サイトアイコン 【黒田尚嗣】平成芭蕉の旅物語

平成芭蕉の世界遺産 タンザニア~野生の王国「セレンゲティ国立公園」

セレンゲティ国立公園

刺激と感動のサファリツアー「セレンゲティ国立公園」

平成芭蕉の「世界遺産への旅」

キリマンジャロ山の裾野に広がる「野生の王国」

マサイ族の部落

最近は「遺跡もいいけどもっと刺激的な場所に行きたい」という声をよく聞きますが、このような一般観光に飽きた方にお薦めはやはりアフリカのサファリツアーでしょう。

特にタンザニアの世界遺産「セレンゲティ国立公園」は、マサイ語で「果てしなく広がる平原」と言われるだけあって、アフリカ大陸の最高峰キリマンジャロ山の裾野に広がる広大なサバンナでサファリを満喫することができます。

この国立公園では東アフリカに生息するほとんどの動物を観ることができ、数多くの草食動物とそれを追うライオンなどの肉食獣など60種類以上の哺乳動物が暮らす文字通り「野生の王国」です。

また、近くにはマサイ族の部落もあってマサイ族の子供たちも暖かく迎えてくれます。

マサイ族は主としてシンバ(ライオン)と戦いますが、サファリツアーではライオンを含めたむビッグファイブと呼ばれるバッファロー、ゾウ、ヒョウ、サイに人気があります。

これはかつて白人がハンティングを楽しんでいた時代の名残で、獲物としてのベストファイブから来ています。

サバンナを大移動する「ヌー」が主役

セレンゲティから移動するヌーの群れ

しかし、このセレンゲティ国立公園の主役は、やはり毎年、新鮮な牧草を求めて大移動するヌーかと思います。

ヌーはウシカモシカとも呼ばれ、大きな群れを作り、中にはシマウマも混じることが多く、共にライオンなどの肉食動物の好物です。

セレンゲティ国立公園はケニアのマサイマラ国立保護区に隣接しており、毎年7月頃にセレンゲティからマサイマラへ、そしてマサイマラの草が少なくなる10月頃にまた南のセレンゲティに向けてヌーは大移動を開始します。

この移動には、幅100メートル近いマラ川が立ちはだかり、この川を渡る際に数多くのヌーがワニの餌食になります。

自然界での生と死のドラマ

陸にあがった川の支配者カバ

そしてこの危険な川渡りで絶対絶命のヌーを川の支配者カバがワニの攻撃から守ったりする感動的なシーンを目撃することもあれば、川を無事に渡り終えたヌーをチーターやライオンが襲う刺激的なシーンを観ることもできます。

この自然界での生と死のドラマを観察していると、集団から離れて行動すると襲われ易いので家族や集団で行動することや、肉食獣は生きるためのハンティングはしても無駄な殺生はしていないことが分かります。

その点人類は多くの食料を無駄にしており、動物本来の嗅覚や感覚も失いつつある危険を感じます。

なわち食べ物の賞味期限は自然界の動物同様、食べる人が自己責任で判断し、食料をもっと大切にすべきではないでしょうか。

〔セレンゲティ国立公園で家族行動するキリンの親子〕

祝!日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産登録

「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されたことを記念して、私はみちのくを旅した芭蕉の研究本『松尾芭蕉の旅に学ぶ』と共に『縄文人からのメッセージ』というタイトルで縄文文化を語り、平成芭蕉の『令和の旅指南』シリーズ(Kindle電子本)として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。

また、日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』、感情の老化を防ぐ私の旅日記である『生まれ変わりの一人旅』とともにご一読下さい。

★平成芭蕉ブックス
 ①『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
 『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
 『松尾芭蕉の旅に学ぶ 令和の旅指南Ⅲ』:芭蕉に学ぶテーマ旅 「奥の深い細道」の旅
 ④『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』: 感動を味わう一人旅のススメ
 ⑤『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅

平成芭蕉「令和の旅指南」シリーズ

参考記事:世界遺産の旅における「へー、そうだったの」

★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」

私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って世界遺産を旅しています

平成芭蕉の世界遺産

世界遺産とは地球の成り立ちと人類の歴史によって生み出された全人類が共有すべき宝物で、その内容によって①文化遺産②自然遺産③複合遺産に分類されます。この「平成芭蕉の世界遺産」はその世界遺産についての単なる解説ではなく、私が実際に現地に赴いてその土地に生きる人たちと交流した際に感じた感動の記録です。

「令和の旅」へ挑む平成芭蕉

*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照

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