探検家リヴィングストンが讃えた「ヴィクトリアの滝」
世界三大瀑布の1つ「ヴィクトリアの滝」
ヴィクトリアの滝は南アメリカのブラジルとアルゼンチンにまたがるイグアスの滝、北アメリカのアメリカとカナダにまたがるナイアガラの滝と共に世界三大瀑布と呼ばれています。
ヴィクトリアの滝はアフリカのザンビア共和国とジンバブエ共和国との国境にあり、三大瀑布はいずれも2国間にまたがっていることが特徴で、国境の役割も果たしています。
この滝は英国人探検家リヴィングストンが1850年代に発見し、当時のイギリス女王の名をとって「ヴィクトリアの滝」と命名しました。
彼はこの滝を見て大いに感銘を受け、「イギリスのいかなる物からも、この美しさを想像することはできません。
ヨーロッパの人々がかつて目にしたことのないものです。しかし、飛んでいる天使たちの目にはこのすばらしい光景が見えていたに違いありません」と記しています。
歴史を感じさせるThe Victoria Falls Hotel
観光の拠点となる町は、ザンビアのリヴィングストン市とジンバブエのヴィクトリアフォールズ市ですが、私はより滝に近いヴィクトリアファールズ市のThe Victoria Falls Hotelに宿泊しました。
このホテルは歴史を感じさせるクラシックなコロニアル風の建て物で、廊下にはヴィクトリア女王の写真をはじめ、当時の写真が数多く展示され、19世紀にタイムスリップした気分が味わえます。
また、ホテルの庭は広く、正面には国境の橋とヴィクトリアの滝の水煙も見られます。
滝の見学の際は、水煙を見るというよりも、滝の噴煙である水しぶき(マイナスイオン)を浴びる感覚で、周囲の熱帯雨林の中での森林浴とイオン浴を同時に満喫できます。
野生動物の宝庫「チョベ国立公園」
また、ゆとりがあれば滝の上流チョベ川沿いにあるチョベ国立公園に足をのばすのもお勧めです。
ここはアフリカ大陸の中でも野生動物が多く生息している地域で珍しいワイルドドッグに遭遇することもあり、特に夕陽の美しさは最高です。
祝!日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産登録
「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されたことを記念して、私はみちのくを旅した芭蕉の研究本『松尾芭蕉の旅に学ぶ』と共に『縄文人からのメッセージ』というタイトルで縄文文化を語り、平成芭蕉の『令和の旅指南』シリーズ(Kindle電子本)として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。
また、日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』、感情の老化を防ぐ私の旅日記である『生まれ変わりの一人旅』とともにご一読下さい。
★平成芭蕉ブックス
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②『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
③『松尾芭蕉の旅に学ぶ 令和の旅指南Ⅲ』:芭蕉に学ぶテーマ旅 「奥の深い細道」の旅
④『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』: 感動を味わう一人旅のススメ
⑤『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
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私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って世界遺産を旅しています
世界遺産とは地球の成り立ちと人類の歴史によって生み出された全人類が共有すべき宝物で、その内容によって①文化遺産②自然遺産③複合遺産に分類されます。この「平成芭蕉の世界遺産」はその世界遺産についての単なる解説ではなく、私が実際に現地に赴いてその土地に生きる人たちと交流した際に感じた感動の記録です。