令和の「平成芭蕉」

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平成芭蕉の世界遺産

平成芭蕉の世界遺産 アメリカ~ ニューヨーク 自由の女神とウルトラクイズ

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ウルトラクイズで有名な世界遺産 ニューヨーク自由の女神像

平成芭蕉の「世界遺産への旅」

平成芭蕉の「世界遺産への旅」

「ニューヨークへ行きたいかー?」で有名なアメリカ横断ウルトラクイズは、今はなきパンアメリカン航空本社ビルのあるニューヨークを目指していました。

そして憧れの自由の女神像は、ニューヨークのみならず、アメリカのシンボルとして世界遺産に認定されましたが、かつてアメリカへ船で渡って来た移民は、ニューヨーク入港時にこの自由の女神像を見て、新大陸への夢と希望をふくらませ、勇気づけられたと言われています。

夢と希望の象徴、アメリカの世界遺産 ニューヨーク「自由の女神像」

ウルトラクイズで有名になったニューヨークのシンボル

自由の女神と言えば、かつての日本テレビの人気番組「ニューヨークへ行きたいか」で始まるアメリカ横断ウルトラクイズで有名になりましたが、実際にはニューヨークではなく、ニュージャージー州との間の海上のリバティ島に建っています。「自由を願う者よ、貧しく打ちひしがれ、疲れきった者よ、ここに来るがいい」と自由の女神は高々と炎を掲げて「新大陸」アメリカの入り口から呼びかけています。

アメリカ横断ウルトラクイズの旅行は、私が在籍していた近畿日本ツーリスト銀座海外旅行支店で担当しており、それだけに私も「自由の女神像」には思い入れがあります。

「自由の女神像」の由来

世界を照らす自由の像「自由の女神」

本名はThe Statue of Liberty Enlightening the World と言って、「世界を照らす自由の像」が正しい訳ですが、像のモデルは製作者バルトルディの母ですから、女神と言っても間違いではありません。しかし、顔は母親ですが、手は妻のもので、力強く一歩踏み出した左足が「鎖」を断ち切り、束縛からの自由を表現しています。

発案の中心となったのは、フランスの歴史家で政治家でもあったエドゥワール・ラブレーで、彼は1865年の夏、晩餐会を開いて「11年後のアメリカ独立100年を記念し、アメリカに仏米合作の碑を建てよう」と提案したのです。提案に共感した招待客の中の一人が製作者であるフランスの彫刻家バルトルディでした。

1871年、ラブレーから現地視察を依頼されたバルトルディは、朝日に輝き、活気に満ちたニューヨーク港に浮かぶベッドロウ島(現在のリバティ島)を目にして、「新世界の玄関口にあるこの島に崇高な理想を掲げる女神像を建て、人々を迎え入れるのだ」と女神像のイメージを描いたと言われています。

この自由への熱き思いを託す女神像は、1885年にフランスから贈られ、翌年にニューヨークで組み立てられましたが、右手には世界を照らす松明、左手には1776年7月4日と記された独立宣言書を持っています。

フランスのパリにもセーヌ河のグルネル橋のたもとに小さな自由の女神像がありますが、こちらは返礼としてパリに住むアメリカ人がフランス革命100周年を記念して贈ったものです。

そのため、左手の独立宣言書の日付はフランス革命のきっかけとなったバスティーユ牢獄襲撃の日である1789年7月14日の日付が刻まれています。

バッテリーパークからフェリーで訪ねる

自由の女神を訪れる際には、マンハッタン島の南端にあるバッテリーパークからフェリーで像の建つリバティ島に上陸するだけではなく、1892年から1954年までアメリカ上陸前の手続きや身体検査の行われたエリス島にも立ち寄って移民博物館を見学されることをお勧めします。

船から見る「自由の女神像」

アメリカがかつて多くの移民を受け入れ、本当の自由の国であったことが理解できると思います。

アメリカへ船で渡って来た移民は、ニューヨーク入港時にこの自由の女神像を見て、新大陸への夢と希望をふくらませ、勇気づけられたと言われています。

映画「タイタニック」にもニューヨーク港のシーンが登場しています。

しかし、移民を受け入れた国であるが故に自由の女神像が白人か黒人かの議論にもなりました。

幸い像は銅製で、白でも黒でも黄色でもなく、緑青のために緑色になっているので私は緑人という公平な解釈が適切かと思います。

祝!日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産登録

「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されたことを記念して、私はみちのくを旅した芭蕉の研究本『松尾芭蕉の旅に学ぶ』と共に『縄文人からのメッセージ』というタイトルで縄文文化を語り、平成芭蕉の『令和の旅指南』シリーズ(Kindle電子本)として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。

また、日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』、感情の老化を防ぐ私の旅日記である『生まれ変わりの一人旅』とともにご一読下さい。

★平成芭蕉ブックス
 ①『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
 『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
 『松尾芭蕉の旅に学ぶ 令和の旅指南Ⅲ』:芭蕉に学ぶテーマ旅 「奥の深い細道」の旅
 ④『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』: 感動を味わう一人旅のススメ
 ⑤『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅

平成芭蕉「令和の旅指南」シリーズ

参考記事:世界遺産の旅における「へー、そうだったの」

★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」

私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って世界遺産を旅しています

平成芭蕉の世界遺産

平成芭蕉の世界遺産

世界遺産とは地球の成り立ちと人類の歴史によって生み出された全人類が共有すべき宝物で、その内容によって①文化遺産②自然遺産③複合遺産に分類されます。この「平成芭蕉の世界遺産」はその世界遺産についての単なる解説ではなく、私が実際に現地に赴いてその土地に生きる人たちと交流した際に感じた感動の記録です。

「令和の旅」へ挑む平成芭蕉

*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照

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