令和の「平成芭蕉」

令和の「平成芭蕉」

平成芭蕉同行の旅

一度は行きたいウユニ塩湖 アンデスのチリ・ボリビア11日間

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人気のウユニ塩湖とアタカマ砂漠を巡るチリ・ボリビアの旅 11日間

チリ北部のアタカマ高地から世界一大きな平原、ウユニ塩湖を訪ねるツアーで、憧れのウユニ湖畔の塩のホテルに連泊します。

標高3000m以上の高地にあるため、高山病等に注意しながら、まぶしいほどに輝く白の世界と抜けるように青く限りなく澄んだ空、美しい砂漠の夕陽や満天の星空を満喫しました。

アンデスの風が渡る アタカマ砂漠とウユニ塩湖 11日間

関連記事:「塩」をテーマとした旅~ボリビアの「ウユニ塩湖」と「塩の道」

◆1日目  2010年10月6日(水)  <成田→ロスアンゼルス→>

14:50 新東京国際空港(成田)第2ターミナル北団体受付カウンターにて受付開始

15:00 日本航空カウンターにて各自個人チェックイン

16:30 63番ゲートより搭乗開始

17:20 日本航空062便(JL-062)にてアメリカのロサンゼルスへ
  *機内食2回+スナック、B777-300(ABC-DEF-JKL) 
  *時差 -16時間

10:45 (定刻11:00)ロスアンゼルス国際空港到着
  *米国入国審査(パスポート・税関申告書、指紋登録・写真撮影)
  *通関手続(税関申告書、荷物はサンチャゴまでスルー)
  *手荷物検査・セキュリティの後、ラン航空カウンターへ移動

11:45 ラン航空カウンターにて個人チェックイン

12:35 110番ゲートより搭乗開始

13:20 ラン航空601便(LA-601)にてチリのサンチャゴへ
  *機内食2回、B767-300(AC-DFH-JL) 
  *時差 +2時間

0:05 リマのホルヘ・チャベス国際空港到着
  *機内待機
  *希望者は空港待合室のWCへご案内

【機内泊】

〔旅日記〕

チリのラン航空

チリのラン航空

成田空港第2ターミナル北団体受付カウンターに集合。
チリ北部のアタカマ高地から世界一大きな塩の湖、ウユニ塩湖を訪ねるツアーです。
今回は憧れの一度は泊まりたいウユニ湖畔の塩のホテルに連泊します。
標高3000m以上の高地を旅行するので、高山病等に注意しながら、まぶしいほどに輝く白の世界と抜けるように青く限りなく澄んだ空、美しい砂漠の夕陽や満天の星空を満喫していただきたいと思います。
まずは面倒なアメリカ入国手続を終えて、ロサンゼルスよりラン航空でチリのサンチャゴに向かいます。途中、リマの空港に立ち寄り、本来は機内待機ですが、一部のお客様と一緒に空港内のお手洗いに行きました。
ついでに空港内のショップで高山病に即効性のあるコルミナという薬を探しましたが、残念ながらどこの店にもありませんでした。
リマで日付が変わりましたが、今日は長い移動の一日です。

 

◆2日目  2010年10月7日(木)  <→サンチャゴ→カラマ>

1:15 チリのサンチャゴへ向けて出発
  *機内食1回、AB340-300(AC-DEFG-JK) 
  *時差 +1時間

5:35 サンチャゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港到着
  *チリ入国審査(パスポート・出入国書類・税関申告書)
  *通関手続(税関申告書提出)

6:00 現地ガイドMr. Victor Mirandaの出迎えでホテルへ
  *チリ滞在中の諸注意等

6:30 ホテル・ボナパルテ着後、チェックイン

7:00~10:00 朝食(ホテルレストラン)
  *朝食後、お部屋にて休憩

【HOTEL BONAPARTEにて休憩】

12:15~13:00 昼食(ホテルレストラン)

13:15 専用車にてサンチャゴ市内観光へ

13:45~14:10 サン・クリストバルの丘
  *バスにて頂上の展望台へ

14:15~14:35ラピスラズリの専門店 
  *ショッピング及びWC休憩

14:40~15:20 アルマス広場
  *カテドラル、旧国会議事堂(エドワルド宮殿)
  *憲法広場、モネダ宮殿、自由広場(車窓)

