バンダウガル国立公園のベンガルトラと世界遺産カジュラホ9日間
インドは人口10億の人種のるつぼ、カーストの国、街の喧騒というイメージですが、実は知る人ぞ知る動物大国で、私は2010年、亡き父(寅年生まれ)であった父の供養を兼ねて、インドの「バンダウガル国立公園」のタイガーサファリに同行しました。
バンダウガル国立公園
かつてのマハラジャの狩猟森林地帯100平方㎞を現在の450平方㎞の自然保護地域に拡張し、1968年に国立公園に指定され、現在は50頭以上のベンガルトラの棲息が確認されおり、この数はインドの国立公園の中では最大の数と言われています。
ベンガルトラのほかには、ヒョウ、クマ、ベンガルオオカミ、ゴールデンジャッカル、ストライプトハイエナなどの肉食獣が棲息しています。公園内は森林と渓谷、湿原地帯に分かれており、ハルマンラングールなどの猿類、ニールガイ、サンバーなどアジアの鹿類、そして150種類以上の野鳥の棲家にもなっています。
ベンガルトラ
ベンガルトラは絶滅を危惧される猫科最大の希少価値動物で、アジアの一部にしか生息していません。群れをつくらず単独行動で、深い森林を好んで生活しています。この50年間でその数を激減させており、孤高のベンガルトラに出逢うことは簡単ではありませんが、季節を適切にとらえれ行けば、深い森林から素晴らしいい姿を現してくれます。その季節は3月後半から5月で、暑い時期ですが、草は枯れ、涼を求めて彼らが水辺に通ってくるのがチャンスです。
◆1日目 2010年4月13日(火) <成田→デリー>
9:00 新東京国際空港(成田)第2ターミナル3階北団体受付カウンターにて受付開始
9:30 日本航空カウンターにて個人チェックイン
11:15 71番ゲートより搭乗開始
11:45 日本航空749便(JL-749)にて成田出発
*機内食2回、B-777-200
*時差 -3.5時間
17:45 (定刻17:35)デリー インディラ・ガンディー国際空港到着
*インド入国審査(旅券、インド査証、入国カード)
*通関手続(入国カードに付随した税関申告書)
18:50 現地ガイドMr.Prem NEGIの出迎えでホテルへ
*インド滞在中の諸注意、両替のご案内
*両替 インドルピー R1=¥2.2
19:15 RADDISON HOTELにチェックイン
*旅券番号、査証番号等を記載した名簿が必要
20:00 ホテル内レストランにて夕食
*インド料理のビュッフェ
【RADDISON HOTEL泊】
〔旅日記〕
成田空港第2ターミナルに集合。今回のツアーは添乗員を含めて15名様という「世界の笑顔に出会う旅」としては大きなグループです。 今年は寅年ということで、タイガースファンでなくても例年以上に寅には関心が高いことと思います。
今話題の日本航空直行便でいざインドのデリーへ出発です。 ほぼ定刻にデリーに到着し、今回インド滞在中お世話になるガイドのネギさんに出迎えられ、空港近くのラディソンホテルにチェックインしました。
◆2日目 2010年4月14日(水) <デリー→カジュラホ→バンダウガル>
7:00 モーニングコール
7:00~ 朝食(ホテルレストラン)
*ホテル内レストランでビュッフェスタイル
9:00 Mr.NEGIと共に空港へ
9:15 デリー空港国内線ターミナルでチェックイン
*ライター、マッチ、スプレー缶は持ち込み不可
*乾電池の入ったものは本体から乾電池を抜いておく
*機内持ち込み荷物には荷札を付けてセキュリティのスタンプを押してもらう
12:25 (定刻10:40)ジェットエアウェイズ723便(9W-723)でデリー出発
*軽食・ドリンク(ライムウォーター)サービス
13:25 ヴァラーナスィー(ベナレス)空港到着
*機内待機中、搭乗券と手荷物のスタンプチェック有り
