オランダ・ベルギー珠玉の世界遺産を巡る旅 8日間
鎖国時代にも通商関係のあったオランダは日本と関係の深い国です。今回のツアーではアムステルダムはもちろんですが、オランダのヴェネツィアと呼ばれる小村ヒートホールンへやオランダらしいキンデルダイクの風車など、主要な観光地を船やミニSLを使って巡ります。
また、隣国のベルギーではブリュッセルのフィニステール聖母教会でソプラノ歌手Tatiana Donetsさんと国分桃代さんのコンサートも鑑賞し、コンサート終了後は、特別に貴重な1867年製3弾鍵盤オルガンの前で、国分桃代さん自ら解説と演奏を披露してくれました。
一度は行きたいアムステルダム オランダ・ベルギー8日間
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◆1日目 2014年9月4日(木) <成田→アムステルダム>
9:00 新東京国際空港(成田)第1ターミナル北ウィング4階にてお出迎え
9:05 KLMオランダ航空カウンターにて各自荷物のチェックイン
10:05 16番ゲートより搭乗開始
10:40 KLMオランダ航空862便(KL-862)にてアムステルダムへ
*機内食2回+アイスクリーム、B747-400(ABC-DEFG-HJK)
*時差 -7時間
15:05 アムステルダム(スキポール)国際空港到着
*EU入国審査(パスポート)後、通関手続
16:15 専用バス(49席)にてホテルへ
*現地アシスタントMs NAKATSUKA Miyokoさんとミート
*ドライバーはMEERING TOUR CARS BVのMr. Kelly
*KNT&CTホールディングス ヨーロッパの栗山千三社長の出迎え
16:30 CROWNE PLAZA SCHIPHOLホテルへチェックイン
*部屋から部屋の電話は3+Room No.
17:45 栗山社長同行でアムステルダム散策ツアーに出発
18:35 最寄のホーフドルフHoofddorp駅出発
18:55 アムステルダム中央Amsterdam Central駅着
19:10 Central Station よりトラムにてRembrandt Pleinへ
19:25 レンブラント広場Rembrandt Pleion着
*レンブラント広場のベレー帽を被ったレンブラント像を見学
*前にはレンブラントの「夜警」を模した彫刻
19:45~21:00 夕食はインドネシア料理レストランINDRAPURA
*前菜、インドネシアの小皿料理のNusantaraコース
*大航海時代のインドネシアの伝統的な料理
21:10 徒歩にてマヘレのハネ橋のイルミネーション見学
21:32 Waterlooplein駅より地下鉄でCentral Stationへ
21:36 Central Station着
22:13 Amsterdam Central駅より郊外列車にてHoofddorpへ
22:32 ホーフドルプHoofddorp駅着
*徒歩にてホテルへ
22:45 CROWNE PLAZA SCHIPHOLホテル到着
【Hotel Crowne Plaza Schiphol泊】
〔旅日記〕 天候は晴れ 27℃
出発前に急に参加できなくなった方もいらっしゃって、最終的に10名様のご参加となりましたが、この少数精鋭の旅が、生涯忘れられない思い出となるように祈念しつつ成田空港を出発しました。
日本の国内線からは引退したKLMオランダ航空のジャンボ機(B-747)でオランダのアムステルダム・スキポール空港へ。
スキポールSchipholとはSchip(船)のhol(穴)という意味ですが、ヨーロッパのハブ空港の1つで非常に使い易い空港です。
18L/36Rの滑走路に着陸してFターミナルに到着し、EUの入国審査を済ませてターンテーブルへ。全員の手荷物を確認した後、揃って税関を通過しました。
出口では送迎アシスタントの中塚さんとKNT&CTホールディングスEURの栗山支社長の出迎えがあり、一緒にバスでスキポールのホテルへ向かいました。
そしてチェックイン後は時差ボケ解消のために、栗山社長同行でアムステルダム市内散策に出かけることにしました。
最寄のHoofddorp駅から郊外列車でアムステルダム中央駅に出てトラムに乗り継ぎ、レンブラント広場へ。
レンブラントの「夜景」をモデルとした彫刻を見学した後、近くのインドネシア料理店で夕食を取った後、イルミネーションの灯った「マヘレの跳ね橋」や中央駅を見ながらホテルへ戻りました。
大航海時代のインドネシア料理はとても美味しかったのですが、旅行初日に食べ過ぎは禁物ということで、多くを残してしまったのはとても心残りでした。
◆2日目 2014年9月5日(金) <アムステルダム→ヒートホルン→アーネム>
6:00 モーニングコール
7:00~8:15 朝食(ロビー階のホテルレストラン)
*ロビー階のレストランでアメリカンビュッフェ
8:15 専用バス(49席)でスキポールからアムステルダム市内へ(19km)
*ドライバーはATLAS(CONTIKI)のMr. Guido
8:45 NOVOTEL RAIにてガイドのMs. Keiko SHIBATAとミート