15:30 専用車にてサンチャゴの空港へ

16:15 サンチャゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港到着

17:50 ラン航空156便(LA-156)にてアタカマ砂漠の入り口であるカラマへ

19:55 カラマのエル・ロア空港到着

20:30 現地ガイドMr. Patricio Carmonaの出迎えでホテルへ

20:45 パーク・カラマ・ホテル到着
  *チェックイン後、夕食レストランへご案内

21:00 ホテル内レストランにて夕食
  *ビュッフェスタイル

【PARK CALAMA HOTEL 泊】

〔旅日記〕

サン・クリストバルの丘

サン・クリストバルの丘

早朝にチリの首都サンチャゴに到着しました。細長いチリのほぼ真ん中に位置する約700万人が暮らす大都市です。
四方を山に囲まれ、スモッグが多く、ポリューションの街と呼ばれていますが、今日は幸いアンデスの山々もくっきりと見ることができました。
ラッシュアワーの前でしたので、空港からホテルへはスムーズで渋滞もありませんでした。
新市街にあるホテル・ボナパルテにチェックインして朝食後はしばらく休息していただきましたが、多少は疲れがとれたようです。
カラマへの航空便は夕刻なので、ホテルで昼食を取った後は、ガイドのVictorさんとサンチャゴ市内観光にご案内させていただきました。
まずはセントロの北東にそびえるサン・クリストバルの丘に登りました。
標高880mの丘の頂上には両手を広げて立つ白亜のマリア像があり、その下の展望広場からはサンチャゴ市街が一望できました。
丘を降りて旧市街に向かう途中でチリの名産ラッピスラズリの専門店に立ち寄りました。
世界でアフガニスタンとチリだけでしか産出されないブルーの鉱石です。
旧市街では中心のアルマス広場を散策し、チリ・カトリックの総本山であるサンチャゴ大聖堂を見学しました。
サン・フランシスコ・ザビエルの木像と見事な銀のランプが印象的でした。
旧国会議事堂前のエドワルド宮殿から憲法広場を経てアウグスト・ピノチェトのクーデターで有名になったモネダ宮殿も車窓より見学しました。
サンチャゴの市内観光を終えた後は、親日家のVictorさんと空港でお別れして、空路アタカマ砂漠への拠点カラマへ飛びました。

◆3日目 2010年10月8日(金) <カラマ→サン・ペドロ・デ・アタカマ>

6:00~9:00 朝食(ホテル内レストラン)

9:30 チェックアウト後、専用車にてサン・ペドロ・デ・アタカマへ出発(145km)
  *世界最大の露天掘りチュキカマタ銅山を遠望
  *荒涼としたアンデスの砂漠を走る(ドメニコ山脈)

10:10~10:20 パロスアラナ峠でPhoto Stop

10:50~11:05 月の谷の入り口Salt MountainにてPhoto Stop

12:30 サン・ペドロ・デ・アタカマ到着後、ホテル・キマルにチェックイン

12:45~13:30 市内のレストランAdobeにて昼食
  *野菜スープ、鮭のムニエル、ケーキ

13:35 昼食後、フリータイム

14:15 専用車にて月の谷へ

14:30~15:40 月の谷Valle de la Luna観光
  *デス・バレー Death Valley
  *三人のマリア The Three Maries
  *岩塩の採掘場 The Salt Mines
  *アンフィシアター Amphi Theatre

16:20~18:45 CARIの砂丘に登って夕陽鑑賞 
  *Great Dune Path
  *聖なる山リカンカブールが夕陽に染まりました

19:30 ホテル・キマルに到着

20:00~21:30 夕食(ホテル内レストラン)
  *前菜(トマトとモッツァレラチーズのサラダ)
  *メイン(スズキのオーブン焼き)
  *デザート(ティラミス)