13:55 ヴァラーナスィー(ベナレス)空港出発
14:40 カジュラホ空港到着後、昼食場所のホテルへ
15:00~16:00 昼食(HOTEL CLARKS RESTAURANT)
*インド料理とマカロン(洋食)のビュッフェ
16:00 専用バスにてバンダウガル国立公園へ
*途中、メヘールのホテルにてWC休憩
22:50 バンダウガルのタイガー デン リゾート ホテル到着
23:00~23:50 ホテル内レストランにて夕食
*インド料理のビュッフェ
【TIGER DEN RESORT泊】
〔旅日記〕
今日はデリーから国内線でカジュラホに飛んで、バンダウガルまで長いバスの移動でした。
インドの国内線はセキュリティが厳しく、特に機内持ち込み手荷物の検査は厳 重で、各荷物に札を付けてこれにスタンプをもらわないと持ち込めません。
やっと機内に乗り込んだかと思うと滑走路が混み合っていて、出発が大幅に遅れ、カジュラホに着いたのは午後3時でした。
遅い昼食を取った後、専用バスで一路バンダウガルを目指しましたが、ホテルに到着したのはもう深夜に近い時間でした。
すぐにホテルのレストランでビュッフェスタイルの夕食を取り、食後は速やかに明日に備えて休息していただきました。
◆3日目 2010年4月15日(木) <バンダウガル>
5:00 モーニングコール
5:15~5:30 モーニングティー&クッキー(ホテルの野外ラウンジ)
5:40 オープンジープに分乗して朝のタイガーサファリへ出発
*1台に4人乗車
5:50 バンダウガル国立公園のタラゲートにて受付
*受付時に各ジープのコースが指示される
*各ジープにパークレンジャーが乗車
6:00~9:45 バンダウガル国立公園にてモーニング タイガーサファリ
*A、B、C、Dの4エリアの内2つのエリアを巡る
*朝のみ途中でトイレ休憩有り(ドライバーの朝食タイム)
10:00~10:45 ホテル内レストランにて朝食
*ジュース、トースト、チャパティ
*卵料理(オムレツ、目玉焼き、スクランブルエッグ)、お粥
*フルーツ、コーヒー、紅茶、マサラティー
10:45~ 朝食後は昼食までフリータイム(休憩)
14:00~14:45 ホテル内レストランにて昼食
*インド料理のビュッフェ
*昼食後も少し休憩
15:30 オープンジープに分乗して午後のタイガーサファリへ出発
15:40 バンダウガル国立公園のタラゲートにて受付
15:45~18:40 バンダウガル国立公園にてイブニング タイガーサファリ
18:45~ タイガー デン リゾート到着
*夕食までフリータイム
20:00~ 夕食(ホテル内レストラン)
*インド料理のビュッフェ
【TIGER DEN RESORT泊】
〔旅日記〕
今日から4WDオープンジープに分乗してタイガーサファリの開始です。
ここバンダウガル国立公園は、かつてはマハラジャの狩猟森林地帯で現在のインドの国立公園では最もベンガルトラとの遭遇確率が高いことで有名です。
1968年に国立公園に指定され、約450平方キロメートルが自然保護地区となっています。
ベンガルトラは絶滅を危惧される猫科最大の希少動物で、この観察の確率が高いバンダウガルでも毎回会えるとは限りません。
しかし、今日は幸い午前中に全員がトラに遭遇したとのことでラッキーでした。やはり、動物園で見るのとは異なり、野生のベンガルトラは威厳を感じさせます。また、非常に美しい毛並みですが、自然の中では保護色のようで最初は分かりずらいようです。
<出会った主な動物と鳥類>
ベンガルトラ、アクシスジカ、サンバー、インドイノシシ、ラングール、アカゲザル
インドクジャク、ハゲコウ、ハゲワシ、ミナミカンムリワシ、セイタカシギ、ニシトビ
セグロカッコウ、アオショウビン(Indian Roller)、セキショクヤケイ、オウチュウ等
