令和の「平成芭蕉」

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平成芭蕉の旅語録

平成芭蕉の旅語録~泉岳寺での忠臣蔵「赤穂義士追憶の集い」

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忠臣蔵「赤穂義士討ち入り満316年祭」

忠臣蔵の中央義士会法要と記念講演会

12 月14 日は恒例の泉岳寺での「赤穂義士追憶の集い」に行ってきました。

本来ならば赤穂義士に倣って吉良邸裏門の討ち入り集合場所に使われた「前原伊助宅」から「本所吉良邸」、そして両国の回向院を巡ってから泉岳寺に来るべきところですが、今回は22日の「城フェスタ」の準備もあり、中央義士会の法要と記念講演だけに参加しました。

以前はこの12月の歴史的な赤穂事件を取り扱った「忠臣蔵」のドラマがテレビでも多く見かけましたが、最近はその頻度も減ってきているようです。

確かに忠臣蔵はお芝居なので、脚色が多いのはやむをえないのかもしれませんが、中央義士会の中島理事長の歴史的資料に基づく真実の「忠臣蔵」を知れば、やはりこの旧暦12月14日に起きた、通称「赤穂浪士の討ち入り」事件は興味深い内容です。

午後2時からの泉岳寺住職による法要を終えた後は、講談協会所属の田辺凌鶴講談師による「赤垣源蔵徳利の別れ」という記念講演を拝聴しました。

中央義士会の中島康夫理事長の「赤穂義士討ち入り」講演

続いて赤穂義士の子孫紹介があって、最後に中央義士会創立110年を記念して中島康夫理事長の話がありました。

中島理事長にはクラブツーズム講師会においても講演していただいただけでなく、赤穂義士に関する貴重な資料もコピーさせていただいており、大変お世話になっています。

中島理事長は朝起きてから、寝るまで一日中、「忠臣蔵」のことに取り組まれている方で、一つのことに打ち込んで「好きなことをして生きる」見本のような方です。

中島理事長の「赤穂義士討ち入り」の話を聞いているとやはり、武士には「面目」を立てることが大切だと感じました。

大石内蔵助と忠臣蔵から学ぶこと

もっとも大石内蔵助は、堀部安兵衛らが吉良上野介を討とうとはやるのに対し、まずは主君の弟である大学を立てて、お家再興と、吉良家の処分を幕府に嘆願するという冷静な思慮を求めています。

すなわち、お家の再興と吉良家への処分がなされていたら、大石内蔵助は討ち入りを決断しなかったかもしれないのです。

しかし、大石は大学が広島の浅野本家へお預けとなり、赤穂浅野家の再興が難しくなったと判断、「討ち入り」を決意したのでしょう。

これが、当時の武士道の考えで、最近では忠臣蔵に対する関心が薄れてきているようですが、私はこの大石の主君に対する忠義と冷静さは大いに見習うべきだと思っています。

そこで、外は非常に寒かったのですが、浅野内匠頭と47義士、討ち入り前に自害した萱野重実、そして瑤泉院の墓前にお参りしてから帰りました。

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私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って日本遺産を旅しています。

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平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。

「令和の旅」へ挑む平成芭蕉

*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照

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