ベンガルトラとの出会いと阪神球団に焦りは禁物
12月1日に大阪市内のホテルで行われた阪神タイガースOB会の席上で、川藤OB会長は、揚塩健治球団社長に「補強に頼り、目の前の結果を求めては、本当に強いチーム作りはできない、長期的なスパンでやることが、真の常勝軍団となる」という気持ちをこめて「社長!焦らんといてください!」と異例の注文発言をしていました。
この「焦るな!」という言葉は大正15年の寅年生まれで、私以上の阪神ファンであった父がよく口にしていた言葉です。
実際、経営者にとっては常に結果を求める中、社員育成は最重要課題で、この人材育成に関しては焦っては事を仕損じます。
また、父の供養を兼ねて行った、インドの「バンダウガル国立公園」でのタイガーサファリにおいてもやはり焦りは禁物でした。
「バンダウガル国立公園」のベンガルトラ
「バンダウガル国立公園」は、かつてはマハラジャの狩猟森林地帯で、現在、希少種となったベンガルトラと遭遇する確率が最も高い場所として有名です。
1968年に国立公園に指定され、約450平方キロメートルが自然保護区となっています。
ベンガルトラは絶滅を危惧されるネコ科最大の希少動物で、この遭遇確率の高いバンダウガル国立公園でも毎回会えるとは限りません。
動物園でみるトラは檻の中で落ち着きのない動きをするケースがありますが、この地で見る野生のベンガルトラはやはりゆったりとした動きで威厳を感じさせてくれます。
また非常に美しい毛並みでほれぼれするのですが、自然の中ではこれは保護色になっており、ガイドに示されても最初は識別できず、どこにいるのか分かりませんでした。
「バンダウガル国立公園」のタイガーサファリ
このタイガーサファリは、ゲートにて各ジープのコースが決められ、レインジャー同乗で公園内を巡ります。
アフリカのサファリのような多種の動物はいませんが、アクシスジカ、サンバー等の鹿類、ラングール、アカゲザル等の猿やイノシシは多く見ることができます。
しかし、主役のベンガルトラに会うには早朝または夕暮れ時に1時間以上、砂ぼこりの中を走らないと難しいのです。
レインジャーの話によれば、かつてはB1、B2、B3という3頭のオスが各縄張りを仕切っていましたが、今ではB1もB3も死んでしまい、B2のみがテリトリー・リーダーとして生き残っているそうです。
しかし、最近、そのB2が高齢化のため、B2のエリアにカレルという若いオストラが入ってきて、B2の後継者にならんと努力しているそうです。
タイガーサファリでも「焦りは禁物」
私たちは幸いにして滞在中、毎日、ベンガルトラに遭遇することができましたが、レインジャーは「見つけても焦って追いかけては行けない」と、トラの動きを読んで慎重にジープを運転していました。
一方、ベンガルトラは夜行性動物なので、明るいうちは「俺が主役」と言わんばかりに威風堂々とゆったり動くのです。
やはり、わが阪神タイガースもこのベンガル虎のように、腰を据えて後継者を育て、威風堂々と矢野新監督のもとで強いタイガースの礎を築いてもらいたいと思います。
なお、ベンガルトラの威風堂々の雄姿を撮影した動画は私の下記動画をご覧ください。
日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産!
「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることを記念して、私はこのたび『縄文人からのメッセージ』というタイトルで令和の旅を語り、Amazonの電子本として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』とともにご一読下さい。
★平成芭蕉ブックス
①『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
②『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
③『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
平成芭蕉ブックス『令和の旅指南』
★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」
私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って日本遺産を旅しています。
平成芭蕉の旅語録
平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。
「令和の旅」へ挑む平成芭蕉
*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照
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平成芭蕉の旅語録~バンダウガル国立公園のタイガーサファリ
更新日:
平成芭蕉、インドのベンガルトラの雄姿に感動
ベンガルトラとの出会いと阪神球団に焦りは禁物
12月1日に大阪市内のホテルで行われた阪神タイガースOB会の席上で、川藤OB会長は、揚塩健治球団社長に「補強に頼り、目の前の結果を求めては、本当に強いチーム作りはできない、長期的なスパンでやることが、真の常勝軍団となる」という気持ちをこめて「社長!焦らんといてください!」と異例の注文発言をしていました。
この「焦るな!」という言葉は大正15年の寅年生まれで、私以上の阪神ファンであった父がよく口にしていた言葉です。
実際、経営者にとっては常に結果を求める中、社員育成は最重要課題で、この人材育成に関しては焦っては事を仕損じます。
また、父の供養を兼ねて行った、インドの「バンダウガル国立公園」でのタイガーサファリにおいてもやはり焦りは禁物でした。
「バンダウガル国立公園」のベンガルトラ
「バンダウガル国立公園」は、かつてはマハラジャの狩猟森林地帯で、現在、希少種となったベンガルトラと遭遇する確率が最も高い場所として有名です。
1968年に国立公園に指定され、約450平方キロメートルが自然保護区となっています。
ベンガルトラは絶滅を危惧されるネコ科最大の希少動物で、この遭遇確率の高いバンダウガル国立公園でも毎回会えるとは限りません。
動物園でみるトラは檻の中で落ち着きのない動きをするケースがありますが、この地で見る野生のベンガルトラはやはりゆったりとした動きで威厳を感じさせてくれます。
また非常に美しい毛並みでほれぼれするのですが、自然の中ではこれは保護色になっており、ガイドに示されても最初は識別できず、どこにいるのか分かりませんでした。
「バンダウガル国立公園」のタイガーサファリ
このタイガーサファリは、ゲートにて各ジープのコースが決められ、レインジャー同乗で公園内を巡ります。
アフリカのサファリのような多種の動物はいませんが、アクシスジカ、サンバー等の鹿類、ラングール、アカゲザル等の猿やイノシシは多く見ることができます。
しかし、主役のベンガルトラに会うには早朝または夕暮れ時に1時間以上、砂ぼこりの中を走らないと難しいのです。
レインジャーの話によれば、かつてはB1、B2、B3という3頭のオスが各縄張りを仕切っていましたが、今ではB1もB3も死んでしまい、B2のみがテリトリー・リーダーとして生き残っているそうです。
しかし、最近、そのB2が高齢化のため、B2のエリアにカレルという若いオストラが入ってきて、B2の後継者にならんと努力しているそうです。
タイガーサファリでも「焦りは禁物」
私たちは幸いにして滞在中、毎日、ベンガルトラに遭遇することができましたが、レインジャーは「見つけても焦って追いかけては行けない」と、トラの動きを読んで慎重にジープを運転していました。
一方、ベンガルトラは夜行性動物なので、明るいうちは「俺が主役」と言わんばかりに威風堂々とゆったり動くのです。
やはり、わが阪神タイガースもこのベンガル虎のように、腰を据えて後継者を育て、威風堂々と矢野新監督のもとで強いタイガースの礎を築いてもらいたいと思います。
なお、ベンガルトラの威風堂々の雄姿を撮影した動画は私の下記動画をご覧ください。
日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産!
「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることを記念して、私はこのたび『縄文人からのメッセージ』というタイトルで令和の旅を語り、Amazonの電子本として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』とともにご一読下さい。
★平成芭蕉ブックス
①『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
②『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
③『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
平成芭蕉ブックス『令和の旅指南』
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