【HOTEL KIMAL泊】

〔旅日記〕

月の谷

月の谷

今日はカラマからアタカマ高地のサン・ペドロ・デ・アタカマへの移動し、本格的な観光のスタートです。
カラマはエル・ロア地方の中心地で人口15万人程度の小都市ですが、世界最大級の露天掘り銅山チュキカマタで有名です。
バスはそのチュキカマタ銅山を遠望しながら、アタカメーニョ族が最初に住み着いて部落を作ったというチリで最も古い町サン・ペドロを目指さします。
標高2438mの高地に位置するこの町はアドベ(日干しレンガ)で造られた平屋が立地並び、1時間もあれば1周できてしまうほどの小さな町です。
まずは町の中心カラコレス通りにあるレストランAdobeで昼食を取り、ホテルでしばらく休憩した後、「月の谷」へ出発です。
サン・ペドロ・デ・アタカマから約30分走ると月面を思わせるような光景が現れました。
岩肌の浸食具合が月面のクレーターのように見えることからMoon Valleyと呼ばれています。
夕陽を鑑賞するためにGreat Dune Pathと呼ばれる砂道を登り、砂丘の上で夕陽が落ちるのを待ちました。
太陽が沈んでいくにつれて砂丘が赤く染まり、リカンカブール火山も水面に浮いたように輝いて見えました。
ホテルに戻り、夕食時に坂田さんの誕生日祝いをしましたが、レストランの従業員にとってはバースディケーキが珍しいようで、メインディッシュよりもケーキをいつ出すかで大騒ぎをしていました。
そこでバースディケーキを従業員にもプレゼントしたところ大変喜んでくれました。

 

◆4日目  2010年10月9日(土)  <サン・ペドロ・デ・アタカマ>

4:00 モーニングコール

4:30 専用車にてタティオ間欠泉へ
  *途中、満天の星座観測(天の川がきれいに見えました)
  *ホテルで用意された朝食サンドイッチ持参

6:00~6:30 タティオ間欠泉入り口にてWC休憩

6:00~10:30タティオ間欠泉見学
  *標高4,320m、徒歩にて各所の間欠泉を巡る

9:00 夜明けの間欠泉バックにピクニックスタイルの朝食
  *温かいコーヒー、紅茶サービス

10:50~11:05 プタナ火山の見えるプタナ川沿いでPhoto Stop

11:40 本日の最高地点(標高4,510m)通過

12:30 プリタマ温泉
  *入浴希望者と歩いて温泉の脱衣所へ
  *川が温泉になっており、6か所ある

12:40 ホテル・キマルに到着

12:45~13:30 市内レストランLa Estakaにて昼食
  *野菜スープ、ステーキ、デザート

13:30 昼食後、フリータイム 
  *サン・ペドロ・デ・アタカマの市内散策又はホテルにて休憩

13:40 希望者はインディヘナのトコナオ村へ出発
  *途中、車窓より天文台見学

14:30~15:40 トコナオ村散策
  *隠れた渓谷ケプラダ・デ・ヘレス
  *村の象徴の鐘楼とサン・ルーカス教会
  *リャマのいる民芸品店に立ち寄り

16:20~17:00 アタカマ塩湖
  *フラミンゴの生息地チャクサ湖
  *Andean Flamingo, Chilean Flamingo, James Flamingoの3種
  *アタカマ塩湖を染める夕陽鑑賞

17:30 ホテル・キマルに到着

19:30 夕食(ホテル内レストラン)
  *前菜(クリームスープ)
  *メイン(ステーキ、チキン、魚料理から選択)
  *デザート(フルーツ盛り合わせ)

今晩0時よりチリのサマータイムで1時間進める

【HOTEL KIMAL泊】

〔旅日記〕

チャクサ湖のフラミンゴ

チャクサ湖のフラミンゴ

今日はまだ夜が明けないうちにタティオ間欠泉に向けて出発です。
途中、サン・ペドロの街の郊外で夜空の星を鑑賞しました。
澄み切った空気のおかげで天の川をはじめ満天の星空が満喫できました。
タティオ間欠泉は標高約4500mのところにある世界最高所の間欠泉で、日の出とともにあちこちから立ち上る水蒸気が真っ白く見えて自然の秘めた力を感じる場所です。
太陽が昇るにつれて周囲の山々が赤く染まり、外気も徐々に暖かくなってきたところで、ホテルから持参したサンドイッチの朝食を食べました。
タティオ間欠泉からの帰りにはプリタマ温泉に立ち寄りました。
この温泉は深い渓谷の中を流れる川が天然の温泉になっていて、水着着用で入浴します。
残念ながら半数以上のお客様は高山病のためか、車内で休息されていましたが、入浴された方は秘境の露天風呂で貴重な体験をされたことと思います。
午後の観光ではインディヘナのトコナオ村に立ち寄ってからアタカマ塩湖の中にあるフラミンゴのコロニーを訪ねました。
トコナオ村は美しい渓谷ケプラダ・デ・ヘレスにあり、トコナオという意味は隠れた谷という意味だそうです。
村の中心にはユニークな鐘楼を持つサン・ルーカス教会があり、地元の学生も見学に来ていました。
アタカマ塩湖は、面積約30万ヘクタール、岩塩だらけの湖でウユニ塩湖のような真っ白ではなく、少し雪が積もったような茶色の大地です。
この中にあるチャクサ湖が自然保護区に指定されているフラミンゴのコロニーです。世界で5種類いるフラミンゴのうちの3種が生息しており、夕陽とともに美しい不死鳥のようなフラミンゴを鑑賞することができました。