◆4日目 2010年4月16日(金) <バンダウガル>
5:00 モーニングコール
5:15~5:30 モーニングティー&クッキー(ホテルの野外ラウンジ)
5:40 オープンジープに分乗して朝のタイガーサファリへ出発
5:50 バンダウガル国立公園のタラゲートにて受付
*受付時に各ジープのコースが指示される
*各ジープにパークレンジャーが乗車
6:00~9:45 バンダウガル国立公園にてモーニング タイガーサファリ
10:00~10:45 ホテル内レストランにて朝食
*ジュース、トースト、チャパティ
*卵料理(オムレツ、目玉焼き、スクランブルエッグ)、お粥
*フルーツ、コーヒー、紅茶、マサラティー
10:45~ 朝食後は昼食までフリータイム(休憩)
14:00~14:45 ホテル内レストランにて昼食
*インド料理のビュッフェ
*昼食後も少し休憩
15:30 午後のタイガーサファリへ出発
15:40 タラゲートにて受付
15:45~18:40 イブニング タイガーサファリ
18:45~ タイガー デン リゾート到着
*夕食までフリータイム
20:00~ 夕食(ホテル内レストラン)
*インド料理のビュッフェ
【TIGER DEN RESORT泊】
〔旅日記〕
今日は2日目のタイガーサファリです。
昨日同様、ゲートで各ジープの巡るコースが決められ、レインジャー同乗でサファリ開始です。アフリカのサファリと異なり、動物の種類はさほど多くありません。
アクシスジカ(Spotted Deer)やサンバー等の鹿類やラングール、アカゲザル等の猿やイノシシはいたるところで見ることができますが、主役のベンガルトラに会うためには1時間以上砂埃の中を走らなければならないようです。
レインジャーの話によれば、かつてはB1、B2、B3という3頭のオスが各縄張りを仕切っていたようですが、現在はB1もB3も死んでB2のみが生き残ってテリトリー・リーダーになっているとのことです。
しかし、最近そのB2がかつてのエリアから別のエリアに移動したので、今は若いカレルというオストラがテリトリーを広げているそうです。
今日出会った岩の上で休んでいたトラがカレルだったのかもしれません。
◆5日目 2010年4月17日(土) <バンダウガル>
5:00 モーニングコール
5:15~5:30 モーニングティー&クッキー(ホテルの野外ラウンジ)
5:40 オープンジープに分乗して朝のタイガーサファリへ出発
5:50 バンダウガル国立公園のタラゲートにて受付
*受付時に各ジープのコースが指示される
*各ジープにパークレンジャーが乗車
6:00~9:45 バンダウガル国立公園にてモーニング タイガーサファリ
10:00~10:45 ホテル内レストランにて朝食
*ジュース、トースト、チャパティ
*卵料理(オムレツ、目玉焼き、スクランブルエッグ)、お粥
*フルーツ、コーヒー、紅茶、マサラティー
10:45~ 朝食後は昼食までフリータイム(休憩)
14:00~14:45 ホテル内レストランにて昼食
*インド料理のビュッフェ
*昼食後も少し休憩
15:30 オープンジープに分乗して午後のタイガーサファリへ出発
15:40 バンダウガル国立公園のタラゲートにて受付
15:45~18:40 バンダウガル国立公園にてイブニング タイガーサファリ
18:45~ タイガー デン リゾート到着
19:30~20:30 ホテル敷地内の「カゼボ」にてインド民族舞踊観賞
*村のダンサーによる楽器演奏とダンス
*ケバブ、タンドリチキン等のスナックサービス
20:30~ 夕食(ホテル内レストラン)
*インド料理のビュッフェ
【TIGER DEN RESORT泊】
〔旅日記〕
今日は3日目のタイガー・サファリです。
これまで毎朝、メインゲートで「エレファント・サファリ」のリクエストをしますが、今日も残念ながらそのタイガー・ショーはありません。
