令和の「平成芭蕉」

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平成芭蕉の世界遺産

平成芭蕉の世界遺産 イギリス~カンタベリー大聖堂とブリティッシュヒルズ

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ブリティッシュヒルズと英国のカンタベリー大聖堂

平成芭蕉の「世界遺産への旅」

平成芭蕉の「世界遺産への旅」

英国人女性旅行家イザベラ・バードのツイン・タイム・トラベルを自ら実践しようと福島県を旅してきました。

NHK大河ドラマ「八重の桜」で紹介された戊辰戦争ゆかりの会津・白河を訪ね、英国文化も体感するべく海抜1000mの羽取湖高原にある「パスポートのいらない英国 ブリティッシュヒルズ」に宿泊しました。

ブリティシュヒルズ

ブリティシュヒルズ

ここは神田外語大学、神田外語学院の学校法人佐野学園が運営する宿泊施設で、中世の英国にタイムスリップすることができます。

英国コッツウォルズ地方のマナーハウス(荘園領主の館)を連想させる建物や歴史を感じさせる木骨組のゲストハウスはまさに中世の英国です。

家具調度品も本物で、偽りのない「異文化空間」ですが、特に敷地内のNature Trailコースは英国のフットパスFoot Path(原風景の散策小径)そのものです。

また、私の好きなシャーロック・ホームズの資料室も「チョーサー」という名のゲストハウスに設けられており、ホームズ研究会も開催されているそうです。

宿泊者むけの英国文化紹介講座や英国の紋章に関する講義も行われていて、英国の好きな人にはおすすめです。

カンタベリー大聖堂とチョーサーの「カンタベリー物語」

カンタベリー大聖堂

カンタベリー大聖堂

そこで今回はブリティッシュヒルズにちなんで英国文化のルーツを探るべく、イギリスでも最古の街の一つで古風な木骨組の家(ウィーヴァーズ)など中世の面影が色濃く残るカンタベリーの世界遺産をご紹介します。

「神の館」「天国への門」とも呼ばれるカンタベリー大聖堂は、ロンドンの東南約80キロに位置するイギリス国教会の総本山で、6世紀末に聖オーガスティンがイギリスに布教し、修道院として建設されました。

12世紀にはヘンリー2世と対立した大司教トマス・ベケットが殉教し、聖人に列せられた後、数々の奇跡を起こすという評判からカンタベリーには多くの巡礼者が詣でるようになりました。

イングランドが生んだ偉大な文学者「チョーサー」の代表作「カンタベリー物語」はそのカンタベリー詣での途中、たまたま旅の道連れとなった庶民の四方山話ですが、訪れる人すべてを優しく迎え入れてくれる庶民的な信仰の地という意味で、カンタベリー詣は日本のお伊勢さん参りにそっくりです。

英国と日本という場所や文化が違っても人の心はいずこも同じで、クリスチャンでなくとも祈りをささげずにはいられません。

英国のカンタベリーに旅する人は、事前にブリティッシュヒルズのゲストハウス「チョーサー」に宿泊し、カンタベリー物語を読んで行かれると英国人気質をより理解できると思います。

祝!日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産登録

「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されたことを記念して、私はみちのくを旅した芭蕉の研究本『松尾芭蕉の旅に学ぶ』と共に『縄文人からのメッセージ』というタイトルで縄文文化を語り、平成芭蕉の『令和の旅指南』シリーズ(Kindle電子本)として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。

また、日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』、感情の老化を防ぐ私の旅日記である『生まれ変わりの一人旅』とともにご一読下さい。

★平成芭蕉ブックス
 ①『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
 『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
 『松尾芭蕉の旅に学ぶ 令和の旅指南Ⅲ』:芭蕉に学ぶテーマ旅 「奥の深い細道」の旅
 ④『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』: 感動を味わう一人旅のススメ
 ⑤『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅

平成芭蕉「令和の旅指南」シリーズ

参考記事:世界遺産の旅における「へー、そうだったの」

★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」

私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って世界遺産を旅しています

平成芭蕉の世界遺産

平成芭蕉の世界遺産

世界遺産とは地球の成り立ちと人類の歴史によって生み出された全人類が共有すべき宝物で、その内容によって①文化遺産②自然遺産③複合遺産に分類されます。この「平成芭蕉の世界遺産」はその世界遺産についての単なる解説ではなく、私が実際に現地に赴いてその土地に生きる人たちと交流した際に感じた感動の記録です。

「令和の旅」へ挑む平成芭蕉

*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照

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