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平成芭蕉の世界遺産~令和の時代におすすめの「世界遺産ベスト5」

平成芭蕉おすすめの本当に行って良かった世界遺産

平成芭蕉の「世界遺産への旅」

平成の2018年7月現在で世界遺産は1092件(文化遺産:845件、自然遺産:209件、複合遺産:38件)が登録されています。

一つの国からは原則として同じ種類のものを重複して登録しないことになっているため、現在登録されている世界遺産は世界各国の歴史や文化と自然を代表する価値あるものと言えます。

そこで、平成時代を振り返って新しい令和の時代におすすめの世界遺産を選んでみました。

1.エジプトのピラミッド

「メンフィスとその墓地遺跡~ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」参照

ピラミッドとスフィンクス

世界遺産誕生のきっかけとなったヌビア遺跡「アブ・シンベル神殿」も偉大な世界遺産ですが、おすすめの第一はやはり歴史の教科書には必ず紹介されている、世界一の観光資源、エジプトのピラミッドとピラミッドを守るように鎮座するスフィンクスです。

クフ、カフラー、メンカウラーの三大ピラミッドの立っている位置は、エジプト神話で再生の神「オシリス」が宿るオリオン座ベルトの三ツ星と同じ位置関係にあり、三つのピラミッドの四側面はすべて正確に東西南北を指していることも驚きです。

また、地球の平均温度は20度と言われていますが、砂漠の真ん中にあるピラミッド内部は日中でも快適な20度前後に保たれており、ピラミッドの興味はつきません。

エジプトまで行けない人は、奈良市高畑町にある「日本のピラミッド」と呼ばれるエキゾチックな「頭塔」がおすすめです。

2.カンボジアのアンコール遺跡

「アンコール」参照

カンボジアの誇り「アンコールワット」

アンコール遺跡は一般的にアンコール・ワット(寺院都市)の名前で知られていますが、これはカンボジア王国シェムリアップ州にあるアンコール・トムなどの遺跡群の一部です。

インドネシアのボロブドゥールミャンマーのバガンと並ぶアジアの三大仏教遺跡の1つでもありますが、私はここアンコールではいつもデジャヴュ(既視感)を感じ、アジアに生きている自分を実感できるのです。

静かで不思議な感動を伝える信仰や風習は私たち日本人が忘れていたものか、それとも持ったことのないものかはわかりませんが、五感に新鮮な驚きが溢れてくるのです。

また、このアンコールは地球の反対の地にあるナスカの地上絵の線が交わる場所とも言われています。 

3.ペルーのマチュピチュ

「マチュ・ピチュの歴史保護区」参照

「失われた都市」とも呼ばれるマチュ・ピチュ遺跡は、インカ帝国時代の遺跡の中でも保存状態がよく、周辺の自然環境も重要な動物相と植物相を含んでいることから複合遺産として登録されています。

自然石の上に建てられた石積みの見事な「太陽の神殿」や「太陽をつなぎとめる場所」を意味するインティワナ(日時計)など多くの遺構が残っていますが、私のおすすめは「インカ道」です。なぜなら、この高度な空中都市を支えたのは300年続いた日本の江戸時代の街道と同様に「インカ道」と呼ばれる街道であると考えられるからです。

また、今でこそ世界的に有名になったマチュピチュ遺跡ですが、その陰には遺跡のふもとにあるマチュピチュ村の発展に尽くした日本人、野内与吉氏の存在は知られていません。

実はマチュピチュ遺跡が世界遺産登録されたのはこの野内与吉氏の観光事業に対する先見の明があったからなのです。

マチュピチュの「インカ道」

 4.日本の参詣道「熊野古道」

「紀伊山地の霊場と参詣道」参照

巡礼の道「熊野古道」

「熊野古道」はスペインの「センティアゴ・エ・コンポステーラの巡礼路」と共に登録対象が参詣道です。

特に熊野古道の伊勢路「伊勢へ七度、熊野へ三度」と呼ばれる信仰の道で、今年は改元の年に当たっており、伊勢神宮参拝とともに熊野詣でもお勧めです。

古来、「黄泉の国」と呼ばれた熊野は、平安時代に浄土信仰が盛んになった際、「現世の浄土」とされ、穢れ(けがれ)を清め、新たな自分へと再生する「蘇り(よみがえり)の地」(黄泉から返る)と考えれれていたのです。

また、熊野は森林、海、温泉、河川、滝など、自然のもつ様々なエネルギーを享受できる場所でもあり、私が健康促進で提唱する五浴(日光浴・森林浴・海水浴・温泉浴・イオン浴)の旅にも最適です。

5.フランスの「モン・サン・ミシェル」

「モン・サン・ミシェルとその湾」参照

西洋の驚異「モン・サン・ミシェル」

ノルマンディーにある「モン・サン・ミシェル」大天使ミカエルが降り立ったと伝えられる聖なる山で、フランスで最も有名な巡礼地でもあります。

しかし、私は映画「ラストコンサート」のオープニングで、美しいメロディーとともに主人公の少女ステラとピアニストのリチャードが出会った場所として登場したモン・サン・ミシェルの印象が強く、ロマンチックなイメージを抱いています。

その「ラストコンサート」の映画は、懸命に生きようとする白血病の少女ステラが、人生に挫折したピアニストのリチャードを再起させるという内容でしたが、モン・サン・ミシェルは「挑戦する人間の偉大さ」を感じさせる聖地であるが故にこの映画のオープニングに使われたのかもしれません。

祝!日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産登録

「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されたことを記念して、私はみちのくを旅した芭蕉の研究本『松尾芭蕉の旅に学ぶ』と共に『縄文人からのメッセージ』というタイトルで縄文文化を語り、平成芭蕉の『令和の旅指南』シリーズ(Kindle電子本)として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。

また、日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』、感情の老化を防ぐ私の旅日記である『生まれ変わりの一人旅』とともにご一読下さい。

★平成芭蕉ブックス
 ①『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
 『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
 『松尾芭蕉の旅に学ぶ 令和の旅指南Ⅲ』:芭蕉に学ぶテーマ旅 「奥の深い細道」の旅
 ④『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』: 感動を味わう一人旅のススメ
 ⑤『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅

平成芭蕉「令和の旅指南」シリーズ

参考記事:世界遺産の旅における「へー、そうだったの」

★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」

私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って世界遺産を旅しています

平成芭蕉の世界遺産

世界遺産とは地球の成り立ちと人類の歴史によって生み出された全人類が共有すべき宝物で、その内容によって①文化遺産②自然遺産③複合遺産に分類されます。この「平成芭蕉の世界遺産」はその世界遺産についての単なる解説ではなく、私が実際に現地に赴いてその土地に生きる人たちと交流した際に感じた感動の記録です。

「令和の旅」へ挑む平成芭蕉

*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照

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