インド政府の許可を受けた撮影隊がエレファント・サファリをしているだけに残念です。象使いもオスのトラを安全な場所で見つけた場合のみ、タイガー・ショーをするそうで、それ以外は象に乗ることもできないと断られました。
3日目のサファリではベンガルトラのような大型肉食獣がいるためか、ハゲワシ、ハゲコウのような死肉をあさる鳥類も多く見られました。
また、インドの国鳥であるクジャクも羽は開いてくれませんでしたが、美しい姿を見せてくれました。
3日目ともなれば、バンダウガル国立公園もほぼ一周したので、国立公園の名称ともなっているバンダウガル要塞も馴染んできました。
ベンガルトラとの出会いは乗車したジープによって異なりますが、バンダウガルのこの美しい夕陽は皆さんの印象に残ったのではないでしょうか。
最後の晩は村のダンサーがエネルギッシュな民族舞踊を披露してくれました。
◆6日目 2010年4月18日(日) <バンダウガル→カジュラホ>
5:00 モーニングコール
5:15~5:30 モーニングティー&クッキー(ホテルの野外ラウンジ)
5:40 オープンジープに分乗して朝のタイガーサファリへ出発
5:50 バンダウガル国立公園のタラゲートにて受付
*受付時に各ジープのコースが指示される
*各ジープにパークレンジャーが乗車
6:00~9:30 バンダウガル国立公園にてモーニング タイガーサファリ
10:00 荷物出し
10:00~10:45 ホテル内レストランにて朝食
*ジュース、トースト、チャパティ
*卵料理(オムレツ、目玉焼き、スクランブルエッグ)、お粥
*フルーツ、コーヒー、紅茶、マサラティー
11:00 専用バスにてカジュラホへ
13:50~14:30 ボックスランチの昼食
*往路と同じメヘールのホテルにて
17:35~17:50 パンナ タイガー保護区のジャングルキャンプにてWC休憩
18:45 ラディソン ジャズ ホテル カジュラホにチェックイン
19:15 カジュラホ音と光のショウ(OP)ご案内
19:30~20:30 カジュラホの遺跡(西寺院)にて音と光のショウ(ソニエルミエール)
20:00~ 夕食(ホテル内レストラン)
*インド料理のビュッフェ
*OP参加者はホテル帰着後
【RADDISON JASS HOTEL KHAJURAHO泊】
〔旅日記〕
今日はバンダウガル国立公園とお別れです。
朝のタイガーサファリを終えて、朝食を取った後、バンダウガル滞在中お世話になったTIGER DEN RESORTのスタッフに心づけを渡してお別れしました。
来た時と同じバスでカジュラホに向かいましたが、途中、パンクしたり、ラジエターホースが損傷したりとトラブルが頻発しました。
しかし、ベテランドライバーと優秀なアシスタントの応急処理により、何とか無事にカジュラホのホテルに到着することができました。
カジュラホはかつてはチャンデラ王国の首都であり、10世紀頃に建てられた寺院はインド・アーリア建築の美しい見本です。
この西部の寺院ではソニエルミエールと呼ばれる照明・音楽で演出しチャンデラ朝の歴史を物語る野外劇が催されていました。
◆7日目 2010年4月19日(月) <カジュラホ→デリー>
6:00 モーニングコール
6:30~ 朝食(ホテルレストラン)
*ホテル内レストランでビュッフェスタイル
7:30 専用バスにてカジュラホの遺跡観光へ出発
*ローカルガイドのマネイスさん同行
7:45~10:40 カジュラホ西寺院群観光
*ラクシュマナ寺院…最も初期に建てられた寺院
*バラハ寺院…ビシュヌ神の化身であるバラハ(イノシシ)の巨大な彫像
*マタンゲーシュワラ寺院…巨大なリンガ(シバ神の象徴)が納められる
*カンダリヤ・マハディオ寺院…カジュラホで最も大きな寺院