9:00~10:35 アムステルダム国立博物館RIJKS Museum見学
*1885年に開館したオランダ最大のミュージアム
*中央駅と同じペトルス・カイパースの設計
*レンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」等
10:35~11:00 車窓よりアムステルダム市内観光
*王宮Koninklijk Paleis、新教会Nieuwekerk、ダム広場Dam
*旧証券取引所Beurs van Berlage、中央駅Central Station
11:05~11:20 HENRI WILLIGにてチーズ、チョコレート等の買い物
11:45~12:50 アムステルダム運河クルーズ
*Canal Cruises社運行
*マヘレの跳ね橋Simagere BrugやムントタワーMunttoren見学
*聖ニコラス教会St.Nicolaaskerk、旧教会Oudekerk
*船内では日本語のテープ解説
12:50 下船後はアムステルダム中央駅を見ながらレストランへ
13:00~13:45 昼食はDE KROONPRINSにて<31-20-6228587>
*前菜 Mushroom Soup
*メイン Pancake with Ham and Cheese
*デザート Fruit Salad
13:50 アムステルダムからヒートホールンGiethoornへ(120km)
15:30 オーバーライセル州のヒートホールン着
*オランダのヴェネツィアと呼ばれる小村
15:40~16:55 ヒートホールン運河クルーズ
*Zuiderpad 58のSmit Giethoornより乗船
*独特の茅葺き屋根の民家を見ながら細い運河を巡る
*最初の入植者がここで数多くのヤギの角を発見
*オランダ語でヤギの骨を意味するGeithoorensが語源
*ピート(泥炭)を採掘した結果、多くの湖と運搬用の水路・運河が形成
17:10 お手洗い休憩の後、ヘルダーランド州の州都アーネムArnhemへ
18:25 ドイツとの国境に近い製鉄業の町アーネム到着
*第2次世界大戦の空挺作戦「マーケット・ガーデン作戦」の舞台
*「遠すぎた橋」は部隊の指揮官の名前からジョンフロスト橋と命名
18:35 アーネムのライン川に面したNH RIJNホテルへチェックイン
*部屋から部屋への電話は直接Room. No.
*部屋の照明は入口カード差込口にルームキーを挟む
19:00~21:00 ホテルのレストランにて夕食
*前菜 Tomato Soup
*メイン Chicken Brest with Sweet Pepper Salsa
*デザート Rasberry Bavaroi with Cream
【Hotel NH Rijn泊】
〔旅日記〕 天候は快晴 25℃
ヨーロッパ初日の今日は、昨日見学したレンブラント広場の彫刻ではなく絵画の「夜警」で知られる国立ミュージアム見学とアムステルダム運河クルーズです。
国立ミュージアムRijksmuseumは1885年に開館したオランダ最大の博物館ですが、2013年4月、10年に及ぶ改修工事が終了し、再オープンして見やすくなりました。
ミュージアムではガイドの柴田さんの案内で主に2階に展示されているレンブラント やフェルメールの作品を中心に鑑賞しました。
ミュージアムショップでの買い物の時間もあったので、私はフェルメールの「牛乳を注ぐ女」のマグネット等を買いました。
ミュージアムから中央駅までのバス車中からは王宮やダム広場を見学し、船着場に向かう途中ではHenri Willigのチーズショップでお買い物。
運河巡りは中央駅前から乗船し、約1時間のクルーズです。モンテルバーンの塔、マヘレの跳ね橋、七つの橋、ムント塔、ゴールデンカーブの豪商たちの家々や運
河に浮かぶボートハウス等を見学しました。
クルーズの後はBarbizon Palace Hotel近くの「自由の女神」で知られるレストランでPancakeの昼食。
昼食後は一路、オランダのヴェネツィアと呼ばれる小村ヒートホールンへ。
時が止まったような中世の農村を思わせる街並で、細い運河をボートで巡りました。
ボートから手を振ると中国人と間違えられたりしましたが、皆フレンドリーでした。約1時間のクルーズでしたが、アムステルダムのクルーズとはまた違った楽しいひとときを満喫することができました。
お手洗い休憩を取り、ソフトクリームを食べた後、今晩の宿泊地であるアーネムへ。
アーネムは第二次世界大戦中の9月、連合軍の空挺部隊がドイツ軍の前に壊滅した激戦地で「遠すぎた橋」の舞台として有名です。なお、オードリー・ヘプバーンも戦
時中にこの地に滞在していたそうです。
今日はそのドイツ国境に近いアーネムのホテルでライン川を眺めながらの夕食でしたが、ドライバーのGuidoさんも同席してくれたので、明日の行程の打ち合わせも
済ませることができました。
◆3日目 2014年9月6日(土) <アーネム→オッテルロー→メーデンブリック→ライデン→ハーグ>
7:00 モーニングコール
