平成芭蕉の旅語録
平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。
*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照
平成芭蕉の心の旅「紀行文を読めば家でも旅気分」
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、旅を住処とする平成芭蕉も今は外出を控えて自宅で執筆活動に専念しています。4月11日付朝刊「日経プラスワン」の何でもランキング「読めば家でも旅気分 旅情が味わえる紀行文学」では、旅の専門家としてベスト10を選ばせていただきましたが、この自宅待機の機会は紀行文学での「心の旅」がおすすめです。
私の敬愛する宮本常一先生の『忘れられた日本人』は第3位にランクされていますが、この本を読めば、私たちが忘れつつある古きよき日本の心を思い起こしてくれます。詳しい記事は下記の「日経プラスワン」のサイトにアクセスしてご覧ください。
https://www.nikkei.com/artic「映像だけでも旅行気分」le/DGXMZO57820780Y0A400C2W03000/
全部で10冊の紀行文が紹介されていますが、中でも『どくとるマンボウ航海記』は、船医として乗り込んだ北杜夫の5カ月半にわたる航海が、ユーモアたっぷりに描かれていて、船旅の楽しさも教えてくれます。
しかし、今回の選定作品の中にはありませんでしたが、私の旅人生に大きな影響を与えたのは、昨年1月に亡くなられた兼高かおるさんの著作とTBS系のテレビ番組『兼高かおる世界の旅』でした。
兼高かおる「世界の旅」年表
私はかつて日本旅行作家協会の会合に参加させていただいた際、兼高かおるさんより
「外国を知って日本も知る、日本を知って外国を知る、そういう両方を知っていくのが国際化なんです」
「あなたも、海外の文化だけでなく、日本の伝統文化についても語りなさい」
とアドバイスをいただきました。
収録フィルム編集中の兼高かおるさん
私も20代から今日まで世界各地を飛び回り、兼高かおるさんにはかないませんが、地球を何周もしているのです。しかし、単に海外の体験談を語るだけでなく、「大切な事は日本の文化と比較しながら世界の文化について語りなさい」というご指摘でした。
そしてさらに兼高さんは「81歳になっても世界の旅は継続中ですのよ!」とおっしゃっておられました。
今の高齢化社会では
「恋に溺れるのが18歳、風呂に溺れるのが81歳」
「心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳」
「自分探しをしている18歳、皆が自分を探している81歳」
「まだ何も知らない18歳、もう何も覚えていない81歳」
といった流行語がありますが、兼高さんは81歳になられてもいろんなことを覚えていらっしゃいました。
平成芭蕉のテーマ旅行とパンナムでの心の旅
そこで私も兼高かおるさんに啓発されて還暦を迎えてから、人生100年時代を楽しく生きるために、よりテーマ性のある旅を追求しています。
お世話になったパンアメリカン航空
私は若いころから世界中を旅しており、今でも現役で全国各地を旅しています。周囲の私を知る者は「行っていないのはあの世だけだな」とまで言っています。兼高かおるさんは「あの世」の下見にいかれたのですが、私はまだまだ、「この世」の復習に追われています。
紀行文学で心の旅
そこで、この機会に近畿日本ツーリストの社史である『臨3311に乗れ(城山三郎)』を読み返し、『私の好きな世界の街(兼高かおる』を読んでは、懐かしいパンアメリカン航空(パンナム)の旅を振り返っています。兼高薫さんの番組もパンナムがスポンサーでしたが、私の20代の海外旅行もパンナムの利用が多く、ブルーの航空カバンには大変お世話になりました。
懐かしいパンナムの航空カバン
残念ながら、淡路島のおのころ淡路ワールドパーク内にあった「兼高かおる旅の資料館」も今年初めに閉館となってしまいましたが、兼高さんの「私の『世界の旅』はプロローグ、その先の物語をつくっていくのは皆さん自身」という言葉が忘れられません。
閉館した「兼高かおる旅の資料館」
一刻も早くこの新型コロナウイルスの脅威が収束し、従来のように安全に「世界の旅」ができる日が来ることを祈念したいと思います。
日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産!