 

◆5日目  2010年10月10日(日) <サン・ペドロ・デ・アタカマ→ヒト・カホン→ヴィラマール>

6:30 モーニングコール

7:15 朝食(ホテルレストラン)

8:00 チェックアウト後、専用車にてチリ税関事務所へ

8:10~8:30 チリ税関
  *チリの出国手続(パスポート、出国カード)

8:30 引き続き、チリとボリビアの国境へ

8:40 ヒト・カホンのボリビア国境事務所到着
  *時差1時間
  *ボリビア出入国カード準備
  *チリでお世話になったPatricioさんとお別れ
  *ボリビアのガイドCarlosさんとドライバー3名と合流
  *ドライバーはPaulino, Roger, Jarier

10:30 ボリビアの入国手続後、3台の四輪駆動車に分乗

10:40 エディアルド・アバロア国立自然保護区内の観光に出発

11:00~11:20 エディアルド・アバロア国立自然保護区観光
  *ラグーナ・ブランカ
  *ラグーナ・ベルデ
  *リカンカブール火山

11:30~11:35 ダリの砂漠

11:45~12:30 昼食(チャビリ湖畔のレストラン)
  *前菜(サラダ)
  *メイン(チキン)
  *昼食後フリータイム、WC休憩

11:45~12:30 間欠泉Del Sol de Manana
  *標高4,400m

11:45~12:30 ラグーナ・コロラダ
  *多くのフラミンゴが生息
  *湖畔にはリャマ

13:30 ビラマール渓谷
  *野生のウサギ

15:00 ホテル ヴィラ マール到着
  *夕食まで休憩  

19:00 夕食(ホテル内レストラン)
  *前菜(野菜スープ)
  *日本からのにゅー麺
  *メイン(ラム肉)
  *デザート(ケーキ)
  *近所の少年楽団の演奏

【HOTEL JARDINES DE VILLA MAR泊】

〔旅日記〕

ラグーナ・ベルデとリカンカブール山

ラグーナ・ベルデとリカンカブール山

今日はチリからヒト・カホンの国境を越えてボリビアに入国します。
カラマから一緒だったガイドのPatricioさんとお別れして、今日からはボリビアのガイドCarlosさんと共に4WDで観光します。
国境で3台の4WDに乗り換え、エディアルド・アバロア国立自然保護区内の観光に出発です。
まずはラグーナ・ブランカ(白の湖)とラグーナ・ベルデ(緑の湖)に立ち寄りましたが、正面には美しいリカン・カブール火山が見れました。
途中、温泉のあるチャビリ湖畔のレストランでドライバー手作りの昼食を食べた後、多くのフラミンゴが生息する赤い湖ラグーナ・コロラダを目指します。
昨日のチャクサ湖でもフラミンゴを見ましたが、このコロラダ湖でも多くのフラミンゴが生息しており、太陽の光によって変化するピンク色の湖面に群がるフラミンゴの群れは壮観でした。
宿泊地への途上にあるヴィラマール渓谷では野生のウサギも見ることができました。
ヴィラマールの村はリャマの牧草地帯で、夕暮れ時には山から下りてくるリャマの群れが多く見られました。
夕食時には日本から持参したにゅー麺で暖まりましたが、地元の子供たちと先生からなる楽団の演奏も心温まる歓迎でした。

 

◆6日目  2010年10月11日(月) <ヴィラマール→ウユニ塩湖> 

7:30 モーニングコール

8:00~8:30 朝食(ホテルレストラン)

8:30 専用車にてアンデス高原を走り、ウユニ塩湖へ

10:30~10:40 岩の渓谷Valley of the Rocks
  *プレ・インカ時代に描かれた壁画が残る

12:45~12:55 ロスト・オブ・イタリアLost of Italy
  *古代ローマの遺跡に似た岩窟群

13:35 モノリート・ロックスMonoleat Rocks
  *人面に似た岩や多くの奇岩
  *アロタAlota
  *クルピナCulpina-k

13:45 サン・クリストバルSan Cristbal
  *鉱業の街

13:50~14:50 昼食(HOTEL SAN CRISTBAL)
  *前菜(サラダ)
  *メイン(チキン)