8:00 朝食(ホテル内レストラン)
9:00 バスにてホーヘフェルウェDe Hoge Veluwe公園のオッテルローへ(20km)
9:40 オッテルローOtterl到着後、公園内のクレラー・ミュラー美術館へ
9:45 クレラー・ミュラー美術館前でガイドのMs. Kyoko Wagener OHASHIとミート
10:00~11:00 大橋さんの解説でクレラー・ミュラー美術館Kroller Muller Museum見学
*ゴッホ美術館と並ぶゴッホのコレクションで有名
*ゴッホの「アルルのハネ橋」、「星空のカフェテラス」等
*エゴン・シーレの特別展で代表的な点描画
*ヤン・ステーン、スーラ、ピカソ、ミレー、セザンヌの作品
*美術館の周りの美しい庭園は屋外彫刻展示場Beeldentuinになっている
11:10 バスにてメーデンブリックMedemblickへ
*途中、LelystadよりEnkhuizenまでアイセル湖縦断道路(約28km)を走る
13:15 北ホランド州のメーデンブリック到着
13:40 メーデンブリックよりミニSLでホールンHoornへ
*車中でLunch Boxの昼食
*途中駅WOGNUM-NIBBIXWOODにて15分停車
*車窓よりオランダの牧場風景を見学
14:55 東インド会社全盛時に栄えた港町ホールンHoorn到着
*ジャワを発見した探検家J.P.Coenの出身地
15:10 ホールンより大学の町ライデンLeidenへ
16:20 南ホランド州のライデンLeiden到着
16:25~17:30 ライデン市内散策
*新潟の俳人、蒲原宏は「ライデンは 大学の町 月涼し」と詠む
*風車博物館前から計量所、ピータース教会を経てライデン大学へ
*ピータース教会にはピューリタンの指導者ジョン・ロビンソンの碑
*1575年オラニエ公により設立されたオランダ最古のライデン大学訪問
*1823年にオランダ政庁の医官として日本に来たシーボルトの旧館見学
*ラーペンブルクRapenburug通りを経由してバス駐車場に戻る
17:35 ライデンよりオランダ第3の都市デン・ハーグDen Haagへ
18:00 国際会議場に近いBEL AIR HOTEL THE HAGUEへチェックイン
*部屋から部屋への電話は直接Room. No.
*ルームキーには平和宮(国際司法裁判所)Vredespaleisの写真
19:00 ホテル内レストランにて夕食
*前菜 Caesar Salad with Smoked Chicken
*メイン Beef Ramp Steak
*デザート Apple Strudel with Vanilla Ice Cream
【The Haag Bel Air Hotel泊】
〔旅日記〕 天候は快晴 26℃
今日は午前中、5500ヘクタールにも及ぶデ・ホーヘ・フェルフェ国立公園の中にあるクローラー・ミュラー美術館を見学後、北ホランド州のメーデンブリックへ。
この美術館は公園内のオッテルロー村にあり、実業家のアントン・クレラー・ミュラーとその夫人ヘレン・クレラー・ミュラーのコレクションを基に1938年に開設されました。
オランダ政府観光局では国立公園と美術館をあわせて「ゴッホの森」として紹介しており、多くのゴッホのコレクションで有名です。
入り口でガイドの大橋さんとミートして、大橋さんの解説でヤン・ステーン、ピカソ等の絵画に加えて目玉のゴッホの作品と彼の生涯について学びました。
「アルルのハネ橋」も素敵でしたが、私にはアルルの「星空のカフェテラス」が印象に残りました。
特別展ではそのゴッホの影響を受けたエゴン・シーレの作品も見学できました。
オッテルローからメーデンブリックへはアムステルダムを経由せずに特別な湖上ルートをとることにしました。
このLelystadからEnkhuizenへアイセル湖上を走るルートは、目的地の北ホランド州ホールン出身のドライバーGuidoさんの選択です。
エンクハイゼンEnkhuizenはかつては日本の長崎へ帆船が出発した港があるそうです。
ミニSLの出発駅メーデンブリックの駅の近くには、風力発電の風車とオランダ伝統の風車が並び立っていました。
ほぼ定刻に出発したミニSLの車中でランチボックスの昼食を取りながら、車窓より牛に似た羊や牧草地、さらには花畑も見ることができました。
途中駅ではミニ蒸気機関車の前で記念撮影、約1時間のゆったりした汽車の旅は本当に懐かしく楽しい時間でした。
Guidoさんの出身地ホールンを後に次なる目的地は大学の町ライデンへ。
ライデンは幕末の長崎に医師として赴任したドイツ人シーボルトが晩年に日本研究を行った日本にもゆかりの深い町です。
市立風車博物館そばの駐車場からピルグリム・ファーザーズの指導者ジョン・ロビンソンの碑で有名なピータース教会、シーボルトの植物園で有名なライデン大学、
ラーペンブルク通り沿いのシーボルトハウスを巡りました。
ライデン大学そばの建物の壁に書かれた松尾芭蕉の句や、ライデン大学構内の菅原道真の歌碑からは、この大学の日本語学科の存在を知ることができました。
レンブラントの生地でもあるライデンを後に今晩の宿泊地デン・ハーグへ。
