願し、魔除けとして「蘇民将来」のしめ縄を伊勢のおかげ横丁で買って、VOLVOのフロントに飾ってみました。

VOLVO940の「蘇民将来」飾り

「蘇民将来」とは昔、素戔嗚尊(スサノオノミコト)が伊勢の地に差し掛かり、泊まる宿で困り果てていた時、長者の巨旦(こたん)将来には断られるも、貧しくも心豊かな蘇民将来が、快く迎えてくれたことに感謝し、旅立つ際、「これからどんな疫病が流行っても”蘇民将来子孫家門”と書いて門口に示しておけばその災いから免れるであろう」と言い残したという伝説です。

おかげ横丁では「今あることに感謝する」という意味の神恩太鼓の演奏も堪能し、この太鼓のリズムもVOLVOエンジンの鼓動を連想させてくれました。

「わかや」の味噌田楽

帰りは生まれ故郷の伊賀上野にある「わかや」で味噌田楽を食べましたが、ここの豆腐は喉を通過して胃に落ちた瞬間からエネルギーに変わり、全身の細胞に歓びが満たされ、元気にしてくれるので、伊賀忍者のおすすめです。

「わかや」は忍者市駅のそばです

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