14:20 San Cristbal Church入場見学
  *コロニアル風のカトリック教会

14:25 コロラダ砂漠Desiert de Pampa Colorada
  *赤い砂の砂漠

14:30~15:10 列車の墓地 Cementerio de Trenes
  *列車や汽車の残骸が残る

ウユニの塩のホテル

ウユニの塩のホテル

15:15 ウユニUyuni
  *両替、WCご案内の後、フリータイム
  *市内散策およびショッピング

16:15 塩のホテルへ

16:30 ホテル クリスタル サマーニャ到着 

*夕食まで休憩

19:30 夕食(ホテル内レストラン)
  *前菜(スープ)
  *メイン(リャマのステーキ)
  *デザート(ケーキ)

【HOTEL DE SAL CRISTAL SAMANA泊】

〔旅日記〕

アンデスの風物詩リャマ

アンデスの風物詩リャマ

今日はいよいよツアーの主たる目的地ウユニ塩湖へ向かいます。
The Valley of the Rocksと呼ばれる渓谷にある岩窟や奇岩を見学しながら北上し、途中、コロニアル風の教会と鉱業で知られるサン・クリストバルで昼食を取りました。
通常は教会の中には入れないそうですが、今回は中に入ることもできました。
サン・クリストバルから先は赤い砂のコロラダ砂漠が続き、ウユニの街に入る手前にはかつてボリビアで走っていた列車の残骸が放置されたCementerio de Trenesという列車の墓場がありました。
ウユニの街は標高3660m、人口約1万人のインディヘナの町ですが、ウユニ塩湖の観光拠点だけあって両替所や土産店も多く、時計台広場を中心に学生等でにぎわっていました。
駅前広場を散策しながらショッピングを楽しんだ後は、一路、ウユニ湖畔の塩のホテルを目指しました。
宿泊ホテルのクリスタル・サマーニャには通路のいたるところに塩でできた彫刻があってウユニ塩湖に来たという実感がわいてきました。

 

◆7日目  2010年10月12日(火) <ウユニ塩湖>

8:00~10:00 朝食(ホテルレストラン)

10:00 4WD専用車にてウユニ塩湖ドライブへ出発

8:15~8:20 コルチャニColchani村
  *製塩所の見学後、ショッピング
  *ウユニの塩や塩で作った民芸品等
  *0.5kgと1kgの2種類の塩、ヨード添加済み

8:20~8:25 塩湖の目Eyes of the Salt Lake
  *塩湖のくぼみ
  *危険なので標識が立てられている

9:30~9:40 最初に出来た塩のホテル プラヤブランカ  
  *塩湖の真っ只中に建つ一番古い塩のホテル
  *環境問題で表向きは営業停止
  *各国の国旗が立てられている

10:30~11:40 インカワシIsla Incawasi(別名:魚の島)
  *塩湖の真ん中に浮かぶ柱サボテンの島
  *山頂(3,760m)までハイキング
  *樹齢900年以上のサボテンが立つ

11:50~12:40 下山して島のレストランで昼食
  *リャマの肉料理、ハンバーガー

12:45~昼食後、フリータイム
  *塩湖にてマジック写真撮影

13:40 塩湖をドライブしてトゥヌパ火山の麓へ
  *途中、今朝降った雨で鏡の塩湖を体験

14:45~15:15 トゥヌパ火山中腹の展望所
  *ウユニ塩湖に浮かぶインカワシを一望
  *洞窟のミイラを見学

15:55~16:40 コケサCoquesa村観光
  *小さな町の教会と代表的な民家

17:30~18:15 ウユニ塩湖に沈む夕陽鑑賞
  *雲の切れ間に美しい夕陽  
  *オレンジ色に染まる塩湖

19:00 日没後の星座鑑賞
  *残念ながら雲が多く、星座はいまいちでしたが月は見れました

19:30 ホテル クリスタル サマーニャ到着

20:00 夕食(ホテル内レストラン)
  *前菜(サラダ)
  *メイン(ビーフステーキ)
  *デザート(アイスクリーム)

