「成人式」の旅先は新宮晋の「風」まかせ | 芭蕉さんの旅講座

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「成人式」の旅先は新宮晋の「風」まかせ

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「成人の日」の旅行先は風まかせ

「成人式」を迎えれば3つの目が必要

今日1月14日は1月の第2月曜日で「成人の日」です。
成人の日は、1948年に「おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」として1月15日と定められましたが、現在は、2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき1月の第2月曜日に改正され、今日に至っています。
私にとって「成人の日」風まかせに旅をする日と決めていましたが、今年は多摩市関戸公民館において「歴史古道を活かし、多摩地域から日本遺産を~多摩丘陵と武蔵野を結ぶ”いにしえの道たち”」という題目の決起講演会に参加します。
それでは、この講演会がなければ「成人の日」に私がどこへ行こうとしていたかについてお話ししたいと思います。
私は自身の成人式には出席しませんでしたが、父から「大人になれば3つの目を持ちなさい」と教わりました。
3つの「目」とは、1つ目が「虫の目」2つ目が「鳥の目」、そして3つ目が「魚の目」のことです。
1つ目の虫は地上に近いところに棲息し、行動範囲は狭いのですが、その生活圏の情報はしっかりと把握しています。
2つ目の鳥は地上の情報に関しては虫に及びませんが、空から広範囲を眺めることができるので、視野は虫より広く、風の「流れ」で大局的に物事を判断することができます。
3つ目の魚はいわゆる魚眼レンズを持って、海や川に棲息し、基本的に水の「流れ」に乗って生活しています。

「成人式」での父の教えは「時代の流れに逆らわない」

すなわち、成人式を迎えた私に対して「自分の生きる生活文化圏をしっかり観察すると同時に、旅を通じて他の文化圏も見聞し、基本的には時代の流れに逆らわない生き方をすべし」との教えでした。
私が大学を卒業して旅行業界に入ったのもこの父の教えの影響が大なのです。
そこで、成人の日には時代の流れを参考にしつつ、風の流れ、すなわち天候を考えて旅をしていたのです。
すなわち私は「風」をテーマとした旅を目指すのですが、おすすめは「風」の彫刻家と呼ばれる新宮晋(しんぐうすすむ)氏の作品を見に行く旅です。
例えば新宿駅西口地下広場の「宇宙へのメッセージ」、横浜美術館の「風の音符」、関西国際空港の「はてしない空」など全国各地にあります。

新宮晋「風」をテーマとした作品鑑賞の旅

私は西宮が実家ですので、講演会がなければやはり新宮晋さんの本拠地、兵庫県三田市に近い県立有馬富士公園にある「風のミュージアム」を訪ねる予定でした。
画像は昨年、春に訪れた際に撮ったものですが、今はその時の動画を見ながらの作業です。
ここに来ると、それぞれの作品(成人した人)が、風を受けながら自立し、優雅に舞い踊っているように思えて、同時に目には見えない自然のリズムが感じられるのです。
すなわち、あくまでも自然体で、あくせくすることなく、風の流れや風が運んでくる匂いを感じ取れるようになるのです。
私の尊敬する芭蕉さんも旅を住処としましたが、何となく風まかせのような旅をしていたように感じます。
by 【平成芭蕉

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