北海に面するオランダ第3の都市は緑が多く、我々のホテルも国際会議場に近いスヘーフェニンゲン森林公園のそばにありました。
なお、ホテルのルームキーにはアメリカの鉄鋼王カーネギーの寄付によってできた現在は国連の管理下にある平和宮(国際司法裁判所)の写真があり、ハーグのホ
テルらしくとても印象的でした。
◆4日目 2014年9月7日(日) <ハーグ→デルフト→キンデルダイク→ブルージュ>
7:00 モーニングコール
8:00 朝食(1階のホテル内レストラン)
9:00 バスにてデン・ハーグDen Haag市内観光へ
*ホフフェイファの池よりビネンホフBinnenhof見学
*国会開会式が開かれる騎士の館はビネンホフの一角にある
*前女王が住んだRoyal Palace
9:20 デン・ハーグよりデルフト陶器で有名なデルフトDelftへ
9:45~11:00 青の陶器で有名なロイヤルデルフトRoyal Delft見学<31-15-2512030>
*デルフト焼工房Koninklijke Porceleyne Flesのガイドツアー
*Mr. OGATA Naozumi氏による工房内解説
*出発までショッピングタイム
11:05 バスにてデルフトからキンデルダイクKinderdijkへ(31km)
11:45 キンデルダイク着後、風車群の見学地へ
11:50~12:30 運河に沿って並ぶ世界遺産の風車群を見学
*19基の風車が並び、ひとつは博物館になっている
*粉ひき用以外に排水用の風車
*見学後は徒歩にてレストランへ
12:35~14:10 昼食はGRANDCAFE BUENAVISTAにて<31-78-6912485>
*前菜 Erwten Soup
*メイン Fried Fillet of Hake with Vegetables
*デザート Fruit Salad with Ice Cream
14:10 バスにてキンデルダイクからブルージュBruggeへ(180km)
16:50 ブルージュのNH BRUGGEホテルへチェックイン
*部屋から部屋への電話は直接Room. No.
17:15~19:30 徒歩にてブルージュ市内散策
*ブルージュとは「橋」の意味で町を縦横に流れる運河には50以上の橋
*ミケランジェロの「聖母子像」で有名な聖母教会The Church of Our Lady
*世界遺産のベギン会修道院Beguinage Gardens
*愛の湖公園Minnewater Lake(Lale of Love)
*ブルク広場で聖血礼拝堂H.Bloodbasiliekと市庁舎Stadhuis
19:00~19:15 マルクト広場で世界遺産の鐘楼Belfort見学後、フリータイム
*ブルージュの英雄ヤン・フレーデルとピ-テル・デ・コーニングの像が建つ
19:15 徒歩にて夕食のレストランへ
19:30~21:00 夕食は旧市街のDE VLAAMSCHE POT<32-50-340086>
*前菜 Pate with Salad
*メイン Meatballs
*デザート Chocolade Mousse
21:05 夕食後は徒歩にてZuidzandstr.経由ホテルへ
*左手にブルージュ最古の教会、救世主大聖堂
*イベントの行われるザンド広場
21:20 ホテル到着
【NH Brugge Hotel泊】
〔旅日記〕 天候は快晴 26℃
オランダ政治の中心都市であるデン・ハーグを素通りするには偲びがたく、Guidoさんにお願いして国会議事堂、マウリッツハイス美術館等の由緒ある建物の集まるビネンホフに立ち寄っていただくことにしました。
また、狭い道でしたが、ベアトリクス前女王の王宮も見学することができ、ドライバーのGuidoさんに感謝です。
デルフトはオランダ建国の祖オラニエ公ウィレム1世ゆかりの地ですが、フェルメールの傑作「デルフトの眺望」で知られる町でもあります。
しかし、この町を有名にしているのはやはり「デルフト・ブルー」の青い陶器です。
緒方さんの解説でデルフト焼工房を見学し、デルフト焼の歴史や製造過程を学んだ後、ショップでお買い物の時間をとりました。
国際法の父グロチウスの像がある新教会の尖塔を遠望しながら、デルフトを出発、世界遺産に登録された風車群のあるキンデルダイクへ。
ロッテルダムの東約10kmにあるキンデルダイクには1740年頃に造られた19基の風車が残っており、そのうち一つが博物館になっています。
バス駐車場近くのレストランでHakeという魚料理の昼食を取った後、いよいよ国境を越えてベルギーのブルージュへ向かいます。
西フランドルの州都ブルージュは「水の都」とも呼ばれ、Bruggeとは橋の意味です。
スメーテンポールト(鍛冶屋の門)から旧市街に入ったザンド広場近くのホテルにチェックインした後、徒歩にてブルージュ市内散策へ出発しました。
コンサート会場のあるザンド広場からミケランジェロの「聖母子像」で有名な聖母教会を経て世界遺産のべギン会修道院へ。
1245年にフランドル伯夫人によって設立された修道院で、十字軍の遠征で夫や息子が出かけてしまった後、残された女性たちが生活を分かち合う場とされました。
