江戸川乱歩のふるさと名張市の名所「伊賀まちかど博物館」
私は伊賀市上野農人町という俳聖松尾芭蕉生家の向かいにあった母方の実家で生まれましたが、育ったのは赤目四十八滝に近い名張市黒田で幼少期を過ごしました。
故郷を流れる黒田川の黒田橋
この名張市は「怪人二十面相」などの探偵小説で知られる作家江戸川乱歩が生まれたミステリアスな町で、かつては隠(なばり)と呼び、忍者の「百地三太夫」や「服部半蔵」の里です。
江戸川乱歩生誕地の石碑
私の育った黒田荘はこの忍者発祥の地と言われ、松尾芭蕉の母もこの名張の百地家の娘で、伊賀市柘植の松尾家に嫁いだのです。
初瀬街道沿いの石の鳥居
そして私の父の実家はこの江戸川乱歩の生家の向かいで、伊勢に続く初瀬街道沿いの宿場町にあったのです。
幕末の町屋座敷で名張の「歴史影絵劇」鑑賞
先日、元伊勢めぐりで久々に故郷の名張に立ち寄ったので、私は故郷の歴史を学ぶべく、その初瀬街道沿いの中町にある「伊賀まちかど博物館(はなびし庵)」を訪ね、「歴史影絵劇」を鑑賞してきました。
はなびし庵の歴史影絵劇
この「伊賀まちかど博物館(はなびし庵)」は「すみた酒店」(名張市中町石の鳥居前)内にあり、幕末の町屋敷である書院造りの座敷で、劇団「ふたり」(店主の角田夫妻)のおもてなしを受けながら影絵劇が楽しめるのです。
今回は名張の観光名所である「赤目四十八滝」を舞台にした幕末の藤堂藩の儒学者、鎌田梁洲が登場する『赤目滝能楽案内』を鑑賞しました。
宇奈根宇流冨志禰神社
他にも名張の宇流冨志禰神社の由緒に関する『宇奈根宇流冨志禰奇談』や江戸川乱歩に関する『乱歩誕生』、伊賀忍者発祥の地である赤目の滝で修行する忍者の物語である『名張忍法帖』、日本語と英語で語られる『バイリンガル七福神』など、影絵で知られざる名張の歴史が学べるのです。
安本亀八作「角田半兵衛夫婦坐像
店内には江戸時代の有名な生人形師、安本亀八作の角田家三代目「半兵衛冨教」と妻「みか」の木彫り像や大名火消しの装束など貴重な品々が所狭しと展示されています。
これまで、名張と言えば「毒ぶどう酒事件」では有名になりましたが、壬申の乱での大海皇子や天照大神に仕える斎王も伊勢に赴く際に通った歴史的な場所であることはあまり知られていません。
そこで、名古屋から近鉄で大阪に行かれる方は、是非とも名張で途中下車し、「はなびし庵」での名張「歴史影絵劇」を鑑賞していただきたいと思います。
劇団「ふたり」の角田館長夫婦
日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産!
「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることを記念して、私はこのたび『縄文人からのメッセージ』というタイトルで令和の旅を語り、Amazonの電子本として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』とともにご一読下さい。
★平成芭蕉ブックス
①『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
②『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
③『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
平成芭蕉ブックス『令和の旅指南』
★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」
私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って日本遺産を旅しています。
平成芭蕉の旅語録
平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。
「令和の旅」へ挑む平成芭蕉
*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照
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平成芭蕉の旅語録~江戸川乱歩の出身地、三重県名張市の名所「はなびし庵」
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江戸川乱歩のふるさと名張市の名所「伊賀まちかど博物館」
私は伊賀市上野農人町という俳聖松尾芭蕉生家の向かいにあった母方の実家で生まれましたが、育ったのは赤目四十八滝に近い名張市黒田で幼少期を過ごしました。
故郷を流れる黒田川の黒田橋
この名張市は「怪人二十面相」などの探偵小説で知られる作家江戸川乱歩が生まれたミステリアスな町で、かつては隠(なばり)と呼び、忍者の「百地三太夫」や「服部半蔵」の里です。
江戸川乱歩生誕地の石碑
私の育った黒田荘はこの忍者発祥の地と言われ、松尾芭蕉の母もこの名張の百地家の娘で、伊賀市柘植の松尾家に嫁いだのです。
初瀬街道沿いの石の鳥居
そして私の父の実家はこの江戸川乱歩の生家の向かいで、伊勢に続く初瀬街道沿いの宿場町にあったのです。
幕末の町屋座敷で名張の「歴史影絵劇」鑑賞
先日、元伊勢めぐりで久々に故郷の名張に立ち寄ったので、私は故郷の歴史を学ぶべく、その初瀬街道沿いの中町にある「伊賀まちかど博物館(はなびし庵)」を訪ね、「歴史影絵劇」を鑑賞してきました。
はなびし庵の歴史影絵劇
この「伊賀まちかど博物館(はなびし庵)」は「すみた酒店」(名張市中町石の鳥居前)内にあり、幕末の町屋敷である書院造りの座敷で、劇団「ふたり」(店主の角田夫妻)のおもてなしを受けながら影絵劇が楽しめるのです。
今回は名張の観光名所である「赤目四十八滝」を舞台にした幕末の藤堂藩の儒学者、鎌田梁洲が登場する『赤目滝能楽案内』を鑑賞しました。
宇奈根宇流冨志禰神社
他にも名張の宇流冨志禰神社の由緒に関する『宇奈根宇流冨志禰奇談』や江戸川乱歩に関する『乱歩誕生』、伊賀忍者発祥の地である赤目の滝で修行する忍者の物語である『名張忍法帖』、日本語と英語で語られる『バイリンガル七福神』など、影絵で知られざる名張の歴史が学べるのです。
安本亀八作「角田半兵衛夫婦坐像
店内には江戸時代の有名な生人形師、安本亀八作の角田家三代目「半兵衛冨教」と妻「みか」の木彫り像や大名火消しの装束など貴重な品々が所狭しと展示されています。
これまで、名張と言えば「毒ぶどう酒事件」では有名になりましたが、壬申の乱での大海皇子や天照大神に仕える斎王も伊勢に赴く際に通った歴史的な場所であることはあまり知られていません。
そこで、名古屋から近鉄で大阪に行かれる方は、是非とも名張で途中下車し、「はなびし庵」での名張「歴史影絵劇」を鑑賞していただきたいと思います。
劇団「ふたり」の角田館長夫婦
日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産!
「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることを記念して、私はこのたび『縄文人からのメッセージ』というタイトルで令和の旅を語り、Amazonの電子本として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』とともにご一読下さい。
★平成芭蕉ブックス
①『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
②『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
③『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
平成芭蕉ブックス『令和の旅指南』
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私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って日本遺産を旅しています。
平成芭蕉の旅語録
平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。
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*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照
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