【HOTEL DE SAL CRISTAL SAMANA泊】

〔旅日記〕

ウユニ塩湖の魚の島

ウユニ塩湖の魚の島

今日はツアーのハイライト、ウユニ塩湖Salar de Uyuniのドライブです。
しかし、朝から雨模様で天候が心配されましたが、コルチャニ村の製塩所を見学し、ウユニ塩湖のなかほどにある魚の島Isla de Pescaに到着する頃には晴れました。
早速、サボテンが多数生えているこの島の山頂を目指してハイキング。
サボテンは昔、インカの人々が植えたらしく、山頂への途中には1200年以上も生きたサボテンの枯れた姿がありました。
山頂からは見渡す限り真っ白な世界が広がり、壮観でした。
塩湖の大きさは南北約100km、東西約250km、面積約12,000k㎡、約20億トンという膨大な塩の塊です。
山頂で記念撮影の後、島のレストランで昼食を取り、塩湖に出てマジック写真の撮影を試みました。
雲の流れを見ながら、次にトゥヌパ火山の麓を目指しましたが、途中、今日降った雨水がたまったところで、雨期に見られる鏡に似たウユニ塩湖も体験できました。
トゥヌパ火山中腹の展望所からの塩湖も素晴らしい景観でしたが、近くの洞窟を訪れたお客様はそこで見たミイラの方が印象に残ったかもしれません。
帰りには麓のコケサ村に立ち寄り、ケチュア族の代表的な民家や村の教会を見学し、最終的に夕陽を見るスポットを探してドライブしましたが、美しい大きな虹も現れて夕陽とともに幻想的でした。
残念ながら、星座は雲がかかって多くは見れませんでしたが、大満足の1日でした。

◆8日目  10月13日(水)  <ウユニ塩湖→オルーロ→ラパス>

5:30 モーニングコール

6:00~6:30 朝食(ホテル内レストラン)

6:35 4WD専用車にてオルーロへ

7:15 真っ白なウユニ塩湖に別れを告げて北上
  *西の彼方にコイパサ湖も遠望
  *アンデス高原(アンティプラーノ)のドライブ

10:20~10:30 途中、Rio Mulato近郊でWC休憩(インカ式)

11:20 キヌアの畑やアンデス山脈の絶景

11:45 鉱山の町オルーロOruro
  *悪魔の姿で踊るカルナバルで有名  
  *シモン・パティーニョのスズ成金伝説が生きる
  *駅前広場で4WDよりバスに乗り換え
  *3人のドライバーPaulino, Roger, Jarierさんとお別れ

12:00 徒歩にてオルーロ市内のレストランへ

12:10~13:00 昼食(Restaurant Nayjama)
  *前菜(野菜スープ)
  *メイン(チキンシュニッツェル)
  *デザート(フルーツ)

13:00 昼食後、バスにてラパスへ
  *オルーロ市内のカーニバル・モニュメントを車窓より見学

13:30~13:40 途中、ラパス郊外でWC休憩(インカ式)

13:55 エル・ミラドールEl Miradorからラパス市内を展望
  *高速道路Auto Pistaの料金所付近

14:05 コロニアルなハエン通り
  *スペイン植民地時代の白い建物が壁のように続く

14:10 ムリリョ広場
  *中央にボリビア独立戦争で活躍したムリリョの像が立つ
  *イタリア・ルネッサンス様式の大統領官邸
  *カテドラル
  *東側には国会議事堂

14:20 セントロ散策

14:30~15:30 *サガルナガ通りでショッピングタイム
  *インディヘナの女性の声が飛び交う店が並ぶ
  *メルカド・ネグロの市場

15:40 マリスカス・サンタ・クルス通り

16:00 サン・フランシスコ寺院
  *丸屋根の塔のあるバロック様式
  *金箔の祭壇が輝く16世紀に建立された教会

16:20 中央郵便局

16:35 メイン・ストリートの7月16日通りを歩いてホテルへ

17:00 ホテル エウロパ到着
  *夕食までフリータイム

19:00 夕食(ホテル内レストラン)
  *ミニ・ビュッフェ
  *メインは魚料理
  *デザートは選択

【HOTEL EUROPA泊】

〔旅日記〕

ラパスのムリリョ広場

ラパスのムリリョ広場

今日は白の世界ウユニ塩湖に別れを告げて、ボリビアの実質上の首都ラパスに向かいます。
途中、アンデス高原の鉱山都市オルーロに立ち寄り、4WDからバスに乗り換えましたが、この町は「悪魔の踊りLa Diablada」と呼ばれるカルナバルで有名です。
このオルーロのカルナバルは、ブラジル・リオのカーニバル、ペルー・クスコのインティ・ライミの祭りと並ぶ南米三大祭りのひとつです。
オルーロの駅前でこれまでお世話になった4WDのドライバーさんとお別れし、ボリュームのあるチキンシュニッツェルを食べてからオルーロを出発、途中、町のメインストリートにあるカルナバルに関するモニュメントも車窓より見学できました。
通常、ラパスの町に続く道路は大渋滞するのですが、今日はスムーズで予定より早く到着しました。
そこで、明日に予定されていたたラパスの市内観光で訪ねるムリリョ広場やサガルナガ通りの散策を終えてからホテルvに入ることにしました。
ツアー最後の夕食時にはテレビでチリ鉱山の救出劇の模様がニュースで放映されていましたが、今回、多くの鉱山都市を訪ねたこともあり、本当に助かって良かったと思いました。