現在はベネディクト派の修道女が暮らし、グロートユフローと呼ばれる院長が指導しています。
敷地内のベギン教会の中央祭壇はバロック様式で、大きな絵画の中にはベギン教会の守護聖女エリザベスが描かれていました。
修道院に隣接する「愛の湖公園」には多くの白鳥が遊んでいますが、これには言い伝えがあり、皇帝マクシミリアンは妻マリーの死後、ブルージュを強引に神聖ローマ帝国に組み入れようとしたため、市民が反発。時の代官のピエール・ランシェを斬首 し、皇帝マクシミリアンも幽閉しました。
そして釈放されたマクシミリアンが再び、このの街を支配下に置いた時、「白鳥を水に放て。ブルージュの市民が悪の所業を永遠 に忘れないように」と命じたのです。
この白鳥こそは斬首された代官の家紋だったのです。
石井先生のスケッチ画にあった「愛の湖公園」と「魚市場裏の運河」を確認した後はブルク広場の市庁舎と付随する聖血礼拝堂へご案内。中でも聖血礼拝堂のファサードの左手に立つ金色の「ブルゴーニュのマリー像」は、何回訪れても高貴な麗人のイメージで「美女中の美女」と讃えられただけあって、感動的でした。
続くマルクト広場ではブルージュの象徴である鐘楼Belfortを見学しましたが、ちょうどカリオンの演奏があったので、しばらくフリータイムとしました。
夕食は旧市街のおしゃれなレストランでミートボールがメイン料理でした。
食後はドライバーのGuidoさんが先頭で宿泊ホテルまで案内してくれました。
◆5日目 2014年9月8日(月)<ブルージュ→ゲント→ブリュッセル→アントワープ>
6:00 モーニングコール
6:30~ 朝食(ロビー階のホテルレストラン)
8:00 バスにてゲントGhentへ(53km)
9:00 ゲントのFrancois Laurentplein広場到着
*JSGのMs. Naomi MATSUMOTOとミート
9:00~10:30 ガイドの松本さんの案内でゲント市内観光
*ファン・アイク兄弟の銅像
*フランボワイヤン・ゴシック様式とフラマン・バロック様式の市庁舎
*鐘楼と繊維ホールBelfort en Lakenhalle
*旧市街の中心コーレン・マルクトKoren Markt
*穀倉のグラスレイGraslei、対岸は穀物のコーレンレイKorenlei
*フランドル伯居城Gravensteenを遠望
*バーフ大聖堂St.Baafskathedraalで「神秘の子羊Mystic Lamb」見学
10:35 バスにてゲントGhentからブリュッセルBrusselsへ(56km)
11:50 フィニステール聖母教会Notre Dame Du Finistere到着
12:10~12:45 ノートルダム フィニステール教会のミサに参列
12:50~13:35 ランチタイムコンサートLUNDI D'ORGUE
*Tatiana Donets(ソプラノ)とMomoyo Kokubu(オルガン演奏)
13:40~14:30 国分桃代さんによるオルガンの実演と解説
14:25 徒歩にてグラン・プラスGrand Placeのレストランへ
15:00~16:00 昼食はグラン・プラスのLE PAON RESTAURANTにて<32-2-5133582>
*前菜 Tomato Soup
*メイン Chicken Waterzooi with Potatoes
*デザート Apple Tart
16:00~16:50 ブリュッセル市内観光
*グラン・プラス観光(市庁舎、王の家、ブラバン公爵の館)
*セルクラースの像
*小便小僧The Manneken Pis
16:50~17:20 観光後はショッピングタイム
*1829年創業のベルギー菓子の老舗ダンドワDandoy
*世界一のチョコレートで有名なジャン・フィリップ・ダルシーJean-Philippe Darcis
*グラン・プラスにてスキヤキの合唱
17:30 バスにてブリュッセルBrusselsからアントワープAntwerpへ(45km)
18:40 ANTWERP CROWNE PLAZA HOTEL チェックイン
19:30~21:10 夕食はホテル内レストランにて
*前菜 Caprese Salad
*メイン Brochette 'Royal Grill' En Flan with Potato and Mushroom
*デザート Tiramisu
【Antwerp Crowne Plaza Hotel泊】
〔旅日記〕 天候は快晴 25℃
今日はゲント観光の後、本ツアーのハイライトであるオルガンコンサートをお楽しみいただきます。
中世以来ブルージュのライバルとして歴史に登場するゲントは、神聖ローマ帝国最盛期の皇帝カール5世の出身地で織物業が栄え、交易ギルドが活躍した都市です。
ガイドの松本さんの案内でファン・アイク兄弟の銅像から劇場、鐘楼と繊維ホール、市庁舎を見学の後、フランドル伯居城や旧魚市場を遠望できる聖ミヒエル教会そばの橋へ。
レイエ川の左岸のコーレンレイ(ビール醸造所等)と右岸のグラスレイ(穀倉)に立ち並ぶギルドハウスはゲントの繁栄を偲ばせてくれます。