*一巡後、フリータイム
10:45~11:15 カジュラホ東寺院群観光
*パルシュバナート寺院…カジュラホで最も大きなジャイナ教寺院
*シャンティナート寺院…アディナート像のある現役の寺院
*僧侶を拝謁する祭事が行われていた
11:20~11:45 シッピングご案内(CHANDELA EMPORIUM)
*インドの民芸品
11:50 ラディソン ジャズ ホテル カジュラホ到着
*荷物を部屋の外に出してホテル内レストランへ
12:00~12:45 昼食(HOTEL CLARKS RESTAURANT)
13:00 チェックアウトの後、カジュラホ空港へ
13:15 カジュラホ空港国内線ターミナルでチェックイン
*ライター、マッチ、スプレー缶は持ち込み不可
*乾電池の入ったものは本体から乾電池を抜いておく
*機内持ち込み荷物には荷札を付けてセキュリティのスタンプを押してもらう
*エックス線検査の機械が故障のため、荷物はオープン検査
13:55 (定刻13:25)ジェットエアウェイズ724便(9W-724)でカジュラホ出発
*ドリンク(ライムウォーター)サービス
14:25 ヴァラーナスィー(ベナレス)空港到着
*機内待機中、搭乗券と手荷物のスタンプチェック有り
15:05 ヴァラーナスィー(ベナレス)空港出発
*軽食・ドリンクサービス
16:40 (定刻16:00)デリー到着
17:10 専用バスにて空港出発
*途中、紅茶・スパイスのお店に立ち寄り
18:30 ラリット ニューデリー(旧ヒルトンホテル)へチェックイン
*全員のパスポートが必要
*夕食までフリータイム
20:00~ 夕食(ホテル内レストラン)
*ビュッフェスタイルの夕食
*寿司、パスタ等豊富な内容
【THE LALIT NEWDELHI泊】
〔旅日記〕
今日はインドの世界遺産カジュラホの寺院群を観光してからデリーへ移動です。
カジュラホの寺院群は西部、東部及び南部の3つに分かれており、今回は西のシバ神・ヴィシュヌ神を祀った寺院と東のジャイナ教の寺院を訪ねました。
性愛に対して寛容であったインド伝統の宗教観の世界を浮き彫りにしたエロスの彫刻や戦闘・狩り・行進等の帯状装飾は見事でした。
ローカルガイドのマニエスさんの説明も分かりやすかったのですが、暑さには参りました。
東のパルシュバナート寺院では、珍しい光景に出会いました。すなわち全裸の僧侶の周りを参拝者が拝みながら回るという一種の儀礼を見ることができました。
観光を終えた後はホテルで昼食を取り、カジュラホの空港に向かいました。
しかし、手荷物検査の機械が故障しているということで、すべての荷物のオープン検査が行われ大変でした。
幸い、大幅な遅れもなくデリーに到着しましたが、珍しく雨が降ってきました。ホテルでの夕食はこれまでのビュッフェとは異なり、寿司やパスタもありましたが、味はインド料理のようにはいかないようでした。
◆8日目 2010年4月20日(火) <デリー→(成田)>
7:00~ 朝食(ホテルレストラン)
*各自でビュッフェスタイルの朝食
*モーニングコールはなし
9:30 専用バスにてデリー市内観光に出発
10:20~10:50 ラージ・ガート
*マハトマ・ガンディが火葬された場所
*公園内には黒大理石の演壇がある
11:15~12:00 ショッピングご案内(COTTAGE CRAFTS EMPOLIUM)
*大理石、、宝石、真鍮製品、絵画、シルク、各種手工芸品
12:10~12:40 インド門
*世界大戦で戦士したインド兵士に捧げた記念碑
12:50~13:40 昼食(FUJIYA RESTAURANT)
*インドでの最後の食事(飲み放題サービス)
*水炊き、餃子、唐揚、五目炒め、チャーハン、焼そば等の中華料理
13:50~16:00 インド国立博物館
*カメラ・ビデオ持込は300Rp.
