倉敷・備前「日本遺産を訪ねて」 | 芭蕉さんの旅講座

平成芭蕉の旅語録

倉敷・備前「日本遺産を訪ねて」

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旅を愛するあなたへ『奥の深い細道』

旅の達人「平成芭蕉」が、松尾芭蕉の行けなかった世界の名所・旧跡を訪ねた感動の体験記録です。

「旅行+知恵=人生のときめき」で、旅行から人生が変わる体験を味わっていただけます。

平成芭蕉の旅語録「岡山県の日本遺産」

岡山県の「日本遺産を知る」セミナー開催

来る8月11日(土)、12日(日)は、新橋センタープレイス(東京都港区新橋1-11-7)2階にある「とっとり・おかやま新橋館」で、岡山県の平成30年度首都圏情報受発信協同事業の一環として、13:30より次のスケジュールで日本遺産をテーマとしたセミナーが開催されます。

  • 『日本遺産を知る』 開催時間 13:30~14:30
  • 『岡山県内各所の日本遺産について』 開催時間 14:40~16:10
  • 『日本遺産をテーマとした旅行商品の紹介』 開催時間 16:10~16:30

私は第1部の『日本遺産を知る』というテーマで約1時間講演させていただく予定ですが、日本遺産はユネスコが固定資産を認定する世界遺産とは異なり、日本の文化庁が文化財を構成要素とした「ストーリー」を認定するものです。

岡山県の日本遺産

岡山県では平成27年度の旧閑谷学校「近世日本の教育遺産群~学ぶ心・礼節の本源~」に引き続き、平成29年には

備前市の「きっと恋する六古窯~日本生まれ日本育ちのやきもの産地~」

倉敷市の「一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~」

という2つのストーリーが文化庁の日本遺産に登録されました。

六古窯とは日本古来の陶磁器窯のうち、現在まで生産が続けられている代表的な6つの窯(備前、瀬戸、越前、常滑、信楽、丹波)の総称で、日本の技術、伝統を古くから継承している日本独自の焼き物で、備前焼もその一つです。

また、倉敷の日本遺産は県内で初めて単一の自治体で完結する「繊維のまち」のストーリーです。

さらに、岡山県では平成30年に岡山市、倉敷市、総社市、赤磐市が申請した「『桃太郎伝説』の生まれたまち おかやま ~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語~」も日本遺産に認定されました。

日本遺産のストーリーを伝えるには

私は「旅の文化研究所」の神崎所長が監修する総社観光大学で歴史を学び、総社観光ナビゲーターとして、倉敷や備前のみならず、古代吉備の文化についても案内してきましたが、日本遺産におけるストーリーを伝えるのはなかなか大変です。

なぜなら、日本遺産のストーリーを語るとなると一方的な解説ではなく、お客様と「共感する関係」を築く必要があるからです。

すなわち、ストーリーを知っていただくには、検索すれば分かるような説明ではなく、自分の所見を述べた上で、お客様の関心に応じた多様性のある案内が求められるのです。

例えば、世界遺産のピラミッドなどは外観を見るだけでそのすごさが伝わりますが、備前焼のストーリーを知っていただくには、お客様がどの程度、陶器に関心があるかによって説明する内容や説明に要する時間も異なるのです。

日本遺産ガイドの必要性

そこで、この日本遺産を広く知っていただくためには、文化財の分かりやすい説明文の展示に加えて、案内人ガイドの充実が不可欠だと思います。

私は日本のボランティアガイドを高く評価していますが、今後、外国人観光客に対応するには、ホスピタリティは無償でも、ガイド料金は相手に応じて有償にすべきだと考えます。

なぜなら、私の経験上、それなりの料金を支払っても心に残る案内を求めている人が多く存在するからです。

日本人はサービス料を請求することに慣れていませんが、今後はサービスの対価を請求することは悪いことではなく、「サービスを売ることは善である」と認識すべきです。

私は地方創生と日本が真の観光立国となるためにも、日本遺産を案内するガイドさんには頑張ってもらいと思っています。

日本遺産の普及には、文化財を正しく知った上で、ストーリーを分かりやすく説明する人が不可欠だからです。by【平成芭蕉

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