観光の目玉である聖バーフ大聖堂は修復中でしたが、ファン・アイク兄弟の大傑作「神秘の仔羊」は修復が終わっており、特別室でゆっくり鑑賞することができました。
ブリュッセルのフィニステール聖母教会には早めに到着したため、幸いにミサにも出席することができました。
続くコンサートLUNDI D'ORGUEはソプラノ歌手TatianaDonetsさんと国分桃代さんの共演でした。特にシューベルトのChant"Ave Maria"
は最高に感動的でした。
コンサート終了後は、特別に貴重な1867年製3弾鍵盤オルガンの前で、国分桃代さん自ら解説と演奏をしてくださり、揃って記念撮影にも応じてくれました。
ご主人が運んできたCDの解説を聞き、私も前回になかったバッハの新曲のCDを記念に購入しました。
ご主人もカテドラルことサン・ミッシェル大聖堂Cathedrale St.のオルガン奏者です。
フィニステール聖母教会からは徒歩でグラン・プラスにある昼食レストランへ行き、郷土料理のChicken Waterzooiを食べ、食後は有名な小便小僧の像へ。
王の家の隣に位置するレストランより、まずは幸福をもたらす「セルクラースの像」に触れてから「ブリュッセルの最長老市民」小便小僧Manneken Pisへご挨拶。
セルクラースは1388年に暗殺された町の英雄で、王位継承を狙うフランドル伯から正統な後継者であるブラバン公を守ったとされています。
観光の後はスペキュロスで有名なビスケット屋さんダンドワDandoy、世界一のチョコレートで有名なジャン・フィリップ・ダルシーJean-Phillippe Darcis等でお買い物。
グラン・プラスで外国人にも知られるスキヤキこと「上を向いて歩こう」を合唱した後、ブリュッセルから今晩の宿泊地アントワープに向かいました。
ベルギー北部に位置するアントワープは人口約50万人で、バロック期最大の画家ルーベンスとダイヤモンドで有名な町です。
アントワープのホテルへは予定より遅い到着であったため、夕食も30分遅らせて19時30分からに変更しました。
◆6日目 2014年9月9日(火) <アントワープ→ブリュッセル>
7:00 モーニングコール
6:30~9:00 朝食(ロビー階のホテルレストラン)
9:00 バスにてアントワープ市内観光へ
9:25 Appelmansstraat付近でJSGの松本さんとミート
9:40~11:25 中央駅近くのダイヤモンドランドDiamond Land見学
*アントワープ最大のダイヤモンド取引店
*ダイヤモンド博物館でMr.Alexの案内と松本さんの解説
*ダイヤモンド ショールームにてショッピング
11:30 バスにてアントワープ旧市街へ
*車窓よりシュヘルド川のステーン城Steen見学
12:00~12:50 ノートルダム大聖堂
*大聖堂前にはTOYOTAの「ネロとパトラッシュ」記念板
*1352年から約170年かけて建設されたベルギー最大のゴシック教会
*「フランダースの犬」の少年ネロを魅了したルーベンスの祭壇画で有名
*「キリストの昇架」、「キリストの降架」、「聖母被昇天」を鑑賞
12:50 徒歩にてグローテマルクトへ
*1561年から1565年にかけて建てられたルネッサンス様式の市庁舎
*市庁舎前にはアントワープの由来となったブラボーBraboの噴水
12:55~13:45 昼食は市街のLE STADSHERBERGにて<32-4980-69577>
*食事前にドライバーのGuidoさんに感謝状を渡して一緒に記念撮影
*前菜 Croquette de Fromage(Cheese Croquettes)
*メイン Carbonnade Flamande with Chicory & French Fries
*デザート Brussels Waffle with Sugar
13:50 バスにてアントワープからブリュッセルへ(45km)
15:00 ブリュッセルのロワイヤル広場にて下車
*広場の中央は第1次十字軍の指導者ゴドフロワ・ド・ブイヨンの騎馬像
15:05~16:00 ロワイヤル広場前のベルギー王立美術館見学
*1799年、フランス革命軍占領中にルーブル美術館の分館として設立
*フランドル派を中心とする15世紀から18世紀までの絵画が中心
*ディーリック・バウツの「オットー大帝の裁判」
*ブリューゲルの「ベツレヘムの戸籍調査」「イカロスの墜落」
*ルーベンスの「東方三博士の礼拝」等
16:00 バスにてグラン・プラスへ
*途中、王宮Palais Royal、ブリュッセル公園見学
16:20~16:50 王の家Maison du Roiにある市立博物館見学
*3階の「小便小僧の衣装コレクション」
*2階はブリュッセルの歴史資料館
16:55 1階のサブロン教会の歴史を描いたタペストリー
17:00~17:45 有名なチョコレート店DARCISにてTea Time
17:45~17:55 グランパレスのブラバン公爵の館前で合唱
*昨日の「上を向いて歩こう」の続きを披露
17:55~18:00 ギャルリー・サン・チュベールGalerie St. Hubert散策