*モヘンジョ・ダロやハラッパ出土のインダス文明関係の展示
*マウリヤ朝やクシャナ朝時代の仏教関係の展示
*ヒンドゥ教関係の彫像やコインの展示
16:05 大統領官邸(車窓見学)
16:10~16:40 ガンディ・スミリティー
*ガンディーが暗殺された場所
*ガンディー夫妻の像のある博物館
17:00 デリー インディラ ガンディ国際空港到着
*お世話になったガイドのネギさんとお別れ
17:15 JLカウンターにて各自個人チェックイン
*航空券、パスポートを提示して荷物を預ける
17:30 インド出国審査
*パスポートを提示し、出国カードを提出して出国手続完了
*出国後の免税店ではインド通過の使用不可
*手荷物検査(手荷物の荷札にスタンプ)、セキュリティ・チェック
19:45 日本航空740(JL-740)便にてデリー出発
*機内食2回、B-777-200
*時差 +3.5時間
【機内泊】
〔旅日記〕
今日はインドでの最終日でデリーの市内観光です。
デリーと言えば、レッドフォート(赤の砦)やタージマハルのモデルとなったフマユーン廟が有名ですが、今回はガンディ・スミリティーや国立博物館を訪ねました。
インド建国の父マハトマ・ガンディが火葬されたラージ・ガートはこれまでもポピュラーな観光地でしたが、そのガンディが暗殺された場所ガンディ・スミリティーは最近人気のスポットです。
インド門の前では多くの子供たちに囲まれ、彼らの目を見ているとインドの力強いエネルギーを感じました。国立博物館ではインダス文明やヒンドゥ関係の展示も充実していましたが、金色のストゥーパの横にあった仏舎利が印象的でした。
デリーの空港でこれまでお世話になったガイドのネギさんとお別れして、JAL便のチェックインカウンターに向かいました。国内線同様、国際線でも機内持ち込み手荷物の検査は厳しく行われました。
しかし、日本航空740便の機内に搭乗するとやはり安心すると同時にくつろぐことができました。
◆9日目 2010年4月21日(水) <→成田>
7:15 (定刻7:00)新東京国際空港(成田)到着
入国審査・通関後自由解散
〔旅日記〕
ほぼ定刻に日本に帰国しました。
幸い荷物にも大きな損傷なく、皆さんもご無事で到着されました。
暑いインドから4月には珍しく雪が降ったという日本に戻り、気温差が心配されましたが、今日はまずまずのお天気でラッキーでした。
私の仕事は皆様と時間を共有することによって「時の流れを物語に変える」ことですが、今回の旅行が素敵な旅物語として皆様の記憶に残れば幸いです。
平成芭蕉の「令和の旅指南」シリーズ第5弾『生まれ変わりの一人旅』
出羽三山の「生まれ変わりの旅」で、私は月山の月読命という月に願い込めましたが、今の私の課題は「月を見上げて、日々の腕立て伏せが出来るか?」ということです。『月』を自らの目標や夢と捉え、『腕立て伏せ』を日々の行動や取り組みと考え、どれだけ、自分自身の目標を見続けながら、日々行動しているのかという問いかけです。
どんなに月に祈りを込めて夢を語っても行動していなければ手にすることはできません。しかし、行動していたとしても目標や夢を見続けていなければ、目の前に現れる出来事をこなしていくだけの味気ない作業になってしまいます。
これからの将来、自分自身が目指すところ、求められることに向かっていくためには、まず「今、何をすべきか」を考えつつ、今の行動は目標にどう紐付けられるのかを自分自身に問いかける必要があります。
立ち止まっては悩み、不安になることも沢山ありますが、そんな時に私は「生まれ変わりの一人旅」で出会った人の言葉や笑顔を思い出し、その方々に恥じぬ行動をしていくことで進むべき方向へと軌道修正されていくように感じています。
どれだけ、私たちは決めた目標を見続けているのか、そして、そこに辿り着く道のりを歩めているのか。こうした疑問を抱いた時には、やはり目標を見失わず、感情を老化させないためにも「生まれ変わりの一人旅」に出て、一歩を侮ることなく、一歩を信頼して進みましょう。令和の旅指南シリーズ5冊目の『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』では、感情の老化を防ぐ私の体験をご紹介しています。
★平成芭蕉ブックス
①『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
②『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
③『松尾芭蕉の旅に学ぶ 令和の旅指南Ⅲ』:芭蕉に学ぶテーマ旅 「奥の深い細道」の旅
④『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』: 感動を味わう一人旅のススメ
⑤『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」
私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って旅しています。
「平成芭蕉同行の旅」では、私が実際にお客様をご案内したツアーの中でも特に印象に残っている旅をご紹介しています。