「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることを記念して、私はこのたび『縄文人からのメッセージ』というタイトルで令和の旅を語り、Amazonの電子本として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』とともにご一読下さい。
★平成芭蕉ブックス
①『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
②『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
③『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
平成芭蕉ブックス『令和の旅指南』
★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」
私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って日本遺産を旅しています。
平成芭蕉の旅語録
平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。
「令和の旅」へ挑む平成芭蕉
*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照
関連
令和の「平成芭蕉」
令和の「平成芭蕉」
平成芭蕉の旅語録
平成芭蕉の旅語録〜心の旅「紀行文学」旅情を味わう文学の旅
更新日:
私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って「共感」する旅をしています
平成芭蕉の旅語録
平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。
*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照
平成芭蕉の心の旅「紀行文を読めば家でも旅気分」
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、旅を住処とする平成芭蕉も今は外出を控えて自宅で執筆活動に専念しています。4月11日付朝刊「日経プラスワン」の何でもランキング「読めば家でも旅気分 旅情が味わえる紀行文学」では、旅の専門家としてベスト10を選ばせていただきましたが、この自宅待機の機会は紀行文学での「心の旅」がおすすめです。
私の敬愛する宮本常一先生の『忘れられた日本人』は第3位にランクされていますが、この本を読めば、私たちが忘れつつある古きよき日本の心を思い起こしてくれます。詳しい記事は下記の「日経プラスワン」のサイトにアクセスしてご覧ください。
https://www.nikkei.com/artic「映像だけでも旅行気分」le/DGXMZO57820780Y0A400C2W03000/
全部で10冊の紀行文が紹介されていますが、中でも『どくとるマンボウ航海記』は、船医として乗り込んだ北杜夫の5カ月半にわたる航海が、ユーモアたっぷりに描かれていて、船旅の楽しさも教えてくれます。
しかし、今回の選定作品の中にはありませんでしたが、私の旅人生に大きな影響を与えたのは、昨年1月に亡くなられた兼高かおるさんの著作とTBS系のテレビ番組『兼高かおる世界の旅』でした。
兼高かおる「世界の旅」年表
私はかつて日本旅行作家協会の会合に参加させていただいた際、兼高かおるさんより
「外国を知って日本も知る、日本を知って外国を知る、そういう両方を知っていくのが国際化なんです」
「あなたも、海外の文化だけでなく、日本の伝統文化についても語りなさい」
とアドバイスをいただきました。
収録フィルム編集中の兼高かおるさん
私も20代から今日まで世界各地を飛び回り、兼高かおるさんにはかないませんが、地球を何周もしているのです。しかし、単に海外の体験談を語るだけでなく、「大切な事は日本の文化と比較しながら世界の文化について語りなさい」というご指摘でした。
そしてさらに兼高さんは「81歳になっても世界の旅は継続中ですのよ!」とおっしゃっておられました。
今の高齢化社会では
「恋に溺れるのが18歳、風呂に溺れるのが81歳」
「心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳」
「自分探しをしている18歳、皆が自分を探している81歳」
「まだ何も知らない18歳、もう何も覚えていない81歳」
といった流行語がありますが、兼高さんは81歳になられてもいろんなことを覚えていらっしゃいました。
平成芭蕉のテーマ旅行とパンナムでの心の旅
そこで私も兼高かおるさんに啓発されて還暦を迎えてから、人生100年時代を楽しく生きるために、よりテーマ性のある旅を追求しています。
お世話になったパンアメリカン航空
私は若いころから世界中を旅しており、今でも現役で全国各地を旅しています。周囲の私を知る者は「行っていないのはあの世だけだな」とまで言っています。兼高かおるさんは「あの世」の下見にいかれたのですが、私はまだまだ、「この世」の復習に追われています。
紀行文学で心の旅
そこで、この機会に近畿日本ツーリストの社史である『臨3311に乗れ(城山三郎)』を読み返し、『私の好きな世界の街(兼高かおる』を読んでは、懐かしいパンアメリカン航空(パンナム)の旅を振り返っています。兼高薫さんの番組もパンナムがスポンサーでしたが、私の20代の海外旅行もパンナムの利用が多く、ブルーの航空カバンには大変お世話になりました。
懐かしいパンナムの航空カバン
残念ながら、淡路島のおのころ淡路ワールドパーク内にあった「兼高かおる旅の資料館」も今年初めに閉館となってしまいましたが、兼高さんの「私の『世界の旅』はプロローグ、その先の物語をつくっていくのは皆さん自身」という言葉が忘れられません。
閉館した「兼高かおる旅の資料館」
一刻も早くこの新型コロナウイルスの脅威が収束し、従来のように安全に「世界の旅」ができる日が来ることを祈念したいと思います。
日本の縄文文化「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産!
「北海道と北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されることを記念して、私はこのたび『縄文人からのメッセージ』というタイトルで令和の旅を語り、Amazonの電子本として出版しました。人生100歳時代を楽しく旅するために縄文人の精神世界に触れていただければ幸いです。日本人の心に灯をつける『日本遺産の教科書』、長生きして人生を楽しむための指南書『人生は旅行が9割』とともにご一読下さい。
★平成芭蕉ブックス
①『日本遺産の教科書 令和の旅指南』: 日本人の心に灯をつける 日本遺産ストーリーの旅
②『人生は旅行が9割 令和の旅指南Ⅰ』: 長生きして人生を楽しむために 旅行の質が人生を決める
③『縄文人からのメッセージ 令和の旅指南Ⅱ』: 縄文人の精神世界に触れる 日本遺産と世界遺産の旅
平成芭蕉ブックス『令和の旅指南』
★関連記事:平成芭蕉の旅のアドバイス「旅して幸せになる~令和の旅」
私は平成芭蕉、自分の足で自分の五感を使って日本遺産を旅しています。
平成芭蕉の旅語録
平成芭蕉は「検索すればわかる情報」より「五感を揺さぶる情報」を提供します。旅とは日常から離れ、いつもと違う風、光、臭いなど五感を通じて自分を見つめ直す機会です。そしていつもと違う人に会い、いつもと違う食事をとることで、考え方や感じ方が変わります。すなわち、いい旅をすると人も変わり、生き方も変わり、人生も変わるのです。
「令和の旅」へ挑む平成芭蕉
*「平成芭蕉の旅物語」サイトマップ参照
関連
令和の「平成芭蕉」
令和の「平成芭蕉」
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