世界遺産 富士山の絶景ビューポイントと「富士芝桜まつり」 | 【黒田尚嗣】芭蕉さんの旅講座




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世界遺産 富士山の絶景ビューポイントと「富士芝桜まつり」

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日本の最高峰で日本第一の世界遺産 富士山

富士箱根国立公園の目玉イベントで、富士山の里山に春の訪れを告げる「富士芝桜まつり」富士本栖湖リゾートで始まりました。

令和元年の5月26日(日)までの期間中、残雪が美しい世界遺産の富士山と、園内を一面ピンクに染め上げる芝桜の見事な共演が楽しめますが、富士山は自然遺産ではなく日本のシンボルであり文化遺産です。

そこで、富士山の絶景ビューポイントだけでなく、浅間神社の遙拝所や竹取物語についてもご紹介したいと思います。

富士山と双体道祖伸

富士山と双体道祖伸

日本の最高峰であり日本の象徴「富士山」

世界文化遺産「富士山」と「竹取物語」

幻想的なダイヤモンド富士

日本の象徴であり、日本の最高峰である富士山は、自然遺産ではなく文化遺産としてユネスコの世界遺産に登録されています。

その理由は富士山が神聖で荘厳な景観をもとに「信仰の対象」「芸術の源泉」になってきたからです。

ユネスコ世界遺産会議で正式決定した際、富士宮市では7月1日の開山式に登録祝賀の提灯行列が行われましたが、今回は古い時代から愛されてきた日本一の山、富士山について考察したいと思います。

富士山は天下に二つとない山という意味で「不二山」とも書かれますが、一説には「かぐや姫」に由来すると言われています。

「竹取物語」においてかぐや姫は帝に「不老不死の秘薬」を渡すも、姫が月に帰った後、生きる希望を失った帝が日本で一番高い山の山頂でこの「不老不死の薬」を焼いたことから「不死山」という名前が生まれ、さらに帝の使者が「士(つわもの)を連れて山へ登った」ことから「士に富む山」すなわち「富士山」になったという説です。

富士山を浅間大神として祀った富士山本宮浅間大社

富士山と本宮浅間大社

富士山は古くから信仰の対象で、その富士山を浅間大神として祀ったことを起源とする神社が浅間神社です。

富士宮市中にある富士山本宮浅間神社は全国に1300あまりある浅間神社の総本宮で、江戸時代に徳川家康によって現在の社殿が造営され、また、家康の寄進をきっかけに富士山8合目以上をご神体として管理しています。

境内には国の天然記念物に指定されている湧玉池がありますが、かつて登山者はここで身を清める水篭りをしました。

そもそも富士山は活火山で荒ぶる「火の山」の顔もありますが、裾野には豊かな水を蓄えて、多くの湧水をもつ「水の山」でもあります。

そこで火の山と化すことなくいつまでも鎮まりたまえと神水の湧玉池に近い浅間神社に祀られたと伝えられています。

富士山のビューポイントは山宮浅間神社と岩本山公園

山宮浅間神社からの富士山

富士山は神体山(即ち禁足地)であったため、遥かにその雄姿の見える場所からも遥拝されてきましたが、山宮浅間神社は籠屋と石段があるだけで社殿がなく、石垣で囲まれた遥拝が富士山の絶好のビューポイントとなっています。

その東隣の村山浅間神社は坂上田村麻呂も参拝したという古いお社で、境内の傍らには「村山口」という細い山道があります。

これはかつての富士山信仰に基づき、先達の掛け声を合図に上った富士講登山者の登山口でもありました。

富士山には数多くのビューポイントがありますが、その中でも私は静岡県富士市岩本にある標高193mの岩本山公園から眺める富士山の景色が大好きで、特に梅や桜のシーズンは富士山が神秘的に神々しく感じられます。

しかし、信仰対象であるため、麓の茶畑の傍らに立つ双体道祖神を巡りながら美しい富士を遥拝する旅もお薦めです。

by 【平成芭蕉こと黒田尚嗣】

 

 

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