*1847年に完成し、女王・王・王子の3つのギャルリーに分かれている
18:05~19:30 旧市街の有名レストランSCHELTEMAにて夕食
*前菜 Homemade Cheese Croquette on a Bed of Salad
*メイン Fillet of Cod in a Leek Cream Sauce
*デザート Vanilla Ice Cream
19:30 夕食後、スペイン広場を経由してGuidoさんの待つバスへ
19:50 ラーケン王宮を経由して万博会場跡へ
20:00~20:20 ヘイゼル宮(1935年の万国博覧会の会場跡)に近いアトミウム見学
*アトミウムAtomiumは1958年のバンコク博覧会のために造られたモニュメント
20:20 バスにてブリュッセル市内のホテルへ
20:45 RADISSON BLU ROYL HOTELにチェックイン
*宿泊カードに各自署名の後、ルームキーを配布
【Radisson Blu Royal Hotel泊】
〔旅日記〕 天候は晴れ 24℃
事実上の最終日の今日はアントワープの観光後、ブリュッセルに戻り、博物館巡りです。
アントワープ中央駅の近くでガイドの松本さんとミートしてからまずはダイヤモンド博物館を訪ねました。
ダイヤモンド取引の世界的中心地であるダイヤモンドランドで研磨職人やセッティング職人の仕事ぶりを見学後、ダイヤモンド工房で商談。
商談成立後、バスにてアントワープの旧市街へ。車窓からステーン城を見学し、まずは「フランダースの犬」の舞台となったノートルダム大聖堂に入り、主人公のネロ が魅了されたルーベンスの傑作「キリストの降架」や「聖母被昇天」などの祭壇画を鑑賞しました。
大聖堂の後は、グローテマルクトの市庁舎前にある「ブラボーの噴水」を見学しました。
スヘルデ川を通行する船から通行料を巻き上げていた巨人を倒したブラボーが、「巨人の手Antを川に投げたwerpen」Antwerpenがアントワープという市の名前の由来とされています。
噴水は倒された巨人の上にドラゴン、ア シカ、魚が水の精を支え、その水の精は水運の象徴である船と水辺のステーン城を持ち上げています。
旧市街で昼食の後は、ブリュッセルのロワイヤル広場へ急ぎました。
まずは王立美術館で松本さんの解説により主要な絵画を鑑賞。
ブリューゲルの「イカロスの墜落」や「ベツレヘムの戸籍調査」やルーベンスの「東方三博士の礼拝」などの名画を鑑賞した後、今度はグラン・プラスの市立博物館へ。
市立博物館は「王の家」と呼ばれる館にあり、3階が有名な「小便小僧」の衣装コレクションでした。
1階にはピーテル・ブリューゲルの「結婚式の行列」やサブロン教会 の歴史を描いたタペストリーもありました。
博物館巡りの後は、昨日訪れたDARCISにてTea Time休憩を取り、昨日は1番まで しか歌えなかった「上を向いて歩こう」を同じ場所で合唱しました。
最後の晩の夕食はブリュッセル市民にも評判のベルギー料理店スケルトマでした。
ホテルに戻る途中、夕陽に輝くアトミウムを見学するため、ラーケン公園のヘイゼル宮(万博会場跡)に立ち寄り、全員で記念撮影。
残念ながら暗くて日本庭園の五重の塔は見れませんでしたが、美しい夕陽を見な がらホテルへの帰路となりました。
◆7日目 2014年 9月10日(水) <ブリュッセル→アムステルダム→(成田)>
6:00 モーニングコール
6:30~8:00 朝食(1階のホテル内レストラン)
8:00 バスにてアムステルダムのスキポール空港へ
9:45~10:05 ベルギー・オランダ国境近くのSAで休憩
11:10 スキポール国際空港到着
*空港アシスタントのMs.YUKI Chieさんの出迎え
11:15~12:00 KLMオランダ航空カウンターにてチェックイン
*免税手続きのあるお客様は柚木さんの案内で税関へ
12:15 EU出国審査後、搭乗ゲートF-6へ移動
12:20~13:10 ショッピングタイム
*長谷川さんをTax Refundへご案内
13:10~13:55 空港内レストランPizza Pasta Paniniにて昼食
*Salad, Pasta, Pizza, Gril Entrecote等
14:00 昼食後、F-06ゲートにて手荷物検査、保安検査
14:20 保安検査後、搭乗開始
14:50 KLMオランダ航空861便(KL-861)にて成田へ
*機内食2回+スナック、B747-400(ABC-DEFG-HJK)
*時差 +7時間
【機内泊】
〔旅日記〕 天候は晴れ 24℃
早くも日本への帰国日を迎え、今日はブリュッセルから国境を越えてアムステルダ ムのスキポール国際空港へ向かいます。
途中、国境付近のサービスエリアで休憩の後、これまでお世話になったドライバー のGuidoさんと一緒にバスの前で記念撮影をしました。
車中ではまた、素敵な合唱団の歌声を聞かせていただき、私のささやかな人生にまた貴重な思い出が刻まれました。
そこで車中でのご挨拶は、私の好きな「ささやかなこの人生(風)」の第1番で代えさせていただきました。
この歌は昭和50年代に流行った曲で歌詞は下記の通りです。