 

◆9日目  2010年10月14日(木)  <ラパス→リマ> 

6:30 モーニングノック

6:30~8:00 朝食(ホテル内レストラン)

8:00 ガイドのCarlosさんと共にラパス市内観光へ

8:10 高級住宅街を車窓見学
  *カラコト地区、サン・ミゲル地区

8:15~9:40 ライカコタの丘 Laikakota Mirador
  *ラパスの街を見晴らす展望台
  *エル・アルトの小さな家々や高層ビルなど市内が一望できる
  *月の谷Moon Valeyやイリマニ山も一望できる

9:45 ラパス市内を抜けてエル・アルト地区へ

9:55 エル・アルトのアイマラ族居住区のGSでWC休憩

10:00 チチカカ湖南部のティワナク遺跡へ

10:15~11:40 世界遺産ティワナク遺跡観光
  *カラササーヤKalasasaya
  *遺跡の中心で広さは135×130m
  *ポンセとエル・フライレと呼ばれる石造(モノリート)が残る
  *半地下神殿Tempo Semisubterraneo
  *周囲に180個もの石の顔の彫刻
  *神殿の真ん中にはコンティキ神の立像
  *太陽の門 Puerta del Sol
  *高さ3m、幅3.75m、重さ推定約5tの巨石で作られた門
  *門の上部にはピラコチャ神と48人の鳥人が刻まれる
  *アカパナ(ピラミッド) Akapana
      *高さ15m、底辺210m四方のピラミッド跡

11:55 専用車にて遺跡近くの昼食レストランへ

12:15~13:15 昼食(Restaurant Cabana del Puma)
  *前菜(スープ)
  *メイン(リャマのステーキ、温野菜)

13:15 専用車にてラパスの空港へ

15:45 ラパス エルアルト国際空港到着
  *これまで一緒だったガイドのCarlosさんとお別れ
  *ラン航空カルンターにてチェックイン
  *ボリビア出国手続(パスポート、出国カード、外貨申告書)

13:20 ラン航空2567便(LA-2567)にてペルーのリマへ
  *機内食1回、B767-300(AC-DFH-JL) 
  *時差 -1時間

0:05 リマのホルヘ・チャベス国際空港到着
  *空港内のラウンジへご案内

18:45~23:15 VIP CLUBラウンジにて出発まで休憩
  *軽食・ドリンクサービス
  *インターネット、シャワー利用可

23:15 ラン航空600便の搭乗ゲートへ移動

0:05 ラン航空600便(LA-600)にてロサンゼルスへ
  *機内食2回、B767-300(AC-DFH-JL) 
  *時差 -2時間

【機内泊】

〔旅日記〕

ティワナク遺跡のポンセの石像

ティワナク遺跡のポンセの石像

昨日、ラパスの市内観光を終えることができたので、今日は本来このツアーで予定されていた世界遺産ティワナク遺跡を訪ねることにしました。
まずは、ラパスの南側の高級住宅街を車窓見学しながら市街を一望できるライカコタの丘の上り、ラパスのMoon Valleyからスタートです。
遠くには雪をかぶったイリマニ山(6402m)の霊峰やマッチ箱を並べたような小さな家々、さらにはアンデス山地の青い空が輝いて見えました。
市街を抜けて、昨日通過したエル・アルト地区のガソリンスタンドでWC休憩を取った後、一路チチカカ湖畔の南に位置するティワナク遺跡を目指しました。
このティワナク文化は紀元前200年から1200年頃まで続き、インカ文明にも大きな影響を与えたと言われています。
遺跡の中心カラササーヤでは巨石文明の遺産であるポンセとエル・フライレと呼ばれるモノリート(石像)やピラコチャ神が彫られた遺跡の象徴、太陽の門を見学しました。半地下神殿には180個もの石の顔が彫られ、中には宇宙人に似た顔もあり、興味深かったです。遺跡を見学した後は、近くのレストランで昼食を取り、バスにてラパスの空港に向かいました。ラパスの空港でこれまでお世話になったガイドのCarlosさんとお別れし、帰国の途につきました。