「ささやかなこの人生」
第1番 花びらが散ったあとの
桜がとても冷たくされるように
誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね
だけど人を愛したら 誰でも心の扉を閉め忘れては
傷つき、そして傷つけて
引き返すことの出来ない人生に気がつく
優しかった恋人達よ 振り返るのはやめよう
時の流れを背中で感じて夕焼けに涙すればいい
第2番 誰かを愛したその日には
たとえばちっぽけな絵葉書にも心が動き
愛をなくしたその日には 街角の唄にもふと足をとめたりする
風よ季節の訪れを告げたら淋しい人の心に吹け
そしてめぐる季節よ その愛を拾って終わりのない物語を作れ
優しかった恋人達よ ささやかなこの人生を
喜びとか悲しみとかの言葉で決めて欲しくはない
私はこの曲の「時の流れを背中で感じ」と「愛を拾って終わりのない物語を作れ」というフレーズが気に入っており、第2番はまた次回のイタリアでと考えています。
スキポール空港ではアシスタントの柚木さんの出迎えで、まずは免税手続を済ませてからKLMオランダ航空のカウンターで各自、個人チェックイン。
出国審査場で出国手続を終えた後、帰国便の搭乗ゲートへ移動。
ショッピングタイムの後、揃ってイタリアンレストランで昼食。
搭乗開始の前には、ゲートでセキュリティチェックを受けました。
これは大変厳しい身体検査でしたが、機内ではゆっくり休むことができました。
◆8日目 2014年9月11日(木) <→成田>
8:50 新東京国際空港(成田)到着
9:40 入国審査後、ターンテーブルにて集合
9:45 通関後、バスドライバーさんが出迎え
*宅配、両替のご案内の後、解散
~お疲れ様でした
〔旅日記〕
ほぼ定刻に到着し、税関を出たところで福島のバス会社の出迎えを受け、宅配や両替のご案内の後、空港にて解散とさせていただきました。
今回はオランダ、ベルギーの2カ国でしたが、内容も食事の量も盛りだくさんでしたので、消化するのにしばらく時間がかかるかと思います。
私の仕事は皆様と時間を共有することによって、「時の流れを物語に変える」ことですが、今回の旅行を皆様の良き旅物語として記憶に残していただきたく、本日この旅日記をお届けさせていただきます。
旅はその事前準備に加えて、旅行中の 体験や感動も楽しいのですが、本当は帰国後に正しい資料で振り返るのが楽しみを持続させるコツかと思います。
この旅日記をお役立ていただければ幸いです。
平成芭蕉の「令和の旅指南」シリーズ第5弾『生まれ変わりの一人旅』
出羽三山の「生まれ変わりの旅」で、私は月山の月読命という月に願い込めましたが、今の私の課題は「月を見上げて、日々の腕立て伏せが出来るか?」ということです。『月』を自らの目標や夢と捉え、『腕立て伏せ』を日々の行動や取り組みと考え、どれだけ、自分自身の目標を見続けながら、日々行動しているのかという問いかけです。
どんなに月に祈りを込めて夢を語っても行動していなければ手にすることはできません。しかし、行動していたとしても目標や夢を見続けていなければ、目の前に現れる出来事をこなしていくだけの味気ない作業になってしまいます。
これからの将来、自分自身が目指すところ、求められることに向かっていくためには、まず「今、何をすべきか」を考えつつ、今の行動は目標にどう紐付けられるのかを自分自身に問いかける必要があります。
立ち止まっては悩み、不安になることも沢山ありますが、そんな時に私は「生まれ変わりの一人旅」で出会った人の言葉や笑顔を思い出し、その方々に恥じぬ行動をしていくことで進むべき方向へと軌道修正されていくように感じています。
どれだけ、私たちは決めた目標を見続けているのか、そして、そこに辿り着く道のりを歩めているのか。こうした疑問を抱いた時には、やはり目標を見失わず、感情を老化させないためにも「生まれ変わりの一人旅」に出て、一歩を侮ることなく、一歩を信頼して進みましょう。令和の旅指南シリーズ5冊目の『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』では、感情の老化を防ぐ私の体験をご紹介しています。
★平成芭蕉ブックス
①『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
②『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
③『松尾芭蕉の旅に学ぶ 令和の旅指南Ⅲ』:芭蕉に学ぶテーマ旅 「奥の深い細道」の旅
④『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』: 感動を味わう一人旅のススメ
⑤『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」
私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って旅しています。
「平成芭蕉同行の旅」では、私が実際にお客様をご案内したツアーの中でも特に印象に残っている旅をご紹介しています。