 

◆10日目 2010年10月15日(金)  <リマ→ロサンゼルス→>

6:50 ロサンゼルス国際空港到着
  *米国入国審査(パスポート・税関申告書、指紋登録・写真撮影)
  *通関手続(税関申告書、荷物はPick UpしてJALカウンターで再チェックイン)

7:50~9:45 トム・ブラッドレー・ターミナルにてJALカウンターOpenまで待機
  *2階のフードコートで寿司、うどん等の朝食

9:50 日本航空カウンターにてチェックイン

12:15 103番ゲートより搭乗開始

13:20 日本航空061便(JL-061)にて成田へ
  *機内食2回+スナック、B777-300(ABC-DEF-JKL) 
  *時差 +16時間

【機内泊】

〔旅日記〕

早朝にアメリカのロサンゼルス国際空港に到着し、出発までの間、日本食が恋しくなって寿司やうどんなどの日本食を食べました。
帰国便は日本航空なので、機内に乗り込むとほっとしましたが、改めて南米は遠い国だと痛感しました。
時差の関係で2日間かけての移動です。

 

◆11日目  2010年10月16日(土) <→成田> 

16:45 (定刻14:50)新東京国際空港(成田)到着

17:30 入国審査・通関後自由解散

〔旅日記〕

アタカマ砂漠の夕陽

アタカマ砂漠の夕陽

ほぼ定刻に日本に帰国しました。
高地からの帰国でお疲れかと思いますが、皆様には帰国後の体調管理には十分ご注意いただきたいと思います。
今回のアタカマ砂漠とウユニ塩湖の旅はいかがでしたでしょうか?
私の仕事は皆様と時間を共有することによって「時の流れを物語に変える」ことですが、今回の旅行が素敵な物語として皆様の記憶に残れば幸いです。
また、近い将来ご一緒できる日を楽しみにしております。

平成芭蕉の「令和の旅指南」シリーズ第5弾『生まれ変わりの一人旅』

出羽三山の「生まれ変わりの旅」で、私は月山の月読命という月に願い込めましたが、今の私の課題は「月を見上げて、日々の腕立て伏せが出来るか?」ということです。『月』を自らの目標や夢と捉え、『腕立て伏せ』を日々の行動や取り組みと考え、どれだけ、自分自身の目標を見続けながら、日々行動しているのかという問いかけです。

月山頂上の月山神社

どんなに月に祈りを込めて夢を語っても行動していなければ手にすることはできません。しかし、行動していたとしても目標や夢を見続けていなければ、目の前に現れる出来事をこなしていくだけの味気ない作業になってしまいます。

これからの将来、自分自身が目指すところ、求められることに向かっていくためには、まず「今、何をすべきか」を考えつつ、今の行動は目標にどう紐付けられるのかを自分自身に問いかける必要があります。

立ち止まっては悩み、不安になることも沢山ありますが、そんな時に私は「生まれ変わりの一人旅」で出会った人の言葉や笑顔を思い出し、その方々に恥じぬ行動をしていくことで進むべき方向へと軌道修正されていくように感じています。

どれだけ、私たちは決めた目標を見続けているのか、そして、そこに辿り着く道のりを歩めているのか。こうした疑問を抱いた時には、やはり目標を見失わず、感情を老化させないためにも「生まれ変わりの一人旅」に出て、一歩を侮ることなく、一歩を信頼して進みましょう。令和の旅指南シリーズ5冊目の『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』では、感情の老化を防ぐ私の体験をご紹介しています。

★平成芭蕉ブックス
 ①『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
 『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
 『松尾芭蕉の旅に学ぶ 令和の旅指南Ⅲ』:芭蕉に学ぶテーマ旅 「奥の深い細道」の旅
 ④『生まれ変わりの一人旅 令和の旅指南Ⅳ』: 感動を味わう一人旅のススメ
 ⑤『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅

「令和の旅指南」シリーズ

★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」

私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って旅しています。

平成芭蕉のテーマ旅行

平成芭蕉の旅語録

「平成芭蕉同行の旅」では、私が実際にお客様をご案内したツアーの中でも特に印象に残っている旅をご紹介しています。

「令和の旅」へ挑む平成芭蕉

*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照

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